今夜、世界からこの恋が消えてものレビュー・感想・評価
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ご都合の人の死には違和感
韓国で日本映画として歴代2位のヒットと知り、鑑賞。最近の青春ラブストーリー映画はパステルブルーの淡い感じ(個人の感想です)で積極的には見ようとは思ってませんでした。
新しい記憶ができない前向性健忘でも出来てる生活、突然の死亡、メモ・記録やそれをつける習慣など全てを消しされるのかなど、都合の良すぎる展開が気になっちゃいました。特に死は不自然を感じざるを得なかった。道枝駿佑の雰囲気は良かったけど演技はイマイチだったかな。福田莉子と古川琴音の演技は素晴らしかった。憂い、不安、思いを仕草、表情で上手く演じていました。古川琴音はずっと趣里だと思ってましたが...
とは言いつつもおじさんも後半ウルッとしちゃったんですが。若い人には特に響くかも。
10代20代の世代に刺さる作品。古川琴音の佇まいと存在感。
日本で話題となり韓国でも観客動員数110万人突破の日本映画としては珍しい大ヒットという話を耳にしていたので気になっていました。
これは当方の年齢によるものが大きいのかもしれませんが、切なく素晴らしい作品だとは思いましたが個人的には少しフレッシュすぎて重みの薄い作品だったため、10代や20代前半の若い世代の方々のほうが刺さるのではないかなと感じました。
おそらく似たような設定の作品がいくつか存在していることもあり新鮮味を感じなかったのかもしれません。しかし演者の皆さんのお芝居そのものは素晴らしかったです。特にヒロインの親友役を務めた古川琴音さんのお芝居が光っていました。どのシーンに出演していても一際目立つ素敵なお芝居をされる方ですね。
泉ちゃん背負いすぎ
背負うもの多いしそれがまた重荷すぎるよ〜〜〜〜!
いやよかったよ、ストーリー。
私がダメなだけ。心がおかしいから恋愛映画向いてないだけ。この映画見た後心のバランスおかしくなった。スプラッター映画みないと😅💦バランスとれない。
でもよかった映画館でみないで。
(迷ったけどその時みた映画は黄色モンスター🍌バモチャ)
話ずれちゃった!!!
陰キャ(?)の友達が陰キャすぎる
重箱サンドイッチ🥪
恋愛映画セット品【病気】
後半戦の怒涛の追い込み
んでここで泉ちゃん背負いすぎ問題
部屋入ってきた時泣いちゃったじゃん部屋が怖くて(絶対違う)
歪んだ感性の持ち主なのでこんなもんかな。
なぜ純粋にみれないんだろう。
めっちゃ泣いたって言う女の子になりたかったな
ありとあらゆる方面から感動する
恋愛映画なんだけど、友情も家族愛もあって色んな方面から感動した…
なにより親友の古川琴音、日記を持って泣きながら走る姿に切なさと愛と罪悪感、透を共有できない寂しさみたいなものを感じて泣いた…
あとは2人の両思いが確実になった瞬間は泣いたね…透の返した言葉が素敵すぎて…この瞬間が続けばいいのにって視聴者なりに願いました。
記憶障害×絵で、ある他の映画を思い出して似てるのかなと思ったけど全然違かったわ!三木監督味が出てて素晴らしかったです。
キャスト最高👏演技最高👏
いや〜素敵な時間でした…
どうか2人はずっと親友でいてくれ…
ところでどっこい、透みたいな男子、どこかにいませんか????????
全力で私も取り戻したいwwwwwww
透の極限の優しさに打たれました。
ひとは死んだら!
愛するひとの思い出の中で生きたい・・・
普通はそう願います。
しかし神谷透の選択は、
「ぼくを真織の記憶から消してくれ・・・」
でした。
それは真織への究極の愛(思い遣り)
自分を真織の記憶から消してまでも、
真織を守りたかった。
透は優しい、
亡くなった母のレピシを受け継ぎ、
アイロン掛けと料理を身につけて、
姉を家事から解放して、執筆を支え、
そして真織に、
「日野の明日を楽しいことで埋めてあげる」
そんな優しい男の子。
あまりにも優しすぎるので、
正直言って、綺麗事の世界観・・・と思ってしまう部分も
ありました。
「前向性健忘症」
そんな病気も本当にあるのかとちょっと疑ってしまいました。
一日で記憶がリセットされるなんて・・・
取り敢えずネット検索してみました。
「前向性健忘」と、
「逆行性健忘」とあって、
「前向性健忘」は、障害時点以降の記憶障害を言い、
近時記憶の記銘力障害である。
「逆行性健忘」は遠隔記憶の想起障害で、
障害時に近いほど忘却されやすく、遠いものほど保たれる。
健忘症候群では両者が見られる。
《ちゃんとありました》
30分の居眠りで、全て忘れる・・・
一晩寝て起きたら全て忘れている・・・
拡大解釈のひとつと言えなくもないけれど・・・
たしかに記憶障害に悩む人は多くなっています。
コロナの後遺症でも、かなりの人が記憶障害に苦しんでいるし、
人の記憶は日々に薄れてしまうし、高齢ならなおのこと・・・
若年性アルツハイマーや認知症など他人事でないです。
しかし薄れていく記憶の中でも消えないで
最後まで残る記憶が必ずある。
真織の家族・両親そして親友の泉、
みんなが真織に優しくて真織を見守る姿は美しい。
泉の健気なまでに真織を守り、背負い込む姿に打たれます。
(古川琴音さん、さすがでした)
そして主演の2人。
道枝駿佑さん。
福本莉子さん。
若い2人は瑞々しくて実に初々しかったです。
悲しいラストの筈なのに前向きになれる
生きる勇気をもらえる作品でした。
神谷は日野の中で永遠に生きる。
心は君を描くから
韓国で大ヒットしているらしい。韓国で公開された実写日本映画歴代2位で、1位の『Love Letter』に肉薄。
確かに韓国でウケそう。韓国ラブストーリーでお馴染みの“記憶障害もの”。
韓国のみならず、記憶障害×ラブストーリーは古今東西鉄板ジャンル。本作もその例に漏れず。
三木孝浩監督さすがの手堅い手腕で、氾濫する若者向けラブストーリーの中でも凡作にならず、記憶に残る。
こういう題材の場合、記憶障害側と支える側というのが定番設定。
そうでありつつ、双方の視点からでも“訳あり”恋物語になっている。
女子高生の真織。朝起きると、部屋中にメモが。
彼女は事故の影響で“前向性健忘”という記憶障害に。眠るとその日の記憶を忘れてしまう…。
この事を知っているのは両親と、親友の泉。
毎日毎日“昨日の私”が書き残した日記を読み、何があったか引き受け継ぎ、何事もなく“今日の私”でいる。
日記に気になるメモが。“神谷透くんのことを忘れないで”。
画を描くのが上手な真織。泉によると、たまたまモデルになってくれた人らしいが…、彼の画が幾つも。
その透。
ジャニーズが演じているので若者向けラブストーリーお馴染みのモテモテイケメン王子と思いきや、これと言って取り柄の無い平凡な男子高校生。
唯一の取り柄は、優しさ。クラスメイトへのいじめを止めさせる為、促されるまま同級生の女子に告白。
いじめっこたちは見事にフラれる所を嘲笑うつもりでいたようだが、何とOK。条件付きで。
その女子が、真織。
記憶障害の真織と偽の告白をした透。
真織は透の事情を知るが、透は真織の記憶障害を知らない。
ひょんな事から“偽りの恋人”として付き合い始めた二人。条件が3つ。
放課後まで他人でいる。連絡は簡潔に。本気にならない。…
翌日になると全て忘れてしまうので、透の事をこと細かくメモり、明日の私に引き継ぐ。ぎこちなさや初々しさがいじらしい。
ある日の公園デート。ぽかぽか陽気で、真織はつい寝てしまう…。記憶がリセットされ、目の前にいる“彼”が分からない。何とか日記で状況を理解するも、真織は記憶障害の事を透に打ち明ける。
真織の事を思いやり、真織の苦にならないよう、打ち明けた事は明日の私に秘密にし、偽りの恋人を続ける透。
明日の日野(真織)も僕が楽しませてあげるよ。そう言って。
真織の画の才能に名アドバイス。記憶は忘れてしまうが、画を描く記憶は覚えている。“手続き記憶”。
本気にならない。割り切っているつもりが…、頭では分かっていても、心は正直。
次第に惹かれ始める。真剣になっていく。
花火の下で、初めてのキス。
明日にはまた忘れてしまうかもしれない。日記で読み返せば何があったか知れるけど、この記憶と想いを覚えていたい。
本気になってもいいよね…?
事情を抱えている真織だが、透もある秘密を抱えている。
父親は小説家を目指すも、全く書けず、自堕落な日々。
そんな父と二人暮らし。家事は全て透が請け負っている。
実は姉がいる。家を出た姉。その姉というのが、意外な人物。
心臓の病で母親をすでに亡くし、複雑な家庭環境で育った薄幸の少年。
てっきり家族や身の上だと思っていた。
邦画ラブストーリーの定番とは言え、終盤まさかの展開に…。
なにわ男子なんてメンバーの顔や名前どころか興味すら無かったが、道枝駿佑の事は覚えていそう。誠実さ溢れる好演。
言うまでもなく福本莉子がキュート。『思い、思われ、ふり、ふられ』『屍人荘の殺人』などに出ていたが、本作での好演こそ記憶に残りそう。
共にナチュラルかつ、複雑な内面さも。
松本穂香や萩原聖人らが脇を固める中、親友・泉役の古川琴音が非常に印象残る。特に終盤は大きな役割を受け持つ。
終盤のまさかの展開。
心臓の病で亡くなった母親の遺伝なのか、透も心臓が弱い。
ある時検査を受ける。それから間もなくして…。
透は急死する。
泉はショックを受ける。共通の読書の趣味があり、真織を大事にしてくれる大切な友達として好きでいたが、密かに泉自身も透の事を好きだったんじゃないかと滲ませる。
でも何よりの悩みは、真織にどう知らせるか。
日記を読み返せば、透と付き合っていた事を知る。そして透が亡くなった事も知るだろう。毎日毎日、その悲しみが繰り返される。
が、日記を読まなければ…。知らなければ…。
生前の透から頼みが。もし自分に何かあったら、日記やメールや写真などから自分の事を消して欲しい。
真織に辛い思いをさせない為に。
泉は透の姉に手伝って貰って、透の遺志通りにする。
開幕シーンと終盤の卒業シーン。実はこの時、透はすでに…。全てが消され、真織は覚えていない…いや、知らない。透と過ごした日々の事を。それを踏まえて改めて見ると、非常に胸打つ…。(これらを見たい為に二度見た)
真織と透の大切な一日一日を消していく。積み重ねてきた思い出を消していく。
本当にこれでいいのか…?
本当に、覚えていないのか…?
自分のした事に嗚咽する泉。
真織が描いた画。
本作のハイライトと言えよう。
若いキャストたちから瑞々しい魅力を引き出し、透明感ある映像美と繊細な演出。
正直若者向けラブストーリーは好んで見るジャンルではないが、近年見て記憶に残った同ジャンルはほとんど三木監督作。
たまに外れもあるけれど、この人が手掛けるラブストーリーは安心して見られる。
昨夏にジャンルの違う3本の監督作が公開されたが、やはり最も“らしい”。
真織の記憶は少しずつ回復傾向に。
透の事を思い出す日は来るのだろうか…。
今すぐは無理かもしれない。あるかもしれないし、無いかもしれない。
が、私の中に刻まれ、蓄積され、その存在が確かに残り、あり続ける。
タイトルとラストの台詞が素敵で、いつまでも心に残る。忘れない。
例え世界からこの恋が消えても、心は君を描くから。
意外な展開に驚き
眠ってしまうとその日の記憶がなくなる日野。
ある日、神谷と付き合うことになった。
お互いに恋愛感情を抱かないようにしていたが次第に好かれあっていった。
しかし、突然神谷がいなくなってしまった。
日野は精神的に壊れかけてしまったので、周りの人達が日野の記録を改案した。
日野の記憶障害が治りかけてきた時、周りの人達が神谷のこと打ち明けて本当の真実を知ったという内容だった。
驚きました。日野のことばかりに気にしていたので。
まさか、神谷の方にも秘密がでてくるなんて。
いいことだけが書かれている作品でしたね。
多分、嫌なことも書いてあったと思いますがそのあたりはなくて美化しすぎのような気がしました。
日野を守るためとは、神谷の存在そのものを消すのは周りの人たちにとってはつらいことだろうなと思いました。
日野を演じた福本莉子さんが「きみの膵臓をたべたい」の浜辺美波さんによく似ていたなと思いました。
ありがちな恋愛映画
この映画の個人的な是非ポイント
(完全ネタバレですので鑑賞後にお読み下さい)
この映画の個人的な是非のポイントは、寝てしまうと前日の記憶を失ってしまう主人公の日野真織(福本莉子さん)の恋人となった神谷透(道枝駿佑さん)が心臓病で亡くなり、これ以上は日野真織を悲しませたくないという神谷透の生前の願いから、2人の友人である綿矢泉(古川琴音さん)が、日野真織の記憶代わりの日記から神谷透の記述を消去するところだと思われました。
この日野真織の記憶代わりの日記から、恋人であり大切な存在だった神谷透の記述を消去する綿矢泉の行為に、個人的には深い納得感がありませんでした。
もしかしたらその理由の1つに、神谷透の心臓病の話が唐突にやって来すぎなのかもしれないとも思っています。
ただ、この日野真織の記憶代わりの日記から、恋人であり大切な存在だった神谷透の記述を消去するというのが、この映画の根幹であると思われるので、そこへの深い納得感のなさは映画の評価への個人的なマイナスポイントにはなってしまうとは思われました。
この大切な人の記述を消去する深い納得感ある別の理由を見つけ出すことが出来れば、よりよい映画になったのにとは、残念ながら思われました。
福本莉子さん道枝駿佑さんの演技はみずみずしく素晴らしく、古川琴音さんもさすがのお芝居で、神谷透の姉の神谷早苗(松本穂香さん)や神谷幸彦(萩原聖人さん)の小説にまつわる神谷家の描写も感じが出ていて、そこから考えても惜しい作品だなとは僭越思われました。
タイトルなし(ネタバレ)
真織の毎日を楽しいで埋めつくしたいという純粋な透君の気持ちと、大事な2人のために辛い選択をした泉ちゃん。出てくる人みんなが温かくて、私も誰かの心に無条件に愛を与え、心に温かい記憶を残せる人でありたい。本当に観てよかった。
流石の存在感古川琴音が作品を縁取る
2022年劇場鑑賞55本目 良作 60点
鑑賞予定はなかったけど、当サイトにて高評価を受け鑑賞。
とりわけ若手ティーン俳優のマス層狙いの恋愛映画にしては、頑張っていた気がします。
台詞回しがどうしても耳聞こえのいいわかりやすい表現を使いがちですが、他同系作品より胃もたれしなかった。
タイトルにも記載しましたが、助演兼準主演の古川琴音が今作の縁というか、輪郭を縁取った作品であることは、演じた本人も認識した上で撮影に挑んだであろう出来でした。
思い返せば、古川琴音はチワワちゃんや十二人の死にたい子供たちから劇場鑑賞していて、二作はあまりスポット当たっていない作品で、注目され始めた街の上では言わずもがな満を辞して開花し、偶然と想像からの今作と、短いスパンで着実に飛躍している様が、今後をより期待させる一人としてより一層注目していこうと思います。
それなりに楽しめると思います、是非。
好感
前向きなヒロインに共感
若い子向けの映画なんだろうなと思い見る気は無かったが、評価も凄く良くストーリー的には嫌いじゃないので、暇潰しに見に行きました。
ヒロインの記憶障害は現実社会でも最近よく耳にする症状で、健常者からは想像を絶する生活してるんだけど外見からは誰もわからない。本人と近しい家族友人だけが苦しい思いしてる。
もっと健常者は病気や障害を持つ弱者のことを知る必要があるね、優しい社会にするために。
映画としては少し過大評価かな、現代と過去の情景の行き来が???って何度か考えることが。
ラストの事件はなんとなく前触れというか想像出来ちゃって残念でした。
でも親友役の彼女は良い味出してたし、演技も素晴らしかった、台詞がない場面での顔の表情だけの演技が特に。
それもあってか主役を親友目線でもよかったかなというか、そちらの方が感情移入しやすかったかも。
実際に途中から完全に親友の気持ちになって見てました。その方が泣けます。
予想外の結末
公開1ヶ月後くらいに観に行きました。ですが映画館はほぼ満席。上映開始すぐに隣から涙を啜る音が聞こえてきましたが私は全く泣けませんでした。メインキャストの顔は綺麗で話も面白いけど泣けるほどではないなぁと思いながら映画も後半に差しかかりました。やけに透の母親の話をするとは思っていましたが透の隠し事を勝手にファンタジー的なものだと思っていました。あんな結末になるとも知らずに。
花火の胸キュンシーンにほっこりしていたのも束の間、あれよあれよという間に物語は進んでいき私の涙も止まらなくなっていました。泉の抱えているものが大きすぎて観ているこっちまで辛くてたまらなくなりました。最初はおふざけで始まった恋はいつしかとても大切なものになっていたところに心打たれました。透いい人すぎるよ。
テンポ感や映し方などすごく観やすい作品だったと思います。キミスイとかが好きで泣き映画を観たいという方は是非。
ハンカチでずっと目頭押さえてた
福本莉子と古川琴音が良い
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