劇場公開日 2022年7月29日

「東宝シンデレラ純愛映画」今夜、世界からこの恋が消えても バラージさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 東宝シンデレラ純愛映画

2025年12月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

癒される

カワイイ

東宝シンデレラガールの福本莉子となにわ男子の道枝駿佑のダブル主演で、要するに『セカチュー(世界の中心で、愛をさけぶ)』『キミスイ(君の膵臓を食べたい)』に続く東宝シンデレラ女子高生難病純愛映画だ。小説が原作で略称は「セカコイ」とのこと。この手の映画は下手するとクサくなりすぎたり、お涙頂戴になりすぎたりするんだが、それを意識してか脚本も演出も派手になりすぎないように慎重に丹念に丁寧になされていて、『セカチュー』『キミスイ』同様にしっかりとよくできた映画でした。助演陣も萩原聖人や松本穂香、野間口徹など演技派ばかりの万全の布陣で若い主演2人をサポート。福本の母親役が水野真紀で道枝の亡き母親役が野波麻帆と、これまた東宝シンデレラの先輩たちがサポートする磐石の体制である。

福本莉子の出演映画を観たのはこれが初めてだったが、やっぱり東宝シンデレラは訓練を受けているのか若くても演技がしっかりしていた。道枝駿佑も好演でした。あと女子高生の親友役の古川琴音も。個人的には好きな女優の野波麻帆が出てるという理由で観たんだが、どうせ出番は多くないだろうとも思ってた。すでに死んでる役だったんで回想シーンでちょっと出てきた程度だったが想定の範囲内だ。

バラージ
PR U-NEXTで本編を観る