まなみ100%

劇場公開日:2023年9月29日

まなみ100%

解説・あらすじ

平凡であることを嫌う変わり者の青年と、彼が密かに思いを寄せる女性との10年間をつづった青春映画。

自分勝手で少し変わり者の“ボク”は、高校で同じ器械体操部に所属していた平凡そのものの女の子・まなみのことがずっと好きだった。高校時代、大学時代、現在までの10年間で多くの出会いと別れを経験しても、まなみに対するボクの思いは変わらず、その理由もわからない。やがて、まなみが結婚することになり……。

「うみべの女の子」の青木柚がボク、「アルプススタンドのはしの方」の中村守里がまなみを演じ、「サマーフィルムにのって」の伊藤万理華、「死刑にいたる病」の宮崎優が共演。「満月の夜には思い出して」の川北ゆめき監督がメガホンをとり、川北監督の実体験をもとに「苦役列車」のいまおかしんじが脚本を手がけた。シンガーソングライターの大槻美奈が音楽を担当。

2023年製作/101分/G/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2023年9月29日

スタッフ・キャスト

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(C)「まなみ100%」フィルムパートナーズ

映画レビュー

4.5 みずみずしくて哀愁のある

2025年10月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

カワイイ

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るる 移行

3.0 【”言わなくてはイケナイ事は言わないと後悔するよ、と憧れの先輩はボクに言った。”今作はボクと愛美ちゃんとの毀誉褒貶の10年を、ボクの友人達の成長と、憧れの先輩の哀しき姿と絡め描いた作品である。】

2025年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■自分勝手でチョイ変わり者の高校生“ボク”(青木柚)は、高校時代に桜舞う木の下で観た女の子・まなみちゃん(中村守里)のことが好きだった。けれどもボクは何時も、彼女にその思いを素直に伝えられず、”猿語”などで、変化球ばかり投げていた。
 それから10年がたった今も彼女への想いは変わらないまま。まなみちゃんがボクと知らない男と結婚することになり、ボクは激しく後悔をしたのだが・・。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・前半の高校時代、大学時代のボクの姿を見ていると、”何やってんだ!お前!”と思わず突っ込みながら鑑賞する。
 けれども、ボクは実は内向的なために、ふざけているんだろうか、と思いながら観ていた。

・可なり哀しく沁みたのは、高校時代に器械体操部の憧れの瀬尾先輩(伊藤万理華)が、病で顔を腫らしながら、タドタドシク言った”言わなくてはイケナイ事は言わないと後悔する。”という言葉と、彼女が早逝した時の葬儀で出会った彼女が好きだった先輩の”好きだ、と言われたけれど、返事を保留していた・・。”と暗い顔で言うシーンである。

<そしてこの作品は、ボクが冒頭で、現在の恋人に”もう別れる!”と言われているシーンから、ボクが自らの髪を切り、土下座して謝り、恋人が笑顔で許してくれるシーンで終わるのである。
 ボクは10年掛けて、漸く大人になり、”言わなくてはイケナイ事をキチンと言える。”大人の男になったのである。
 今作はボクと愛美ちゃんとの毀誉褒貶の10年をボクの友人、先輩の姿と絡め描いた作品なのである。
 そして思ったのは、瀬尾先輩を演じた伊藤万理華さんは、矢張り素敵な女優さんであるという事である。>

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NOBU

3.5 君はバカだね

2025年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

『まなみ100%』って言いつつ100%じゃなかったな…それでも心の中にはずっと居た?

ストーリーもこれと言ってなくて、高校生の時に器械体操部で出会ったまなみちゃんに恋をして彼女が結婚するまでずっと好きだったボク(青木柚)のお話。ここだけ見れば一途な男の子の話みたいに思えるけど、ボクは適当にかわいいと思った子と付き合って、付き合わずともやる事やって、顔のいい先輩ともあわよくばキスしようとしたりする結構なクズなんです。そんな感じなのに要所要所でまなみちゃんに求婚しては断られる。当たり前なんだけどまなみちゃんはボクの気持ちを信じていない。逆にめんどくさい奴かな…って思ったり。

とにかく主人公がアホなんですよ。高校時代もアルバイトしても大学生になっても好きなことだけやってるタイプで一向に成長しない。社会人になったまなみちゃんと会っても彼女はしっかり大人になってるのにボクはずっと止まったままに見える。それでも求婚できちゃう図太さはすごい。

ただボクをなんだか憎めないって感じる女の子の気持ちもわかる。わかりやすく好意を示してくるし悪いことしたらとりあえず髪切って謝ったりする。入院している先輩には物凄く優しくて、まなみちゃんの事を好きな気持ちは変わらない。なんだか女にだらしなくてクズなのに可愛げがあるんだよな。青木柚くんが演じているからかも。

結局ラストまでまなみちゃんとは一線を超えずに、ずっと好きだっただけの関係で終わる。まなみちゃんの『君はバカだね』がなんだか心に残っちゃって。あの言葉にはちょっとだけ期待を込めた愛があって、それに気付けなかったボクは本当にバカだよなって。

まなみちゃんは結婚してボクのことを忘れていく。ボクの心からはまなみちゃんはずっと消えなそう。それって切ないように思えて実はすごく幸せなのかもね。そっか、だから『まなみ100%』なのかもね。

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ゆみな

1.0 100%とは思えません

2025年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeoonza