「実話が一番怖い」グッド・ナース norinoriさんの映画レビュー(感想・評価)
実話が一番怖い
実話ほど恐しいものはない。実話を凌駕する恐ろしさを味わわせてくれるのがクリエイティビティだと思っているので、この映画は物足りなかった。主役2人はたしかに演技賞ものだし、十分にに怖がらせる演出も巧みだ。それでも犯人の心の闇への迫り方も、保身優先の医療機関への憤りも淡く、一番ゾッとしたのがエンドロールで説明された犯人のその後だった。これはむしろないほうが、シリアスなドラマとして楽しめたのかもしれない。
コメントする