劇場公開日 2023年4月7日

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ザ・ホエールのレビュー・感想・評価

全228件中、201~220件目を表示

3.5ダーレン・アロノフスキーの映画が日本で劇場公開されるのは『ノア 約...

2023年4月8日
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鑑賞方法:映画館

ダーレン・アロノフスキーの映画が日本で劇場公開されるのは『ノア 約束の舟』以来 9年ぶりという事実にまずは驚く

内容はともかくブレンダン・フレイザーがアカデミー賞とったのは納得の熱演だったけど

エンドロールへの入り方がアロノフスキーだなあて感じでしたね

英米文学科に身を置いていたのにメルヴィルの『白鯨』読んでない(挫折した)のはいかんなと思わされました

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teraox

4.0白鯨が繋ぐ父娘間の愛憎劇

2023年4月8日
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本作で今年のアカデミー賞主演男優賞を獲得したブレンダン・ブレイザーが、主人公のチャーリーを演じた父娘間の愛憎劇でした。チャーリーは、かつて自分の教え子・アラン(男性)と恋仲になり、妻と娘を捨てた過去がある。ところがアランが亡くなってしまったことから、過食症かつ運動不足に陥り、今では272キロもの巨漢になってしまい、自立歩行すら出来ない状態。収縮期の血圧が優に200を超えるなど、本来なら入院治療が必要なのに、お金がないことを理由に病院にも行かない。そんなチャーリーを手助けしていたのが、アランの妹でホン・チャウが演じた看護師のリズでした。
チャーリーは目前に死が迫っているたことを悟り、娘のエリーとコミュニケーションを取ろうとするものの、エリーは自分を捨てた父親に悪態をつきまくる。それでも自分の遺産を全てエリーに与えるという、極めて打算的ではあるものの、恐らくは唯一の解決策を使ったことでコミュニケーションが続き、それを端緒に父娘の間柄がグダグダながらも回復していき、遂には本人的には願いが叶ってエンディングを迎えることになりました。

タイトルの「ザ・ホエール」というのは、言うまでもなくハーマン・メルヴィルの不朽の名作「白鯨」から来ているもの。これはチャーリーの巨体を表しているとともに、エリーがかつて書いた「白鯨」に関する感想文が、物語のキーになっていることとも繋がっていました。映画を観たついでに「白鯨」を読もうかと思いましたが、上下巻で1000ページにも及ぶ超大作なので、読み終える自信が持てず止めました。。。

ところで本作では、チャーリーの巨体や所作が、実にリアルに再現されていました。巨体の造形は言うに及ばずですが、その動きをリアルに演じたブレンダン・ブレイザーの演技は、アカデミー主演男優賞に相応しいものだったと思います。また、「ザ・メニュー」で薄気味悪いウエイトレスの役を演じていたホン・チャウが、献身的な看護師の役を演じていました。こちらはアカデミー助演女優賞にノミネートされ、惜しくも受賞は逃しましたが、なかなか印象深い演技だったと思います。
娘役のエリーを演じたのはセイディー・シンクでしたが、父親を毛嫌いするいかにも今風の女子高生の姿は、父親が自分を捨てた過去があるとは言え、結構引くくらいに酷い態度でした。これも彼女の演技が良かったという証拠なのでしょう。

総括すると、父娘の愛憎劇という点では平均点をやや上回るものであり、巨体を再現したメイク技術とその所作を演じたブレンダン・ブレイザーの演技はそれなりに良かったかなと思う作品でした。

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鶏

1.0これは難しい映画だ。

2023年4月8日
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難しい

ここまで自分を痛めつけてるやつに共感はできないし、主人公のシチュエーションが特異過ぎて、まるでスクリーンの向う側とこっち側(観る側)に結界が張られているように感じた。

美味しい料理なんだろうが、どこから食べていいのかわからないし、食べ方すら要領を得ない、

そんな感じの映画です。

鑑賞される方々が、一人でも多く結界を破らんことを御祈り申し上げます。

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ちゆう

4.5タイトルなし

2023年4月8日
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 まず圧倒的な肥満の身体。ラスト近くの過食自傷シーン。
 タイトルは、白鯨と、彼の身体。
 様々な人たちとの関わりはきついと共に美しい。
 宗教者のテーマは、必要だったと思うが、キリスト教社会でない分にはわかりにくい。

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えみり

5.0退屈で退屈で、エブエブも酷い出来だったので今年のアカデミー賞はハズレだな

2023年4月8日
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と思っていたが、エンディングで評価が一変した。
この作品のメッセージが明確に伝わってきたからだ。
お前のせいで私の人生は滅茶苦茶だ。
父への憎しみで自分の人生を生きられない娘。
しかしそんな復讐心に何の意味もないことは
本人が一番よく分かっている事だった。
自分が書いたエッセーを父に読まされ、そのことに気づく。
娘の心の闇を救い、父は安らな気持ちで旅立つ。

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馬券師

5.0今年ベスト

2023年4月8日
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ヘルスポーン

3.5光が差す時

2023年4月8日
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m m

4.0緩やかな自殺

2023年4月8日
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2023年劇場鑑賞80本目。

自力で歩けないくらいの肥満の男の最期の5日間をハムナプトラでおなじみブレンダン・フレイザーが演じ、日本公開に先駆けてアカデミー主演男優賞を受賞したと言う作品。

まぁアカデミー賞が絶対という訳ではなく、そうかなぁという作品もあるわけですが。

疎遠になっていた娘との分かりやすい心の交流の話かと思ったらそうでもないな、という印象で、他にもあと3人主要登場人物がいます。そのうちの若い宣教師が最初は愛すべき間抜けみたいな感じで描かれていたのが段々そうではないことが分かり、でも彼の思っていない方法で結局彼の目的が達成されたのが皮肉だと思いました。

最後ギリギリ泣けました。

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ガゾーサ

3.5ハムナプトラからの…

2023年4月8日
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きい

3.0作品賞ではない

2023年4月8日
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スタンダードサイズの画面はこだわりか?
画質が良くない!
娘への愛の物語なのか?
身勝手な男の結末までが描かれているが彼の心情は計り知れないかと思ったりもする、、
吹き替えで観てみたい

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883HT

2.0みんなホメすぎ

2023年4月8日
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いつものとおり事前の予備知識はほとんどないまま映画鑑賞するのが流儀だ。
毎週金曜日の新聞に載る新作映画レビューで、複数の新聞が大きく取り上げていたので、映画館へ行った。

狭い空間で、登場人物も少ない物語が進む。
オンラインで顔かたちも見せないまま、文学の講義をする超肥満体、病的肥満の男をめぐる物語。
彼を軸に、訪問看護師、宣教師の若者、幼い時に別れた娘らが登場し、この男との関わり、過去の事情が展開する。
現代アメリカが抱える一つの闇のようなものを感じる。
超肥満体の男がリアルに再現されているのは、確かに見世物的見ものではある。
しかし、物語そのものは僕の心を打つ、感動させる…というほどのものではなかった。

先のアカデミー賞で、主演男優賞を受けているという俳優ブレンダン・フレイザー(54)についても、「ハムナトプラ」シリーズも未見で、本作で初めて認識した。
Wikipediaを読んで、彼の過去の事情が分かり、オスカーを得たのも何となく納得した。過去の個人的な事情、そこからの役者復帰ということをも加味されたのだろう。

でも、みんなホメ過ぎだ。

決して悪い映画ではないが、僕の判断基準では、☆4つつけて他人に勧めたいとは思わない。
もっとわかりやすくするか、もっと想像力を働かせてくれる作品のほうが、僕にとってはよいのである。

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町谷東光

4.5主演男優賞は納得。

2023年4月8日
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泣ける

悲しい

知的

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むつき

4.0アカデミー賞2冠は納得できる

2023年4月8日
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ある出来事をきっかけに過食となり、立ち上がることすらままならない極度の肥満となった男をブレンダン・フレイザーが演じる。彼のもとに通う看護師には“うっ血性心不全”の診断を下されているが、治療は頑なに拒絶する。だが、自らの死が近いことを悟った彼は、離婚してから音信不通だった娘を呼ぶ……。
元は舞台劇で、ほぼ室内のみで完結する。登場人物もわずかだ。だが、そこに流れる濃密な時間に圧倒された。
タイトルの由来は重要なモチーフとなっている『白鯨』と、主人公の見た目からだろうか?
見逃せない傑作だ。

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ぽてち

4.0「白鯨」が示す意味とは?

2023年4月8日
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BONNA

3.5アカデミー賞も納得の「目の演技」

2023年4月7日
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極めて限られた空間で、極めて限られた登場人物による会話劇が延々と続くのだが、何と言ってもブレンダン・フレイザーの存在感と演技が圧倒的で、ついつい見入ってしまった。
特に、「肥満」の特殊メークによって表情が分かりにくくなっているにも関わらず、それを補って余りある「目の演技」が素晴らしく、自らの死期を悟った時の悲しみ、娘となかなか和解できない時の苦悩、亡き恋人を偲ぶ時の哀切、看護師とふざけ合う時の喜びといった感情が、「目」によって見事に表現されているのである。
物語の方は、時間をかけた自殺とも捉えることができる「肥満」によって死の淵にある男の贖罪を描いているのだが、新興宗教のエピソードや、その宣教師の登場によって宗教色が強く感じられるようになっている。
ただ、心に残るのは、主人公と、問題児と思われた娘との関係性であり、娘に文章の才能があることを見出している父親と、おそらく、産まれて初めて自分のことを認めてもらった娘とが心を通わす姿には胸が熱くなる。
それだけに、宣教師だけでなく、恋人やその妹の新興宗教のエピソードには必要性が感じらず、蛇足に思えてしまった。
結局、主人公の魂を救済したのは宗教ではなかったし、宣教師は、宗教を否定する役割しか果たしていなかったと思えるのである。

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tomato

4.0ブレンダンの舞台挨拶!すごく穏やかでゆっくりお話ししてくださいました🥰良い声♪

2023年4月7日
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怖いぐらい迫力のあるブレンダンの演技に圧倒されました。セイディーちゃんも凄く良かった。(ブレンダン曰くこのあとストレンジャーシングスの撮影に行ったそうです)そして登場人物それぞれの繋げ方が素晴らしい。子どもを捨てるなんて全く許せないのですが、ラストの演出に号泣してしまいました。どう生きたら全員幸せになれたのか...ちょっと心にずっしりきました。

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サラ

4.5スゲぇ…

2023年4月7日
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アカデミー最優秀主演男優賞受賞のブレンダン・フレイザー舞台挨拶付き上映にて。

もうね、スゲぇ…
自分の過ちで失った娘との繋がりをなんとか取り戻そうとする父親の話なんだけど、過ちの結果として負ったトラウマから鯨のように太ってしまった父親をハムナプトラのブレンダン・フレイザーが演じる。
もともと舞台劇だったらしく、主要な登場人物は5人で舞台もアパートの一室。時間経過も5日間のみ。それでも実に劇的でカタルシスを感じさせる円熟のダーレン・アロノフスキー演出。コレがアカデミー作品賞でも良かったと思う…
役者陣も最高で、ブレンダン・フレイザーはそりゃアカデミー賞だわなって演技だし、「ザ・メニュー」のホン・チャウも「ストレンジャーシングス」のセイディー・シンクも全員最高。
こういう映画を観たくて通ってるんだよ。

重い話なので人を選ぶとは思うけど、観ないのはもったいないです。
あと画角がスタンダードサイズ(4:3)なのでなるべく前の方で観た方がいいです。
是非!

あ、タイトルは「白鯨」からだと思います

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ぱんちょ

3.5神の不在の中にある、神の存在

2023年4月7日
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atsushi

5.0人は一人では生きれない

2023年4月7日
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泣ける

悲しい

知的

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パフェ

3.0想定外・・・・

2023年4月7日
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hiro