ユー・ピープル 僕らはこんなに違うけどのレビュー・感想・評価
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ジョナ・ヒルなりの関心領域
ケニア・バリスとジョナ・ヒルなりの関心領域、
み・・みみんなアメリカ人だよね、、、同じ、、人間だよね、
人種、宗教、LGBTQ、世代、親子等々あらゆる分断について。
〈監督〉とか、
〈脚本家〉〈ショーランナー〉
それらしい事をそれらしい方法で表現する人たちのやり方を、
バラバラに解体して、
〈衣装〉を脱いで、
好きな服を着て、
履き慣れた靴を履いて、
髪型も楽しんで、
〈セリフ〉も捨てて、
話したい言葉で会話すれば、
見えなくなってる事も、
見えてくるんじゃね?的な、
言えなくなるより、
笑われてる方がいい、
元々の〈映画〉のトライを、
手書きのスケッチにこだわるように、
カラフルに楽しくやってやろうというスタンスが観てて楽しそうだった。
一方、
〈差別〉という概念は確かにわかる、
でも、
肉眼で見えているのは〈差別〉
というよりも、
〈悪意〉だろ?
〈空気〉を読むなんて世界中のどこにいても、
誰でも感じる事、
それをコミュニケーションの手段として、
採用してこなかったカルチャーの人たちの、
ジョークで位相を笑い飛ばそー、
でも、
ちょっと、
やっぱり、
かなり、
焦ってる感じ、
他人事じゃない。
『僕も35年くらい生理が来ていないんだ。医者に見てもらおうかなぁ?』
『ばあちゃんのホロコーストの指輪♥』って凄いブラックジョーク。
私はフォレスト・ガンプを見たが、内容を忘れた。
『禅僧、グル、ラビ、牧師、神父、イマーム
ヤムルカ クフィ』
ボキャブラリーが増えた。
『僕はとうやっても黒人の事は分からない。でも、○○野郎の区別は付く』
黒人も白人も○○野郎がいないから、最初から全く問題ないのだが、デフォルメしてあり得ない話として描いているが、これ以上下品にする必要もないので、大変に良かったし笑えた。
些か、黒人を良く描いているとは思うが。
外的要因の根深さ
コメディタッチだが、コメディにはなりきれていない。
主人公(白人)がユダヤの集会でスニーカーを拭く。
ヒップホップカルチャーで育った事がわかることからストーリーが始まる。
スニーカーやファッションでそれぞれの個性をリンクしていくが、その文化は現代を生きる若者だけではなくその親、またその親から紡いできた文化。
それぞれの歴史が結婚(白人(ユダヤ)と黒人)しようする2人の障害になっていく。。。
スニーカーやファッション、音楽、ポッドキャストなど現代のカルチャーを交えながらストーリーは面白かった。
エディマーフィーはやはり、良い。
白人と黒人のカップルは・・・
ジョナ・ヒル主演の作品。
白人と黒人の結婚に対する家族同士のハードルに
立ち向かうカップルのお話。
とりわけエディ・マーフィの堅物親父が秀逸。
まったくコメディ色のないエディ・マーフィが恐ろしい。
最後は微笑むことが出来て良かったけど
実際の白人と黒人のカップルは大変だろうなあ・・・
人種 × 義父
"力がある"脚本も務めた似合ってない金髪ジョナ・ヒル × 堅物エディ・マーフィ = 2人のコメディ俳優が『招かれざる客』の頃からあって近年ではコメディとして描かれることの多い題材に、ユダヤ(白)人と黒人として挑戦するNetflixオリジナル映画。そこに強烈キャラな母親役としてジュリア・ルイス=ドレイファスも加わる!
完全にUターンし鋭く左折。彼女の助言もあってヒップホップで育った主人公は黒人の友人と一旗上げようと仕事を辞める。そしてお互いの親に会う流れで気まずくなってく異文化人種カルチャーコメディだけど正直そこまでコメディとしてうまく機能しているとは思えなかった…。
勝手に関連作品『ミート・ザ・ペアレンツ』『招かれざる客』
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