「ハンバーーーグ!だよステーキじゃない。」エリザベス 女王陛下の微笑み momoさんの映画レビュー(感想・評価)
ハンバーーーグ!だよステーキじゃない。
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素敵なお衣装やロイヤル感は味わえます。
イギリスにうまいものなし。
アフターヌーンティー食べて飲んでお腹服らして軽くフィッシュアンドチップス行っとく?
というお国柄だけあって食べ物が一切出てこない。出てきたのは紅茶くらいか。
トップシーンのロンドンオリンピックのスカイダイビングのシーンでワクワクしたがそこが最高潮であとは尻つぼみです。
貴重な映像は本当に一つ一つ素晴らしいと思うんですよ。
でも細切れ映像は時系列ではなくテーマ別で時代もごちゃごちゃ。
合い挽きミンチで作ったハンバーグのよう。
つなぎがなければとてもまとまらない。
つなぎとなっているのはイギリスが誇るロックなどの音楽が卵となり、短くて語りきれていない映像を曲が繋いでくれたのでようやくハンバーグという形になっている。
時おり挟むイギリスのコメディアンのユーモアもつなぎのパン粉。
順番に出てくるメインのステーキを待つフルコースのような整いがない。
この映画にも少しオードリーヘップバーンが出てくるけど、少し前に見たオードリーヘップバーンのドキュメンタリー映画は時系列でとても観安かったなと改めて感じた。
唐突なエンドロール後の短い下手くそ演奏は必要なの??
デザートとしてはお粗末。
エリザベス女王自体はとてもチャーミングで好きなんだけど編集が、美味しゅうございましたとは言えない感じでした。
とはいえ、日本で皇室でこんな映画が作れるか?と言ったらNO!
なのでまあこんなものが作れるだけでもイギリスはすごいのかもしれない。
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