「監督の私的なアジテーション」日の丸 寺山修司40年目の挑発 Satoさんの映画レビュー(感想・評価)
監督の私的なアジテーション
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40年前のドキュメンタリーが寺山にとって詩的なアジテーションなら、国家についてもっと考えようという扇動ということなのだろうか?
それと比べるとこの作品は監督の私情が強めに感じる。寺山に影響された1人の青年が“やってみた”みたいな。
それでも、40年前の「質問」らに惹き付けられた気持ちは個人的に感覚で良く理解出来たし熱意も伝わってきた。面白い作品だと思う。日本は国家に対して無頓着だと思っていけど、あんな風に街頭インタビューされると皆大なり小なり身構えるのだなと知った。
インタビューはとても興味深かったけど、国旗のカメラマンとアイヌの人のインタビューはちょっと長いなと感じた。あんなに熟考したら街頭インタビューの人と比べられないなと。
40年前のと今の街頭インタビューをもっと見たかった。
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