ナイブズ・アウト グラス・オニオンのレビュー・感想・評価
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この時期はやはり豪華オールスター出演のサスペンスだよねと「ナイブズ...
この時期はやはり豪華オールスター出演のサスペンスだよねと「ナイブズ・アウト:グラス・オニオン」孤島に集められたVIP と探偵、そして起こる殺人と王道の設定なんだけど、そのあとのドンデン返しが犯人探しと別のところにあるというのが面白かったのと、金の名声を得ることによって、ゴミみたいなエゴと偏見を増大させてしまう人々を描いているというところも注目ですね。あと個人的に俳優としてもミュージシャンとしても推しのジャネール・モネイが素敵だったのが嬉しかったです。
スカッとはしない
うーん。雰囲気は良いのだが、なんか全体的にドキドキやスカッとしない展開。前半1時間20分は、かなり退屈。後半になって物語が動き始めるが、どうも乗り切れない。映画館の大きなスクリーンと雰囲気じゃないとのめり込めないオイラが悪いのかもだわな。
名探偵ブノワ・ブラン
今回、ブラン(ダニエル・クレイグ)は双子の姉を殺された妹(ジャネール・モネイ)から、犯人を見つけてほしいと頼まれる。 そして怪しい大富豪(エドワード・ノートン)から招待された、ミステリーゲームに参加する。 果して大富豪に勝てるのか、となるが、活躍が不足気味なのが残念。
王道なのにありがちではない
暇を持て余した名探偵ブランは大富豪が自身の島で開催するパーティに参加することになり…。 シリーズ2作目。孤島物と言う王道ミステリでありながらも、ありがちな展開には終わらせない仕組みと明るいノリで、楽しいが詰まったミステリになっていました。
"破壊"
ライアン・ジョンソン×テクノロジー=ネット民の次は、内実は薄っぺらいくせに自分はオニオンみたいに何層にもなった複雑な人間だと思い上がってはまるで自分が固定観念をブッ潰す"破壊者"ぶってる連中をネタにこき下ろす? 何があったか見たろ?往年ミステリー作品の形式に倣いながらも、あくまで中身は現代らしい要素で構築されていて、ミステリー"謎解き"それ自体が必ずしも肝心ではないところがいい。そのことであれこれと露呈しブツかり合う人間の滑稽さこそ醍醐味。金持ちのゲームに振り回されるクソ頭たちを見てご満悦な私たち。この復讐劇、お見事!主人公が男キャラということもあるかもしれないけど、前作の嘘をつくと吐いちゃうアナデアルマスの次は酒を飲むと大活躍する女性キャラ?! それによって見え方の変わる後半。温故知新で物申す本シリーズを見ていると、ライアン・ジョンソンが自分に似て、モノの見方曲がってそうだなと思えて勝手に親近感。 "内満たし"てくれるもの、それは極めて退屈な明白さの裏に隠れている。舞台はコロナ禍当初の2020年5月、ロックダウン最中。観察力に富み、ウェス・アンダーソン的ファッションを好むブラン in ブロン?ジェームズ・ボンドをやり遂げ有終の美を飾ったダニエル・クレイグの次なるシリーズ。頭がすごく良いかはさておき、時事ネタも交えた小粋なセリフのやり取り・掛け合いから映画ファンが熱狂するような気の利いた"謎解き"を今日撮らせたら右に出る者はいないライアン・ジョンソン監督オリジナルシリーズ待望の2作目。なのにもうフォーマットができてきているかのような安定感。成功した前作と同じ作りをなぞりながらも、やっぱり真実は眼の前にある。時間はかからない、あっという間にその面白さに魅せられる。 今度は招待されて"集められた〜"モノ。メソッド俳優エドワード・ノートン演じる大富豪マイルズ・ブロンの金の乳房をくわえている有名人たち。彼に名前を出されるセレブリティは同じくメソッド俳優でやり過ぎ伝説残しているジャレッド・レト、本当は同じくMCUで活躍していたかもしれないジェレミー・レナー、そしてサスペンス/ミステリーと言ったらこの人なギリアン・フリン。最後はスカッとする!腕をクロスさせて中指突き立てるの流行りそう。モナリザのように皆が話題にするようなことに関わりたい不滅の精神は、作品を彩る名曲たちとして出ているわけだけど、まさか最後に本当に"グラス・オニオン"で終わるなんてね、粋だ。 友人、破壊者 This is a smokeless garden. P.S. サプライズ・イーサン・ホークにヒュー・グラントも
胡散臭い奴らへの一撃 ぶっ壊せー
言葉を大切に使い芸術を謙虚な思いで愛し良識を持つ人達が、金と名声とチヤホヤに絡みとられた成り上がりにくだす一撃。この映画、安っぽそうな出だしでどうなるんだろう、と心配しましたが大丈夫でした。ダニエル・クレイグ演じる探偵ブノワは知的でありながら前作より軽やかな雰囲気で楽しかった。アンディ役のジャネール・モネイ素敵ですごく上手い! 「ウォーホール、マティス、モンドリアン、マネ、リヒター、リキテンシュタイン、ダリ、アルプ、モナリザなどの作品」と音楽がとても上手く使われていました。愚鈍で保身しか頭にない人達を皆さん素晴らしく演じてました。本物のヨーヨーマがバッハの小フーガについて語るシーンが何気なくあってびっくり!美しい海、邸宅、衣装含めて映画館で見たかったなあ。縞縞男!2回見て玉ねぎの意味をよく味わえました。 おまけ 3回目鑑賞の今日(2023.1.8.)は、バッハと玉ねぎそれぞれのテーマが追いかけ追い越し戯れる様子を映像と台詞と音楽で楽しめました。言葉誤用と事実誤認だらけの(内満たす?確定した?造反点?イオニア海?)お馬鹿マイルズ、ノートン適役!よくできているいい映画だと思います。タイトルは邦題も「グラス・オニオン」だけにして前作とは分けた方がすっきりして美しい。とにかく映画館でやってくれぃ!
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