エンド・オブ・ロードのレビュー・感想・評価
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家族を守るための旅は、いつの間にか“生き延びるための戦い”へと変わっていく。
夫を亡くし、生活の再出発をかけて家を売り払った母ブレンダ。2人の子どもと兄を連れて、アメリカ南西部を横断する引っ越しドライブの途中で、彼女たちは思いもよらぬ事件に巻き込まれていく。
何気ないモーテルの一夜から始まる逃亡劇。
荒野の一本道、差別的な言葉、そして頼るもののない現実。この物語の裏には、アメリカ社会の経済格差・人種・安全神話の崩壊が静かに横たわる。
クイーン・ラティファが演じる母親像は強くも痛々しく、“普通の人々”が生き抜くためにどこまで闘うのかを描いた社会派スリラー。
米国の知らない一面を覗き見たような、不穏でリアルな作品でした。
善人かあちゃん…
普段はそんな性格なのに、家族のためには追突も、銃もぶっ放し、腕っぷしも強いかあちゃん。人種差別が残る南部で大暴れ。警部が黒幕は何となく想像できたけど、お婆さんまで悪人とは。金も残してたことは予想できたというより安心感ある結末だった。
白人嫌いの監督が作ったのかな
ジジババ元気!
めちゃタフな看護師が自分の子供を守るため、悪の組織のボスと闘う
なくなった夫の入院代を払うため、自宅を売り転居を余儀なくさせられた子供二人持ちの看護師ママが、家族と一緒に、転居先へ向かう道中、事件に巻き込まれるロードムービー。貧困問題や黒人に対する人種差別、コカイン使用、銃規制のない危険な社会等、現代のアメリカが持つ社会問題を見せつけられる。
砂漠を舞台に起こる地元の住民とのトラブルから、カート・ラッセル主演のブレーキ・ダウンと内容は似ているが、あそこまでの恐怖はない。あっちは主人公がひとりだったけど、やはり家族がいるのは心強い。家族にふりかかるトラブルを、自分の身体ひとつでのりこえていく、正義感の強い主人公のママさんには、応援したくなるし、そこが見所ですよね。
ネトフリ映画の中では結構好き!!
犯罪現場に遭遇して巻き込まれていく家族を上手く描いていました。姉弟のキャラも良いと思います。脚本も無駄が無く、この手の映画にありがちな汚い言葉の応酬や煩い歌ありBGMも無く好みでした。オーソドックスな内容をソツなくこなしてあり、ネトフリ映画の中では結構良いと思います。
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