「最初の設定と最後のあれ、物語全体に塗された社会風刺は映画「ザ・メニ...」ナイブズ・アウト グラス・オニオン ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
最初の設定と最後のあれ、物語全体に塗された社会風刺は映画「ザ・メニ...
最初の設定と最後のあれ、物語全体に塗された社会風刺は映画「ザ・メニュー」にも通じるものを感じる。
怒りに満ちたジャネールモネイが打ち上げる、反撃の狼煙。
自分が主役として振る舞うのではなく、被害者に寄り添い、あくまでも裁きは本人に委ねる、ブノワ・ブランの引きの美学。
エドワードノートン演じるIT業界の大富豪の、沽券のためだけに環境問題を都合良く利用する、見かけ倒しの浅ましさ。
悪戯に満ちた固有名詞の数々と、不意に訪れる、豪華な面々のカメオ出演も楽しい一作。
先回り×先回り×先回りでツイストした先に訪れた景色とは。
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