「演技の迫力 引き込まれる世界観」ザ・ホエール たらこさんの映画レビュー(感想・評価)
演技の迫力 引き込まれる世界観
主演男優賞とメイク賞を取ったという事しか知らずに視聴。
有名な小説「白鯨」がでてきてタイトルはあぁそゆことかと思って見ていたが最後でも更に納得。
豚などではなく、確かに「鯨」でした。
ブリーチングというらしいです。
本当にどうやってメイクしてるんだ?
動きもメイクも本物そのものでした。
そして話の内容だが、
失恋を食べる事で埋めたことで着いてしまった脂肪。
それにより引きこもり生活をする男の話なので、本当に一切外のシーンがなかった。
回想シーンや玄関でのシーンはあるが外の景観も分からず、拘りを感じました。
個人的に陰で人が通ったのを確認してるシーンとか特に好きです。
本当にいろんな気持ちになりすぎて感想がまとまらないけれど、一言に纏めるなら主演のブレンダン・フレイザー演じるチャーリーからは、死期が近い男の迫力がかなりすごく見ていて圧倒されました。
本当に凄かった。
エリーはどう育ったのかなぁ‥
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humさんのコメント
2023年4月20日
こんにちは 体調の変化を鬼気迫る演技でみせていましたね。影を目で追うチャーリーが、自分自身で外の世界に線をひくような事態に追い込まれながらも、気持ちをのこしているのが私も気になりました。本心を垣間見るシーンだと思います.窓辺の皿は、動物を相手になら素直な気持ちをだせる象徴かと。あれに気づき壊したエリーもまた、チャーリーの孤独と似たものを抱え、愛に飢えて幼い頃の無償の愛の記憶だけで生きていた気がします。