リボルバー・リリーのレビュー・感想・評価
全374件中、261~280件目を表示
「職業婦人」が放つ弾丸と甘美
舞台は異国情緒あふれる大正時代の東京。
関東大震災から1年が経とうとしている頃、秩父でとある資産家が殺される事件が起こる。
犯人として報じられた男の旧知の仲であった元女スパイの小曽根百合はこの報道を不審に思い、単身秩父へと向かう。
現場へと向かうとそこには周辺を嗅ぎまわる帝国陸軍の姿があった。n
東京への帰り道、怪しい男たちに追われれている少年に遭遇。
その少年は今回の事件の被害者家族の生き残りであり、また少年は東京にいる小曽根百合に会おうとしていた。そうして、元スパイと少年の逃避行が始まる。果たしてこの事件の真相と結末は。そして、浮かび上がってくるその資産家と主人公小曽根の意外な接点とは。
本作は、見事に再現された大正時代の街並みで行われる丁々発止のアクションと銃撃戦が見どころだろう。ドンパチと繰り広げられる戦闘シーンはとてもエキサイティングだ。そして当時のファッションやヘアスタイルに身を包んだ登場人物たちのハイカラで紳士淑女たる佇まいは男ばかりの「戦場」に「彩り」を添えている。見事なバランスだ。
街並みもこの作品の作り方もどこかエキゾチックな印象を受け、「日本であって日本でない」「邦画であって邦画でない」という不思議な感覚を覚えた。
そして主人公演じた綾瀬はるかの美しさとアクションはずっと見ていられると感じたのは私だけではないはずだ。
雰囲気は好き
二朗さん
ネギ丸さーん!
荒れる波しぶき、無骨な岩肌!タイトルロゴ!
東映!!
ジャバーーン!!
そうだった東映アクションだ!思い出したぞコレ東映アクションだ!!
良かった、ちょうど良かった、休日昼下がりに入場チケットポケット捩じ込むのに最適の映画だ。
見てくれ、とりあえず見てくれ、日曜午後とか、出来ればVHSとかで見て欲しい。
ちょうど良いですよ、気楽に下向き気分をちょい乗せるんにちょうど良い。
たぶん昭和のヤクザ映画とか今ならジョンウイックに乗せたい気持ちを運んでくれるかも知れない。
映画泥棒に六発ぶち込んでから映画マナーうるせえよ!と、スクリーンに「いよっ!!待ってたー!!アヤちゃーーん!!」て叫びたいかも知れない。
映画料金分気持ちいいのよ、満足満足。これシリーズ化してくんねーかな?
季節毎スクリーンに応援したい。
仮面ライダー映画にやって欲しくて全然やってくれない事いっぱいやってくれてる、俺は支持しますよ、これで良いこれくらいがちょうど良い。
1日過ぎて気づいたけど、これジョンウイックと比較する映画じゃ無いコレ見やすいケルベロス地獄の番犬だ!
テンポ悪い
無敵の女小曾根百合
意外と悪くはない
荒唐無稽な話ではあるが大正時代の世相を酌んでアクションものを今つくるとこうなるのではないか。玉の井と陸軍省前のシーンは陸軍部隊の人数を半分にして時間も短縮すれば却って話に厚みが出たかも。リボルバー・リリーの二つ名をタイトルだけに止めて本編内で安易に使わなかったところが好意をもてる。
綾瀬はるかはさすがの貫禄。彼女の意図が良く分からないとのレビューがあったが、かってのボスであった豊川悦司への思慕と彼の子を失った悲しみ、そして彼と本妻?との間の子どもが現れた驚きとその子を守りたいという決意を説明は極力抑えながら表現できていた。女優としての円熟を感じさせる。残念なのはアクションの時も大正浪漫な衣服を身にまとっていたこと。美しい背筋をもっと観たかったな。
面白くなくてガッカリ
綾瀬はるかの衣装と立ち居振る舞いが素敵でした。
主人公について、人を殺さないと決めた(?)割には殺しまくっているようにも見えて、どっちなのかわからず中途半端でした。彼女の信念がどこにあるかわからないまま、結局軍人の言いなりになって少年を海軍に渡してしまう。それで故人の想いを遂げることになるんだろうか?と疑問です。強いのは武術だけで、キャラとしては弱かった印象です。
綾瀬はるかのたたずまいが良かっただけに、残念です。
アクションの酷さは、ガッカリを通り越して今後の日本映画が心配になりました。アクションではなく、ミステリー仕立てにすればもう少しよかったのでは…
あと必要かどうかわからないグロテスクなカットが多々あって、趣味が悪いなと思いました。ラストに白ドレスを血染めにするのも、それがやりたかっただけ感しかなくて興ざめでしたね。
濃霧注意報
長い。。。
唯一、好きだった、たった一人の男に
息子を託されて
リリーが健気に無欲に奮闘するなんて
切ない設定やし
長谷川博己が、バイクで突っ込んだとこなんか
めちゃくちゃ良かったけど。。。
岩見先生(長谷川博己)の「助けたいから、
助けに行く」
このシンプルな気持ちに、共感できたし
とても好きな登場人物でした。
ですが、私の目が悪いのか??
夜のシーンは暗すぎて、わかりにくいし
アクション映画やからアクションが
売りなんやろうけど
メリハリなく、多くて、寝そうでした。。。
雑魚キャラをバタバタ殺し倒すより、
登場人物の心情をもう少し丁寧に
描いてくれたら、感動したし
リリーが大好きになったと思います。。。
かっこいいよな
はるかさんは堪能できた
原作未読で鑑賞。女暗殺者として恐れられたが、今は引退してカフェを営んでいる小曾根百合(綾瀬はるか)が、幣原機関で同僚だった筒井国松(石橋蓮司)が一家惨殺の犯人とされたことに違和感を抱いて現場の秩父を訪れる。その帰りの列車内で、私服の陸軍軍人たちに追われる細見慎太(羽村仁成)と出会い、一家の生き残りと知って東京に連れ帰る。元海軍士官で今は弁護士をしている岩見良明(長谷川博己)の協力で、慎太が陸軍の巨額の裏金の鍵を握る存在だと突き止める。さらに、慎太の父親が、幣原機関時代の上官で唯一愛した細見欣也(豊川悦司)と知り、陸軍との暗闘にふたたび身を投じていく——といったストーリー。
はるかさんは『奥様は、取り扱い注意』で日本の人気女優にしてはキレのあるアクションを披露していたが、それは本作でも堪能できる。それでも、何か月もインストラクターにトレーニングを受けたうえで演技に臨むハリウッド女優と見比べると、ちょっと見劣りがする。
実銃を撃ちまくれる国のアクション映画を観なれてしまうと、銃撃戦も作り物めいてしまう。ハリウッドから特殊効果の専門家を招いて演出力の向上を図るべきじゃないかな。
だいたい、凄腕の特務工作員の割には自宅に慎太を匿う不用心さが気にかかる。慎太も拉致の標的になっているのに表を出歩くし、銃撃戦の真っ最中に赤の他人の幼児の命を気遣う余裕はないはずだ。
敵方の南始(清水尋也)が行田の工場で工員に化けて百合と少年を待ち伏せるが、なぜ2人がそこに現れることを予見できたのかも謎だ。
出演者は豪華で、戦前の銀座(?)のCGもよくできていた。はるかさんは初めのハードボイルドな感じがよかったので、そのトーンで最後まで突っ走ってほしかったな。
好きなところも多いがツッコミどころも多い映画でした
原作未読です。
美しいドレスや着物で戦う百合、ナカさん、ことこちゃんなど魅力的な女性たち。
主人公を支え続ける切れ者かつ度胸もある男、岩見さん。
レトロな建物や雰囲気。
脇を固める名だたる俳優さん方。
好きなところが多かったので個人的には満足度の高い映画でした。
ツッコミどころとしましては
※墨で鳥を描き、痛みを取り去るお婆さんは何者?
お婆さんの登場でこの映画はファンタジー要素もあるのか?このお婆さんが見える人は死ぬのか?…とか考えましたがそういう訳では無く。
百合が直ぐに戦えるようになるためだけの演出だったのでしょうか。
※陸軍と海軍の差がありすぎる
今回の戦いで陸軍は兵力や金を失った一方、海軍は損失なく大金を得ました。陸軍海軍ともに戦争をやっている立場ですし、慎太くんに言った約束を守らない(百合がそれを分かっているにしても)海軍側にも何かしら失うものがあっても良かったのでは?と思いました。
※百合が不死身すぎる。
刺されたり被弾しまくったので慎太との約束果たせないか…と思いきや半年後には全快してマロングラッセ食ってる。
ゴールデンカムイの杉元佐一かな?と思いました。
死ぬより生きてる方が個人的には好きなので生きてて良かったですが、2年後くらいの方が説得力出る気がします。
※佐藤二朗さん演じるヤクザと百合との取り決めは何?
あの感じからしてお上品な内容ではまず無いでしょうけれども。今後に影響がありそうなので知りたかったです(百合もヤクザも生き残ってるし)
興行収入が良ければ続編も出来るような終わり方でしたので
色々ツッコミどころを書きましたが、
続編が出た場合は映画館で観たいと思います。
アクションが…
あまりに・・・
こごの俳優さんは良いのに配役がヒドイ
板尾は良いとしても山本五十六はギャグ?
ハリボテの川での戦いが突然始まり
何やらヤバい感じ、霧の中も酷いが
最後の戦闘シーンも恐しくボロボロ
見ていられません。余りに不死身で不自然
白いドレスを作りますが、初めから真赤に
するのが見え見えだし、意味ない演出
脚本監督が・・・稀に見る駄作
評価マイナスって無いのだろうか
綾瀬はるかファンの為の映画です。
個人的に海街diaryの綾瀬さんは好きです
自動拳銃でなくリボルバー
終始、観入った。メチャクチャ面白い!
全374件中、261~280件目を表示