「キリっとした役どころが良く合う、綾瀬はるかを堪能する作品」リボルバー・リリー ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)
キリっとした役どころが良く合う、綾瀬はるかを堪能する作品
20代前半までの綾瀬はるかは、演じるキャラクターが、
天然っぽい役、ポカドジ多めの役などを、生真面目にこなすことで、
「芋系美人だけど、台本セリフっぽい言い回し」がハナにつく印象が多々あったが、
大河で八重の桜の主役をこなした辺りから、
キリっとした女性、洗練された女性を演じることが増えてから、
途端に映える女優になった印象がある。
今回の作品は、まさにそんな、キリっとした殺気の雰囲気纏う暗殺者の役どころで、
ハマり役だったように感じた。
ただ、暗殺者として、あまりに強すぎて、一人で陸軍殲滅寸前辺りまで追い込むのは、
さすがにドン引きだった。
戦争の生き残りという背景があった、漫画のゴールデンカムイじゃあるまいし。
女性の限界超えちゃってる感が、没入感を削いだ印象。
あと、主人公と行動を共にする子供役の羽村仁成は、すごくよかった。
良かった演者
綾瀬はるか
羽村仁成
清水尋也
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