今夜、世界からこの恋が消えてものレビュー・感想・評価
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ティーンエイジャーや20代前半女子は「感涙、感動の嵐🥹❤️」確実。でも「50歳代半ばの偏屈ジジイ」には💢😤怒り心頭の作品。
本作は「モエカレ❣️」ほど甘いスィーティな感じでは無いイメージだったので
若い女性に混じってコッソリと・・しかし「最後列ど真ん中という大将席」
で武田信玄のようにどっしりと「軍配持って(ウソ)、身構えて」本作と対峙した。
最後の方「前方性健忘」でなくて「前向性健忘」ね。「・・症」「・・病」と断定できないとこがミソ。
確かに「記憶喪失」は事故等をきっかけに症例がポピュラーだけど・・・
あと、いくら「心臓悪いとはいえ」若い人が突然は・・❓❓❓前兆あると思う・・
また「甘い恋愛❤️映画に戻ると・・・
って言うかジジイも「恋愛モノ」嫌いではない。さすがにツレ家族とはめんどくさいので
「エベレスト単独行🏔」の意気込みで本作に臨んだ。【イヤだよ家族と・・恋愛作に限らず映画館って・・】
客席には年配夫婦以外にも若い単独男性も居て、内心安心した。
あえて今の生ぬるい世に表現するが「若い女性7割、そうでない女性2割、男性(ツレがいる人含め)1割」
と言う感じか・・・だいたいほぼ5割超えの入りだからスマッシュヒットみたいな感じだ。和製英語ね。
ストーリーは昔の表現で言う「ライトノベル」的な爽やか恋愛モノと・・
思いきや・・「変な深み・・急展開 不思議 非現実感」のあるストーリー
ただし、映像的には、わかりやすく、なぜ主人公でない女友達が日記読んでるんだろう?
と「引っかかり」を作りつつ王道の画面展開。楽チン。快適テンポ。
演技的には「食べ物を食べていない」演技の拙さが気になった。
「ものを食うのと濡れ場は演技上級者でないとできないよねぇ」痛感した。
めんどくさいだろけど、食い物食わずにセリフが先行は役者として未熟だと思う。
サンドイッチ🥪一口だけかじって延々と会話はリアリズムに欠ける。
女性のすすり泣きが、映画館を占拠した。感動の恋愛映画❤️
ただワシ、ジジイだから言わせてもらう
・そもそも「精神医学」って「クスリの処方」以外は未発達。毎日の記憶がなくなる「前方性健忘」
つて違うような気がするよ・・だって毎日忘れるならなんで「高校の授業受けてるの?」「明らかに友人関係覚えてるよね」
「それに毎日最初からだったらそれだけで2、3時間経過は必至。学校の試験もいきなり記憶ない状態から徹夜」って
明らかに無理・・そう・・日毎に都合よく忘れるって、少なくとも映画の主人公として無理、現実にも詐病だろう。
・仮に急死した人が何を言っていようとも「故人を偲び、悲しみを受け止め、記憶を呼び起こす」のは亡くなった人に対する最大レベル、と言うか最低限の礼儀というもの。「敢えて痕跡を消す 無神経な姉と友人」にブチ切れそうになった。
・最後に辻褄合わせで「やっぱり思い出させよう→記憶の復活」が女性陣の「共感、涙の🥲ツボ」とはわかる。でもね「酸いも甘いも噛み分ける偏屈ジジイから見れば「それが最初から当たり前。勝手に生きた証消すなよ」と思う。
なにわ男子の道枝君、福本莉子、古川琴音、松本穂香が「それぞれの力量で好演」は確か。
まだまだ希望に満ちている若い高校生、大学生、新入社員クラスの女性にはオススメ。涙腺の弱い方は涙腺崩壊します。
別に「女性蔑視」ではなくて、自立した女性、お子さんのいる女性、人生の経験則のある年配の女性は
「現実は・・・」とわかってしまう作品ですよ。あっそれと「若い学生くらいの男性にもオススメ」
この三木監督は最近多作だけれども、ある意味「確実にターゲットの観客を陥落させている」
ジジイに通用しないのは「織り込み済み」なのだろう。
ワシ的には💢😤星ZEROゼロなのだけれども「受ける人には受ける」ターゲット絞り込み映画としては秀作だから
星⭐️⭐️⭐️三つの平均点。・・涙腺の弱い女性・・激しくオススメです。
美しい物語。しかし、想像以上の展開はない。
ストーリー ★★☆☆☆
キャラ ★☆☆☆☆
演技 ★★★☆☆
演出 ★★★★★
王道と言っても良いほどの素直な展開で見やすい。ひねりがない分メッセージを読み取りやすい。しかし、その分面白みに欠ける。
キャラに人間味がない。主要キャラ全般が、普通の人なら壊れてしまうほどの、絶望的な環境に置かれている。しかし、作品が終わるまで皆んな人間として強くて優しい。キャラたちがあまりにも理想的なゆえ、キャラに共感できない。
カメラと演出が良い。背景一つ一つに拘りを感じる。特に、キスシーンは凄く美しい。
キャラの魅力をちゃんと伝わる演技だが、キャラの現実味が薄いせいで演技の説得力が半減。
美しい物語が見たい人にはオススメ。しかし、それ以上のことは期待できない。
予定どおり、泣きました。
昨日が無くとも、今日を愛する
ついに、三木孝浩monthがやって参りました。
三木監督作である、「今夜、世界からこの恋が消えても」「TANG タング」「アキラとあきら」が1ヶ月の間で上映されるのです!なんてことだ!!!
一昨年からものすごい勢いで映画を作っている、今一番ノリに乗っているといってもいい売れっ子監督。一昨年は「思い、思われ、ふり、ふられ」。昨年は「夏への扉 君のいる未来」が個人的にベスト10になるくらい、この監督は最高品質の作品を届けてくれるのです。
三木孝浩monthで上映される3つの作品の中で最も期待していた本作。予告、なんなら特報の時点で勝ちを確信していたわけですが、今回脚本を務めてる月川翔が監督した「君の膵臓をたべたい」と似たような雰囲気がして、あの素晴らしい作品を越すことが出来るのかと少し不安もありました。
...なんと、まさかのキミスイ越え。そして、まさかの★5.0。今も〈ちょっと思い出しただけ〉でトリハダが止まりません。ぐわぁぁぁ、いい映画すぎるぞぉぉお...。
3本も三木監督作品が上映される訳ですから、せっかくなのでこの監督の素晴らしさというのを3回に分けて紹介しようかなと。
本作のMiki′s pointは、「人物描写」です。
ふりふらといい、ぼく明日といい、三木監督の作品はどれもこれも登場人物が魅力的。メインはもちろんのこと、主人公の両親だとか兄弟だとか友人だとかまでも愛おしく映し出すのです。しかも、今作は「君は月夜に光り輝く」「君の膵臓をたべたい」の月川翔と「明け方の若者たち」の松本花奈の共同脚本。そりゃ、最高の映画になるに決まってるでしょ?笑 いつもの三木作品以上に、繊細で煌びやかに描かれていたキャラクター。そして、俳優の良さを存分に発揮させる監督の底力。より踏み込んで、レビューしていきます。
「461個のおべんとう」では井ノ原快彦、「99.9 刑事専門弁護士」では松本潤、というベテランがメインを飾る中で、観客の心を掴む演技を見せてくれた道枝駿佑。本作で、より一層、いや三十層くらい(?)大好きになりました。絶妙な感情の変化と表し方、自然で何気ない温かさを感じさせる表情、そして何よりカッコ良さと可愛さを兼ね揃えた美貌。話し方や仕草など、彼の全てが美しいのです。これは三木&月川&松本パワーか??更なる飛躍が見られて、もう道枝駿佑の演技だけで満足できるくらい最高でした。
ふりふらでも、監督とタッグを組んだ福本莉子。あれから、何本もの映画に出演して着々と役者としての力を身につけてきた彼女ですが、この映画で一気に成長しすぎ!?と思っちゃうくらいに、すごくいい演技でした。福本莉子が出演している作品の中で、作品自体の質もあるでしょうけど、頭3つくらい飛び抜けて上手かった。あの涙が頭から離れません。こんな綺麗な泣き方出来たんだ、この人。
そして、脇を固める俳優たち。
まずは、ほぼメインといっていいほどに登場していた古川琴音。「街の上で」が印象に残っていますけど、この人もまた成長したなぁとお母さんのような気分です笑 主人公の友達役女優のトップの座は個人的には堀田真由と思っているんですが、彼女もその座を狙えるのではと感じるぐらいにいい役者です。
また、キミツキでも主人公の姉ちゃんだった松本穂香。やっぱりこの人ってすごく落ち着くわ〜。映画をキュッとまとめて引き締めるような、脇役なのにこの人がいたからこそと思える、数少ない女優です。
他の俳優陣も流石です。一人一人説明していなら、埒が明かないのでこの辺で笑
そして、肝心な内容。
映像の美しさからだろうか、冒頭から一気に引き込まれるのです。私、よく面白い映画を見た時にあっという間だとか飽きないとかっていう言葉を使うんですけど、この映画は他の映画と比べて没入の具合が段違いでした。退屈しないとかそんなレベルじゃない。普段、レビューを書くことばかり頭で考えていて、「あ、今のは無いな。減点。」だとか「意味わかんなくね?アウト。」だとか、否定的な目で映画を見ちゃう悪い癖があるのですが、そんなことさえも考えさせない、考えさせる時を与えない作品が本作なのです。どれほど、素晴らしいものなのか伝わりますかね...笑
見どころを切らさない、非常に上手い構成。
これが、この映画をそこまで魅力的に感じる最大の理由かなと。こういう、しんみりとした本格的な恋愛映画ということもあって、テンポがいいとかいっぱい笑えるとかそういうのじゃないのだけど、真正面から立ち向かってストーリーの面白さと各シーンの見応えで勝負している感じが、めちゃくちゃ満足感を与えてくれる。続きが気になる...!と観客に思わせつつ、その場をも大いに楽しませる。展開は早くないけど、隙もない。一分一秒に全力を注いでいるような丁寧さがものすごく伝わってきて、こっちも全てのシーンを滞りなく見ていたいという思いになって、没頭できるのです。
いいセリフがたくさんあって、いいシーンがたくさんあって、悔しいけど泣きまくってしまった。劇場でこんだけ泣いているのが聞こえたのも久しぶり。「余命10年」の時は滝のようにぼろぼろと涙してしまったのだけど、この映画では割と初めてなんじゃないかという「本気泣き」をしてしまいました。すすり泣きって、したことあったっけ笑 ものすごく色んな感情がぶつかって、とになく泣けて泣けて仕方なかった。ネタバレになるから、このシーンがとか、このせりふがとか言えないのが悔しいです...
観客に涙を流させる余裕を作ったり、しんみりと心を落ち着かせる間をとったりと、観客の気持ちに立ってよく考えられて作られている本作。全体通して音楽も非常に良くて、★5.0付けたわけですから、主題歌も最高なんです。ヨルシカって今まで全くと言っていいほど聞いてこなかったんですけど、こんなにいい曲を歌っているのかと結構衝撃でした。予告の時から薄々思っていたけど、あまりにも映画の雰囲気と合いすぎている。エンドロールの時に、今までのシーンが脳裏に浮かんでまた涙しちゃう。この映画の全てがこの「左右盲」という曲に詰まっているようで、この曲を聴いたら何度でも思い出せそうです。そのくらい、いい曲なんですわ。。。
なんか、考えれば考えるだけいい所が出てきて書ききれません。かなり長々とした文章になってしまいましたが、本当に出来のいい最高級の本格恋愛映画です。個人的には〈記憶について教えた〉という点で違和感を感じるところがあったのですが、これは2回目見てなにか気づけそうなので、また改めてレビューします。色々と変わった映画を高評価にしてきましたが、本作は誰にでもオススメしたい傑作です。ぜひ、この夏に涙を流しに劇場へと足を運んでください。
全人類に見てほしい映画
寸分違わず思った通りの展開だったのに号泣
2022年劇場鑑賞173本目。
目覚めると前の日までの記憶を全て失うので日記をつけて朝読んで辻褄を合わせる女子高生と、ひょんなことから恋人のフリをすることになった彼氏の話。ただ冒頭はその未来、つまり現在のシーンでなにか違和感を感じます。
まあ正直この情報だけで終盤の展開が全部分かってしまうのですが、自分が一番この展開だと泣けるよな、という筋をそのままなぞられていくのにもう三十分くらい嗚咽混じりの号泣でした。
「50回目のファーストキス」と似た設定ですが全然違う話になっているので良かったです。
こういう恋愛映画に花火のシーンは必ずと言っていいほど出てきますが、これまで観た映画で一番心に響く美しい花火シーンでした。
切ない
冗談抜きで一番の映画です。
確かに伏線はあったけど、
3人のトークシーンいいですね!
素晴らしい作品です。 美しく、儚く、限りなくピュアな世界。 いつま...
ひとことReview!
これはもう「キラキラ青春映画」の最高傑作ではないか。時系列は少々複雑だが、太陽光や照明など光の使い方、音楽、主演の二人(道枝駿佑、福本莉子)と古川琴音が実に秀逸。今後の映画作りはこれが基準になるのではないのか。三木孝浩監督の手腕の凄さを思い知らされた。
かわいくてせつなくてあったかい
素敵なお話だった。泣ける。出てくるみんながほんとに優しくて強くて。思いやる気持ちがあったかくて、とてもせつなかった。
道枝くんもりこちゃんもさわやかでかわいくてピッタリでした。思いやる気持ちも、辛い障害でもまっすぐに頑張る姿も素敵でした。
古川琴音もさすがですねー後半の親友として一番苦しいところは見せ場抜群。年齢不詳だよなぁ、まだ高校生やらせるとはーもう25歳だぞーそして今回は妙な落ち着きのあった松本穂香とタメか。大人に見えたなぁ。
実際こんな障害になって真っ直ぐ生きられるだろうか。積み重ねることができないっていうのは人生において目標を失うよなぁ。そういう意味では映画にリアリティを求める人は冷めるリスクはある映画です。
きみスイの二番煎じ
皆さんよりは泣けなかったけど…
二人の演技が良かった!
予告から期待して観に行きました✨
みっちーが、全ての記憶が消えるわけではないというセリフや、りこちゃんが、心の中にいる透くんと生きていくと語っていたシーンが響きました😢
切ないですが、共感できる映画です✨
全241件中、201~220件目を表示