貞子DXのレビュー・感想・評価
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若手タレントで釣るホラーならぬドタバタバラエティ
TVでは若い男女のタレントがバカ騒ぎするバラエティ番組がそれなりの視聴率を取っているが、そこに貞子ネタをぶち込んで、ついでに映画にしてみましたというだけの話。
若手タレントで釣る恋愛映画ならぬドタバタコメディ。ホラーの要素など1ミリたりとない。
小生は果てしなく時間の無駄だと感じたが、タレント好きの中高生とかアイドル追っかけおばちゃんには受けるのかもしれない。
無内容でつまらないノリだけの会話の多用を見ればわかるように、作っている本人たちが馬鹿げていると先刻ご承知なのだから、別に批判する気にもなれない。もはや小生の理解の範疇を超えているww
貞子のアップデートもここまで来るとちょっと難解かも!?
ビデオだけでなく、スマホやネットの世界にまで進化を重ねてきたジャパニーズホラーの代表格・貞子。最新作「DX」でもSNSという今の時代を先走っているコンテンツにまで現れるようになり、誰もが気軽に目にすることができる形に進化してきました。なかなか難しいところもありましたが、1本の映画としては悪くないです。怖さは控えめといったところでしょうか。思ったより貞子らしい貞子は出てこなかったので、サスペンス要素の方が強かったです。
ところで、名作ホラー「リング」のリブートシリーズの前作「貞子」では「リング」と同じ中田秀夫監督がメガホンを取ったこともあり、かなり貞子のリアルな恐怖感を響かせている印象でしたが、今作はちょっと趣向が変わった感じがします。もちろん怖いシーンもあったけど、ホラー作品としては、弱いというか。あまり貞子を全面的には押し出していない気がしました。IQ200の天才的な頭脳の主人公が貞子の呪いを科学的に紐解いていくという設定はいいんですが、やっぱり貞子も時代の最先端を追い求めすぎたんでしょうか。ちょっと無理のある繋げ方をしている印象がありました。ストーリーそのものは悪くないので、もう少し従来の貞子を活かしてあげてもいいのかなと思いました。個人的には前作の「貞子」の方がストーリーは弱い分、本来の貞子の怖さを体感できましたが、こっちはこっちでありでしょう。
ちなみに貞子シリーズで一番好きなのは「貞子VS伽耶子」です。個人的にホラー映画の中でも神作だと思ってます。今後も、数年後かに出る貞子に期待したいと思います。
『ループ』の系譜
リング、らせん、と続いて、三部作の最後、ループで貞子の正体は既に25年前に明らかにされています。ほとんど知られていないのが残念ですが。
そこから見れば、今回のDXはごく自然な流れだと思います。
まだマトリックスも世に出ていない当時、ループを書かれた鈴木光司さん、凄すぎます。
ホラーじゃないジョーク作品
劇場公開作品にしては演出も安いコメディ感がある。
謎解きとコメディが内容の中心になり、貞子による超常現象の恐怖と言うのは一気に無くなった。
何せ「リング」から25年?最早何本、リングが作られたのか?貞子シリーズが何本あるのか?調べるのも面倒だが、これはマンネリ化した貞子をどうにか活かしたい為の試みと言えるだろう。
ホラーアイコンとして一時代を築き、あらゆるメディアに擦りきれるまで使われた貞子。
「リング」の山村貞子=「貞子」シリーズの貞子ではないけど、問答無用で人々を殺していく作品だったのが、24時間の制限時間付きの呪いで、毎日動画を観て呪いを回避する奇異な社会に到達したのは進歩…かな。
歩く死体だったゾンビが当たり前に社会で受け入れられて、様々な亜種が作られたのだから、その内貞子と恋愛する作品も出来そうだ。
ホラーって言ってるけど、ぜんぜん怖くないよ
ホラー要素は井戸に投げ捨てたのかな?
かなりコメディ寄りなのでホラーが苦手な人も安心です。
ホラー映画としてそれでいいのだろうか。。。
それでも貞子(2019)や貞子3Dより圧倒的に面白い。
ラストのオチは嫌いじゃないです。
これはもはや
コメディーみたいな何か。リング上映からもう四半世紀、赤の女王仮説によれば走り続けなければそこにとどまれないので、ホラーから別のなにかにデジタルトランスフォーメーションしちゃった、ということなのか。衝撃のウィズ貞子時代突入は笑える。
with貞子
ホラーアイコンからすっかりイロモノキャラに成り下がってしまった貞子だが、今回もまた。
って言うか、タイトルの時点で本格ホラーはまず期待出来ない。
だって、『さだこでらっくす』だよ。『オースティン・パワーズ:デラックス』かと思ったわ。
“DX”を冠して本当に“DX”なのはマツコ・デラックスくらい。まあ、DX級のおバカ作と言うのなら合ってるけど…。
そう、おバカ作。話がまさに。
貞子vsIQ200の天才ヒロイン。
一応呪いか科学かの構図なんだけど、もう“狙ってる”としか思えない設定。
あれを思い出した。『デスノート』。
巷で頻発する謎の不審死。貞子の呪い。これがデスノートを使った月の犯行。
天才ヒロインがその謎を解明する。これがL。
『デスノート』路線のスリリングな頭脳戦を真面目にやるならまだしも、それすら期待出来ない。だって、
もうこれ、完全にコメディ。すでに多くの方々が指摘してるけど、本当にマジコメディ。
ヒロインのツッコミみたいな台詞やあの仕草、
ビビリのナルシスト占い王子様のキャラ造形、
大音量の音や声で驚かそうとする『スクリーム』ばりのチープな演出、
『イット・フォローズ』みたいな呪われた者にしか貞子が見えない本来なら恐怖描写になるのに、それが“静岡のおじさん”になった時点で、ハイ笑ってちょうだいな。
って言うかこれって、感電ロイドさんの“一歩踏み出す”社会復帰ストーリー…?
…などなどなど。
爆笑とかではなく、ユル~い感じが『トリック』を彷彿。作風や演出やキャラや音楽や小ネタ集までも。
貞子のキャラで『デスノート』の構図にして『トリック』をやりたかった…?
そう考えると豪華コラボだけど、これが素晴らしいくらいにコケ滑りまくっている。
監督の木村ひさしは『トリック』のディレクターの一人。ああ、納得…。それに『屍人荘の殺人』の監督。ああ、納得…。
ちなみに“空飛ぶカメ”の怪獣映画は助監督してたんだって。ちょっとここだけテンション上がった。呪いのVHSと間違って、こっちのVHSテープ入れてくれたら良かったのに。
小芝風花を見る為なら満点。彼女の可愛さとコメディエンヌセンスで見る事が出来た。
まあ、胡散臭い霊媒師ケンシンが言う所のエンターテイメントか、おバカコメディとして見ればそれなりにギリ楽しめる。中田秀夫カムバックも完全不発だった前作の『貞子』や全ての元凶『貞子3D』に比べればまだ割り切って見れる。怖さは微塵も無いけど。
他にもツッコミ・難点・残念な点があり過ぎる。
勿論以前の『リング』との繋がりはナシ。都市伝説的に曖昧に触れられている程度。
VHSとか天然痘とかは引き継がれているけど、死までの猶予は24時間。一週間だった基本ルールはもうどうでもいいの…?
死の原因、それを回避せよ。二転三転するが、結局何がどうなったの…??
解明されてない謎も多々。IQ200が泣くよ…。
オチは意味不明。ついでにある意味、ハッピーエンド…?
世界がコロナ禍になってから最初の貞子。
今回の貞子にはうっすらコロナも被せられているような…。
酷けりゃ死に至るコロナウィルス。今もって完全な抑止力は無い。それと等しく、
死を招く貞子ウィルス。一度VHSを見てしまったら逃れる術はない。
では、どうすれば…?
共存しかない。
“withコロナ”ならぬまさかの“with貞子”…!?
本当にこの世には、科学や方程式で解けない謎がある。
この『さだこでらっくす』というおバカ映画がまさにそれ。
ほぼコメディ笑
ガリレオ、西部警察、24のパロディに
「静岡のおじさん」「お父さんが後ろに座ってる!」笑
しかも解決方法が毎日見続けてなんか楽しそうな同居生活してるし笑
まぁ、貞ちゃんが人気キャラになってるから仕方ないけど、おじさんとかお父さんとか元カノとかばかりであまり出番もなく…笑
今度の貞子はもっとヤバすぎた! そして、ラストにまさかの衝撃展開!
今までの怖さは健在で貞子の増殖がヤバかったです。が、呪いの解き方がまさかの衝撃展開でこんな終わり方ありかと思いました!
本当の恐怖を味わいたいなら映画館よりウクライナに行け
2022年映画館鑑賞67作品目
11月24日(木)イオンシネマ名取
ACチケット1000円
監督は『任侠学園』『屍人荘の殺人』『仮面病棟』『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』の木村ひさし
脚本は『エイトレンジャー』2部作『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』『曇天に笑う』の高橋悠也
インテリの若い女性が高い教養で貞子の呪いのビデオの謎を解こうとチャレンジする話
映画館初貞子
動画配信やDVDでも貞子モノを観た記憶がない
その初めてが木村ひさし監督
ゴジラシリーズに例えるなら初めて観たゴジラ映画が『ゴジラ対ヘドラ』みたいなものか
貞子だから一応ホラーだがかなりコメディータッチになっている
海外も含めホラーなんて所詮B級なんだからコメディー満載にしちゃうのは大正解
一種の緊張と緩和
アニメのキン肉マンで中野さんや与作さんや五分刈刑事のおふざけが大嫌いな人には向いていない
例外もあるけどそういうのってただただ怒りんぼでつまらない人が多い気がする
コメディー色が強くなったのは王子様一人の存在が大きい
コメディーリリーフでホラー映画をかき回す孤軍奮闘ぶり
何がDXなのか知らないがおそらくみんなで貞子を演じたからだろう
現場は楽しそう
いくら進歩してもビデオテープなのね
ビデオデッキってなに?ってネットで調べればいいのに
DVD化も動画配信もされていない名作話題作珍作ってわりとあるからビデオテープは生き残るわけだが
貞子は別にビデオテープに拘らなくてもいいでしょ
解決方法が毎日貞子ビデオ観るとかIQ200が聞いて呆れる
いまどきwwwとか乙とかダサい年配の人しか使わないでしょ
キボンヌに至っては論外
知っててわざとやってるでしょ小馬鹿にして木村監督
1000%は杉山清貴じゃなくてカルロス・トシキなんだけどな
先生も親睦を深めるために冗談を言うんだろうけどはっきりいって痛い
わりと若い子ってクールというか冷めてるよね
いろいろとツッコミどころは多いけど面白かったよ
コメディー映画大好物だし
レビュアーの皆さんには申し訳ないけどそもそもホラーとはいえ映画に恐怖を求めるなんておかしいと思います
大の大人が映画観て怖がるなんてあり得ないでしょ
だって所詮作り話作り物よ
海外が優れてるって意見も俳優のリアクションが大袈裟なのと造形がグロイだけでしょ
レビュアーの怒りの数々が僕には全く理解できない
仙台の住宅地にも出没する熊とか老人が運転する暴走車とか渋谷で花火を打ち上げるバカの方がよっぽど怖い
そんなに恐怖を味わいたいならウクライナに行けよ
呪いを信じないIQ200の大学院生・一条文華に小芝風花
ビビリで馴れ馴れしい自称占い師の前田王司に川村壱馬
貞子の呪いのビデオについて詳しいアドバイザー的役割をしてくれる引きこもりの感電ロイドに黒羽麻璃央
文華の妹で高校生の一条双葉に八木優希
文華と双葉の母親で未亡人の一条智恵子に西田尚美
文華の亡き父・一条義行に村上航
静岡のおじさんに友松栄
双葉の親友三浦祥子に吉田伶香
乃Kenshinの助手兼マネージャー間宮瑞江に小曽根叶乃
Kenshinの霊感サロンの受付・高坂泉に田中道子
貞子の呪いで突然死する成瀬愛に円井わん
王司の元カノ大野莉奈に奥村佳代
霊感テレビショーの司会者になだぎ武
霊感テレビショーのゲストふみたんに森麻里百
感電ロイドの母親にとよた真帆
喫茶店のレジ打ちに綾田俊樹
テレビで引っ張りだこの人気霊媒師Kenshinに池内博之
Kenshinの父で霊媒師の天道琉真に渡辺裕之
渡辺裕之さんは亡くなっても作品の中で生き続けるわけだな
遺作は来年公開作品かな
結局はパチンコを売るための宣材
最後のエンドロールにデカデカと藤商事のロゴが出るので、今作はファン向けというよりパチンコの新台を売るための要素が大きいと思う。
エヴァですら、独立して作品を作る資金としてパチンコを利用してそこから立ち上がれたので、あの成功に続けと言った空気も少しながらあると思う。
日本のエンターテイメントは、今やパチンコとの相互依存の要素も大きくなり、有名なところだと雨宮慶太原作の牙狼だと思う。放映時はマニアックなヒーローモノだった筈が、パチンコ台になり、その台のヒットも有り化けた。その後の映画作品はもちろんパチンコメーカーのバックアップの賜物である。
パチンコ台を作る際に、元作品側のパチンコ台へに対する理解もさる事ながら、版権料も関係するので題材が少し古かったりする。
これはパチンコの客層も関係すると思う。
地方では娯楽がないので老若男女プレイするが、都市部ではほぼほぼブルーカラーと学生、年寄りである。
結果、その客層に向けたメディアに資本が流れる。
貞子は原作者の手を離れただの金を稼ぐだけのIPと成り下がり、近年ではホラーとしての様式美というより、よりインパクトのあるシーンを繋いだだけのアトラクションムービーでしかないと思う。
そして今作。
貞子がウィルスだったという謎解釈から、最後はショーンオブザデッド的なエンディングで、よくわからないまま終わる。
総じて登場する人物達は、主人公以外馬鹿のオンパレード。
僕個人的にはこういう馬鹿はそのまま死んでも良いと思ってるので終始😑の表情。
今作で1番盛り上がったのが、実家に逃げ込んで玄関扉を閉めようとした時に腕がガッと入り込んで手首を掴むシーン。
僕自体は驚きもしなかったものの、二つ隣のカップルの女性が驚いてポップコーンぶちまけたので笑いを堪えるのが必死でした。
そのままあれよあれよとエンディング。
うーん…
貞子に限らず、パチンコ資本ががっつり入った作品はどれもつまらなく、僕は悲しい。
ゆかい〜なさだ〜こさん
タイトルに「DX」とかついてる時点で、まぁシリアスホラーではないだろうなと予想してましたが、案の定でした。
全体的にかなりコメディ寄り、脱力系。
一貫してゆるい雰囲気で進むので、怖さは全くなくなっちゃいましたが、一本のコメディホラーとしてはまぁアリなんじゃないかと。
初代リングのあの怖さは、貞子がすっかり日本に浸透した今では何をどう頑張ったって超えられないですから、全くの別路線に行った方が楽しめる可能性は高いわけで、そこらへんは製作陣うまくやった方じゃないかな。
まぁ、IQ200だの呪いの方程式だの言うならもっと根本的なとこから科学的にやってほしかった(初代の方が科学的にアプローチしてた)、とか、主人公のバディが一切役に立たずマジでウザいとか、さんざ引っ張った24時間になった理由はスルーかい!とか、小芝風花もかわいいけど私は双葉ちゃん派だなとか(←?)、言いたいことはわんさかありますけど、ラストのオチ含めて思ったよりは楽しめましたよ。
貞子より主人公がbuzzってどうする
貞子使って本格ホラーはもう無理でしょうから、エンタメ路線そのものを悪くは言いません。SNSを題材として、YouTuberや東大生タレントなど流行りのキャラを登場させるのもいいでしょう。
ただし、何一つ驚きのない(むしろ予想できる範囲の)解決方法や貞子の呪い自体がSNSで蔓延してる感じがほとんどないことなど、脚本や演出が全然練り込まれておらず、安易に作り続けてるとしか思えないのが残念です。
コメディだった
貞子がコメディ貞子がコメディ貞子がコメディ…受け入れられませんでした。
IQ200の主人公が貞子の謎に挑む、という設定の割にIQ100レベルの言動だし、結論はもやっとしたもので全く明快でない。
日本のホラーはどこへ向かっているのだろう
貞子はもはやホラーアイコンではなくコメディエンヌになってしまったな……と。
怖がらせる為のシーンなんでしょうが、それまでのストーリーの事もあり、ゴ○ブリのような動きをする貞子を見て虚無感しか湧いてこず…。
貞子を題材にした新しい切り口の作品だとは思いますが、見終わった後、なんだかな…という気持ちに。
最近の邦画ホラーは余計な要素を入れすぎて結果怖さ半減なパターンが多い気がします。
制限時間があるというストーリーなので、緊迫感もあるにはあり、受け入れられる人は楽しめると思います。
個人的には微妙でしたが、まあ前にやったvsモノよりはだいぶマシかな…。
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