「ショールのブルー」ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
ショールのブルー
ナレーションの声と話し方がいいなと思ったらオリビア・コールマンだった。素晴らしい俳優はナレーションも素晴らしい。
紙一重とか天才とか変わり者はCumberbatchにしかできないと思うほど。憎めなくて可愛くて周りが見えず歩き方も変。でも脳天気では決してなく、時代に合わない、時代より早い、メンタルも辛い。Cumberbatchには英国人の役しかやって欲しくないなー。この映画ではメイクで大きな鼻をつけていたように思う。
妻エミリーとの日々のシーンがもっと長いと思っていたので悲しかった。ルイと同じ位に変わっていて物事の本質を見ることが出来るソウルメイト同士が結婚できてよかった。ルイが誉めたエミリーのショール、「母からのよ」のエミリーの答えに「ブルー」とだけ返したルイ。自分のスケッチブックの中に、その「ブルー」を見つけることができて良かった。電気=愛があまねく存在する世界の美しさをまたエミリーと共に眺めることができた。
上流階級も辛いなあ、母に未婚の妹5人!ルイスでなくても大変だ。
コメントする
2023年7月10日
共感ありがとうございました☆ナレーションの声の女優さん、オリビア・コールマン知らなかったです。
ファーザーの映画とかに出演していたのですね。
製作総指揮もベネデットカンバーバッチ!良い意味でこだわりの映画だと思いました。
Bacchusさんのコメント
2022年12月6日
別作品ですが…コメントありがとうございます。
イギリスの堕胎手術事情は存じ上げませんでしたが、試験を控えた大事な時期にということを含めて、自分で何とか…というところから展開していくドラマでした。