今夜、世界からこの恋が消えてものレビュー・感想・評価
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みんな泣いてた
半年振りに映画館に。起承転結でいう"転"まで割と長かったのと、その後のスピード感は気になったが全体的には凄く良かった。特に出演者全員の演技が逸材で、そのおかげで感情移入したし、没入感を味わう事が出来た。個人的に透くんの父の職業のくだりは必要か?という感じだった。そこ抜きで、割とダイジェスト的な部分が多かった真織ちゃん、透くん、泉ちゃんの3人の思い出や、真織ちゃんのご両親の話、真織ちゃんと泉ちゃんの関係構築などをもっと沢山見ていたかった。そう思わせるくらい麗しく儚い恋の話でした。
映画館では四方八方から本気で泣いている音が聞こえ、あんなにも感動が集まる場所に居たのは人生で初めてだったのでなんだか団結を感じた。
「50回目のファースト・キス」と比べるのは酷
朝起きると前日までの記憶がなくなっている女性、となると「50回目のファースト・キス」を思い出してしまう。大好きな映画だ。
で、本作。事故にあってからの記憶が、眠ってしまうとリセットされるという。まさに「50回目のファースト・キス」状態。でも彼女は高校生だし、試験とか授業とか大丈夫なのか?と疑問に思ってしまう。進学で悩むのも納得。恋愛に臆病になってしまうよな。
ただ、福本莉子も道枝駿佑も、当然ながら古川琴音も演技が破綻していないので、変な違和感を覚えるようなことはなかった。古川琴音はやはりサブ役でこそ活きる!
さて、真織→透→泉と語り部が変わることで真相が語られていくスタイル。群像劇が好きなのでこの手の手法は好物だったりする。最後の泉のパートで明かされる真実については少し予想がついてしまうのであまり驚きはなかったし、記憶障害の描き方としても目新しいものはなかったが、全体としてとてもいい話だったと思う。周りの女子たちが泣いているのもわかる。おじさんとしては古川琴音の演技に泣きそうになってしまった。彼女(泉)と透の姉の行動が正しいのか微妙なところだが、それは映画的な力強さで押し切られておく。
たまたまだったが、同じ日に三木孝浩監督の映画をハシゴするとは思わなかった(観るまで気づかなかった)。
「新人賞獲って欲しい」
記憶は薄れるもの
「キミスイ」もどき?
少しストーリーが先読みできてしまう
全く本ストーリーを知らずに、ベタで見に行ったのですが、ところどころ、「こうなるんじゃないか」「あ、やっぱり」 が見えるところが、すこーし残念でした。それを除けば手をギュッと握ってないと、周り女子に囲まれる映画館で号泣しそうになるのを我慢しながら最後まで見ました。 たまらなく切なくなるシーンが何度かありましたが、人によって感じる場面が違うんではないかな、って思う。僕の場合は一番の感情移入が、「泉」に来たので、胸を閉められる場面が、結構早く来てしまいました。
珍しく映画館を後にしながら、ずっと考えてしまいました。 僕はいつまでも残したい記憶より、思い出さずに済む消してしまいたい記憶のほうが多いなって。 でもそれって、今の自分だからだろうな、彼らの年齢のときにはきっといつまでもこのままいてくれって、思うことと、未来への明るいものが融合していて、自分ながらに輝いた時間だったなって。
歳を重ねるごとに消したいことが増えて、、、大事なものをいかに作って残していくか、たっぷり感動させられました。
途中で出ようかと思うほど涙嗚咽
30代おじさんひとりで鑑賞。ほとんど若い女性やカップルですが大人の方もチラホラ。見て納得しましたが充分大人も楽しめる。
原作未読なのでどこまで忠実か分かりませんが、決して長時間ではないのにストーリーはいくつも詰まっていて、飽きさせないとても濃いお話で素晴らしかったです。全く情報を入れずに見たので卒業シーンで、泉ちゃんが自分だけ取り残された的なことを言っていたので、真織を取り戻すために日記を改ざんするのかと思ってしまいました。が、まさか透くんの死とは。生前に日記の改ざんを依頼する透くん、泉ちゃんの心を軽くするために改ざんを自分のせいにしろと言う姉の早苗、優しすぎ。姉自ら弟の名前を消していくシーン。。。何より無力を感じつつも自分で抱えて奔走し、悩み涙ながらも突き進む泉ちゃん。ほんとに見てられない程苦しい。
透くん一家のシーンも人生に向き合う、逃げない、自分も出来てないのでとても良いメッセージを頂いた。親への感謝というものも。
花火のキスシーン真織ちゃんが少し口を開けたのがとても求めている心情を感じられて良かった。跡、記憶を再度たどるシーンで同じ映像ではなくスマホで撮った動画で見せるのも良かった。
道枝くん、雰囲気もいいですがとても雰囲気のある声がいい。福本莉子ちゃん、病気に苦悩する姿、若干のあざとさ、天真爛漫どれも素敵。何より古川琴音ちゃん、彼女次第な作品な気もします。特に後半のとてつもない悲しみを表現してるシーンは圧巻。かわいい子には絶対ついている姉さん的な雰囲気もいい笑 松本穂香ちゃんもさすがだなぁ。
素晴らしい作品でした。泣けましたが前向きにすっきりしました!
観やすい映画
これはいい映画(by24歳男)
終始綺麗だった
刺さる人には刺さる
このような病気を抱えた人間の恋愛や生き方についての映画は、評価が分かれるのは当然なのかなと思います。(よっぽど演技が下手でない限り)
だから、刺さる人には刺さるのかなと思います。
私の心にはとても刺さり、大号泣でした。
確かに、ちょっと設定雑なのでは?と思う部分はありました。
しかし、演じている俳優さんの演技は置いといたとしても、それぞれの役に合った俳優さんが選ばれていて、皆さん似合ってました。だからこそ物語もすんなり入りやすかったです。
また、この映画を評価する上で欠かせないのが泉ちゃんを演じた古川琴音さんの演技力です。
高校生は年齢的にも厳しいはずですが、高校生の泉ちゃんと大人の泉ちゃんはしっかり分けられて演じられていたように感じます。表情、醸し出す雰囲気でこの物語を素晴らしいものにしてくれました。古川さんの演技だったからこそ、こんなに泣けたんだと思います。
他の俳優さんも普通に良かったですが、古川琴音さんが大優勝です。
キスシーンは儚げで良かったです!
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