ムーンフォールのレビュー・感想・評価
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月が地球に落ちてくる
ローランド・エメリッヒ監督と言えば、『インディペンデンス・デイ』や『デイ・アフター・トゥマロー』『GOZILLLA』等、地球に訪れる未曽有の危機を題材にした、SFパニック巨編作りで有名な監督。そのエメリッヒが新たに地球に課した危機とは、エイリアンでも、気候変動でも、ましてゴジラでもない、夜空に輝く月と地球の衝突というもの。
残念ながら本作は、劇場公開はされてなく、Amazon Prime Videoのみによる視聴となっている。そのため、自分もスマホの小さな画面で観たので、この作品の本来持つ、宇宙の壮大なスケール感や月の接近に伴う天変地異の臨場感は、十分には伝わってこなかった。
宇宙で調査に当たっていたジョーを副長官とするNASAのクルーに、得体の知れない集合体に襲われ、一人が宇宙の藻屑と散る。そして、その集合体こそが、月の軌道を逸脱させ、あと数週間で地球に衝突するという事実をNASAは掴む。軌道修正の為に、人々には内密に、核を月に打ち込み、その集合体を破壊しようと試みる。
しかし、そうすれば、核物質に汚染された月の破片が地球上に降り注ぐことに…。それを阻止しようと、先のクルーの事故に遭った、ジョーと宇宙飛行士のブライアン、そして、誰よりも早くこの事態を見抜いていた科学者・KCの3人が、月に立ち向かっていく。
また、本作は、月が単に軌道を逸れて地球に衝突する際の人類の姿描くだけでなく、科学者・KCの唱えてきた月の内部が空洞説というのが、クライマックスでの大きな見所とも言える。
・月の中には、いったい何があるのか…?
・月の内部から出てきた怪しい集合体の正体とは…?
・そして、月そのものの創造主や存在意義とは…?
等、エメリッヒの頭の中で渦巻いていた、月に纏わる様々な謎が、解き明かされていく。
出演者は、主に月に立ち向かう3人。NASA副長官役には、『Xメン』でお馴染みのハル・ベリーが、ブライアン飛行士には、これまで,どちらかと言うと、異よりない役のイメージがあるパトリック・ウイルソンが逞しく演じている。そして科学者KC役には、『ゲーム・オブ・スローン』でサムウィル役を演じた、ポッチャリなジョン・ブラッドリーが演じている。
しかしながら、この手のSFパニック・ムービーは、もうやり尽くした感もあり、本作でも、それほどの新しさやストーリーの巧みさも感じなかったかな…。
もし月が人工物だったら、もう分かってると思うよ。
久しぶりに自宅でアマプラ鑑賞。
映画館でやってたら観に行ったと思うけど、自宅で観ててもちょっとガッカリ。
NASAをクビになったパイロットが地球を救う為に働く?
しかもシャトルで月に行くのはたった3人。なんでそうなるの?
その中でも楽しい存在だった博士、どうしてそんな脚本にしちゃったのよ~~!
地球が滅びるかもしれないのに、人々はどこへ避難するの?無駄でしょ。
なんだか、全体的に危機感が少なく、ハラハラ感がほとんど無かった。
昔、月を作った人類の祖先は、この展開、予測してなかったの?そもそもこの敵、すぐ地球まで来なかったのはなぜ?
月に核爆弾を撃つ?それって効果ある作戦なの?ずっとモヤモヤモヤモヤ。
展開がご都合主義すぎてガッカリでした。
またアメリカ映画の悪いところが出てる 純粋なSF・パニック映画を期...
またアメリカ映画の悪いところが出てる
純粋なSF・パニック映画を期待していたが、またしても不要な家族愛、親子愛をストーリーに打ち込んでくる。いつものように中国忖度もあり、しかも物語の展開が都合良すぎ。
家族愛、親子愛を否定するものではないが、そういうのはそういう映画で見たいです。
人類をわずか数人の活躍で救うというアメリカSF映画のパターン。もういいです。
スクリーンで観れないのがもったいない!既視感とお約束が満載で安心して観られる花火大会のようなディザスター大作
内容的には『インデペンデンス・デイ』の焼き直しみたいな話。月は巨大な人口建造物だというトンデモ理論に執着するKCハウスマン博士(ファーストフード店勤務)が月の軌道がずれ始めたことに気づき、過去の事故でNASAを追われた元宇宙飛行士のブライアンに接触する序盤、意外とあっさり世界中に月が落ちてくる事実が知れ渡ったのにそんなにパニックにならない辺りは『GODZILLA ゴジラ』を思い出す優しい演出。ディザスター映画なのにロケ撮影がほとんどなくセット撮影やクロマキー合成がメインなのでどうしても箱庭感が鼻につきますし、中国の配給会社である華誼兄弟が出資しているので『2012』ばりに濃厚な対中忖度もありますが、本筋とは全然関係のないアルツハイマーが引き起こす悲哀、親子の確執、離婚した夫婦の複雑な心情といった小さなドラマがあちこちに散りばめられているのでハリボテ感はほとんどなく、作品の尺も130分と比較的コンパクトなので中弛みもありません。別になくても構わないような捨てカットにドナルド・サザーランドを配したりして大作感をさりげなく演出しているのも微笑ましいですし、もう『インデペンデンス・デイ』のウィル・スミスとジェフ・ゴールドブラムとランディ・クエイドの活躍を一手に引き受けるKCハウスマン博士(ファーストフード店勤務)の大活躍に世界中の引きこもり達が勇気づけられることでしょう(だから“ハウスマン“なんだと思います)。パトリック・ウィルソンとハル・ベリーという意外なキャスティングは大正解でマイケル・ペーニャも好サポート、アメリカ人なのにblessとmissを聞き間違えるんかい!とツッコまざるを得ない『アフリカ』ネタのツカミから爽快なエンディングまでディザスター映画なのに安心して観られる作品です。
SFではないのでそっち方面の期待はせずに
SFを期待しても裏切られますが、エンタメ作品としては一応観れるレベル、でも総じてガッカリ映画です。
親子や離婚した元夫婦の信頼回復とかも描きたい気持ちが一応入ってますが、いろいろ足りなさ過ぎ、押し付け感だけが残る感じ。なんでそうなる?的な。
大活躍する不遇なオタク中年をなぜ信頼し作戦に抜擢するのか主人公の心理が全くわからない。「人に話を聞いてもらえないことの辛さ」で共感したみたいなこと言ってるが、オタク中年は本人も言う通り単なる素人。どこから見てもトンデモ科学と陰謀論を信じて疑わないキ◯ガイ。元とは言え宇宙飛行士ともあろう人が彼を信じて命を預け、行動を共にする心の変化が全く読み取れなくて無理を感じる。
NASAも米軍もなんか全てが軽くて場当たり的。なお政治の関与に関する描写もほぼなし。
そう、後付けみたいな中国に媚びた設定などあり、大人の事情を感じざるを得ません。
これまでのローランド・エメリッヒ監督作品観たことあって、そしてお好きならばここまで文句は出ないのかも知れませんが、そうでない人は覚悟して観たほうがいいです。
良くも悪くも
まあ、よかったとは思う、
誰も想像していなかった月の正体と人間の過去
大作だけどさ...
期待外れ
全てが
THEとんでも映画
SFとしては楽しめる
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