「罪を憎んで人を憎まない本当の正義感と優しさの対峙」グッド・ナース カール@山口さんさんの映画レビュー(感想・評価)
罪を憎んで人を憎まない本当の正義感と優しさの対峙
助け助けられる二人の看護師に生まれる友情関係の中に大きな疑惑を持つ。
疑惑が確信となり二人は対峙する。
その確信が殺人という看護師としては信じられない犯罪をである。
恩人であり友人である被疑者に女性看護師が自白を迫る場面の緊張感の二人の演技力にカメラワークは絶妙で息詰まってしまう。
揺るぎのない正義感と自らが苦境にありながらでも他人に本当の思い遣る優しさがこの犯罪を終焉させたのであろう。
演技の間合いに凄味のある映画であった。
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