オペレーション・フォーチュンのレビュー・感想・評価
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アクション、コメディ、てんこ盛り
我らがジェイソン兄貴の魅力がスクリーンから溢れている秀作。ガイ・リッチーの作品は演出、役者、シナリオが洗練されていて、やはり楽しめる。キアヌやデンゼルの様なハードで、練りに練られたアクションの間隙を縫って兄貴のアクションは成立しているように思える。ハードな殺人マシーンではなく、ユーモアとスマートかつキレキレのアクションにコメディを挟んで、脇を固める役者たちも物凄く個性的で魅力のある作品に仕上げるのも兄貴の座長としての力量だと思う。常に次回作が待ち遠しい俳優である。
スタイリッシュ・コメディ。痺れました(笑)
劇場鑑賞作を絞らねばならない現状、何をセレクトするか常に悩んでおりますが、ジェイソン・ステイサム×ガイ・リッチーときては見逃すわけにいかないw
機知に富んだ軽妙洒脱な会話の連続で始終笑いっぱなし。笑い声を抑えるのに苦労しっぱなしでしたw
笑いとワクワクとカッコよさのミルフィーユ。常にその3つのどれかに彩られていてめちゃくちゃ面白かったー♪
アクションもリアリティ満載で素晴らしいと思います。CGだのロープアクションだの嘘まみれの似非アクションとは一味違う!最近はこういうアクション作品が減りました。
特に好きなのは、ミッションを1つこなすごとに3人の信頼関係がどんどん深くなっていくところ。
最初は「新人と女(しかもアイツのとこにいた奴)かよ」って出会いだったのがお互いに腕を認め合い人間性を気に入っていく。
サラとダニーの危機に本部の意向無視でオーソン&JJが駆けつけるところもムネアツ(きっちりボケはかましますが)
ラスト、サラがオーソンと腕を組んでネイサンから立ち去るシーンは、チームとしての心の距離感が一つになっていると感じました。(JJも腕は組んでないけどもちろん一緒です♪)
JJも"巻き込まれ"ダニーもすっごく良い奴だし、
サラは普段のナチュラルメイクと潜入時のバッチリメイクの差が物凄くあるのが魅力的だし、
グレッグの大物感ときたら♪
腹心も殺され、まんまとしてやられたオーソンチームに対して遺恨残す事無く、クールに取り引き出来るところから風向きが変わってきます。
いやぁ、最初はただの好色オヤジかとも思ったんですが、クライマックスでマイクに苦虫噛み潰させるところなんかはダニーでなくても痺れましたwww
IT富豪に仕掛ける心理戦も言い回しが心憎いじゃないですか♪気が利いているってこーゆーことですよ。
もう、マイクは最初っから徹頭徹尾「嫌なヤツ」だったからグレッグにやられて「ザマァ!」と心底思いましたよw(あら、いやだ。ワタクシも言葉が悪い。ええ、監督に合わせてみましたw)
まぁ、ラスト、本当にバイだとは思いませんでしたが、あらゆる享楽に通じていそうだからそれもお似合いですね。モーリスのクライヴだしなーw(そう言えば、ネイサンもアナカン(汗))
ダニーってばすっかり「染められ」ちゃったのね。あらイヤだwでもお幸せに〜www
ってグレッグばっかり書いちゃったな。死の商人だからあんまり褒めちゃダメかもですが。
そして、そして、この人。オーソンです♪
常にとーってもスタイリッシュで強くてカッコいいんですが、時折(いや、結構頻繁に?)見せるチャイルディッシュなギャップが非常に「可愛い」んですねー♪
もう、ほんとに「お〜とこ〜のこ!」って感じでー。
冒頭、ネイサンにも「薬」を飲まれていますがJJにまで2004年飲まれて根に持ってやんのw
いや、わかります。私もマルゴーじゃないけどムートンの2003をプリムールで3本買っといたのに引っ越し屋の手違いで紛失されて。しかも自分で運ぶつもりだったから貴重品の欄に記載してなかったから泣き寝入り(誕生日に頂いた2000のプレミアムボトルまでも!)
もう泣くに泣けない悲劇でした。
(息子の二十歳祝いと結婚祝いと初孫誕生祝いに開けようと思っていたのにー)
「明日に向かって撃て」とBBQは監督ファンなら「お約束」www
Raindrops Keep Fallin' on My Headの歌詞もオーソンの気持ちにピッタリだしサラも一緒に歌ってるしw
あとね、確信ないんですが劇中曲、もしかしてゴッド姉ちゃん、、、じゃなくて父ちゃんのパロディ?(音楽に詳しい方、教えて。合ってる?(笑))
とにかく台詞が粋でカッコいいやらおかしいやら。聞き逃さないよう余計な考えごとをしないよう一場面一場面に集中して鑑賞(いや爆笑?)していました。
流石ガイ・リッチー、流石ジェイソン・ステイサム。
私の好きなリッチー成分とステイサム成分満載の作品でしたw
こんなキレッキレのコント作品も撮れるとはガイ・リッチーも円熟の極みでしょうか♪
無駄な台詞、無駄な場面なんて微塵も無い。コントの伏線になってる事も多いし。ネタバレ悪評価のブログや個人サイトが散見されるけどプロなのか?アマなのか?プロなら筆を折った方が良いぞ?
映画comのような素人レビューサイトは食べログみたいなもんで、自分と感性近いフォロアーさんの感想が鑑賞指針になるから素直に思った事書けばいいけど、プロで本作を理解出来ないなら評論家の名は返上すべき。
酷評付けずに「放っておいてくれ!」
(コントのオンパレードだと感じなかった人は、ジョンウィックやワイスピの方が向いてると思う。
英語力なんて不要。字幕で充分わかる。ただ多方面の雑学はあった方が良い)
唯一、ちょっぴり残念だったのはダニー&マスタングの露骨なグリーンスクリーンかな。
ただ、ワイスピ4作目、ほとんどのカーアクションがCG無しだったのに、ポール>-Rだけグリーンスクリーンだったんですよね(遠景はレプリカ&スタントマンさん)
理由は800万ドルだから。
GT-Rでそれなんだから65年の初代フォード・マスタングじゃアクションシーンに使うわけにいかないんでしょうね。いったい今、何億円するんでしょうね。
オーソンもサラもJJも超一流のスペシャリストなので不安は一切なく(ボケはかましまくるけどw決めるところは絶対キメるから大丈夫♪)やきもきさせられるのは同業者のマイクが掠め盗っていく事だけ。しかし、マイクの立ち位置が変わってくれるおかげでそれまで募った不快感を一気にぶっとばしてくれるカタルシスが気持ちよかったですw
ラスト、あの品のよろしくない単語を敢えて無理に翻訳せずにスペルをそのまま字幕に出した翻訳者さんにも拍手ですwww
猥雑トークもガイ・リッチーの特色ですがその辺りは「大人の娯楽作品」ですから余裕の笑顔でいなしたいものです。
本作をダウンタウンの「笑ってはいけない」に例えている方がいらしたけど上手い事言うなぁと思いました。
ステイサム、よくあの強面キープで演じ続けられるよね。
役者さん達が笑っちゃってるNGシーンがあるなら是非NG集を制作して欲しい(笑)
(でもきっと、1番笑ってる人はガイw)
テンポも最高だし、何度でも観たいからDVD出るなら買っちゃおうかな。(NG集、付けて下さいw)
ステイサムはハゲマッチョなのにどうしてこんなにスタイリッシュなんだー?
きっとリアルの彼自身も美味い酒やご機嫌な車達が好きなのでしょうね。きっと色々と趣味も良いんだろうなぁ。
いやぁ、改めてリッチーとステイサムの相性の良さに感嘆です。
お気に入りの映画が、また一本増えました。嗚呼!面白かった♪
Hey Guys❗️
「何だか分からないが、凄くヤバイ[物]が盗まれた❗ソイツを奪い返せ❗」
なんと言うミッション❗どうするオイ❗
から始まるワクワクする話を、テンポ良い展開で進めて行く、Guy ・・たまらないゼ❗(盗まれた方に伺いをたてれば解ることなのだが、そこは言っこ無しで。 )
即席のチームのやり取りが此れ又、粋なセルフと共に作品を盛り立てる。
ジェイソンも、静と動のメリハリが良く抑えた演技がジェントルマンで此れ又良かった❗
場面展開もワールドワイドで「ゴージャス」の使い方も的を得ていて、これ見よがし感が無く安っぽさが見えず「大人の映画」感が漂い此れ又魅せてくれる。
音楽の使い方も粋❗スクリーンプレイとリンク❗️
エンドロールまで楽しめる、なんとブラボーな仕上がり❗
最後は、カバン💼(アタッシュケース)がものをいう一本でした。
ステイサムはかつて、ダニエルがボンドに選ばれる前に、ボンドのオファーが有ったとか。
二十一世紀の007誕生
ワッハハ!こりゃケッサクぢゃ!
Amazonプライムに入ったので早速、いただきました♪
最高のジョークを褒め称える時の「ケッサク」を敢えて使って全力で讃えたいですわ🫶
鬼才ガイ・リッチー監督の正真正銘の傑作
突拍子も無い絵空事に社会の暗黒面を忍ばせる必須条件はユーモアとジョーク、遥か昔のハメット、チャンドラーら先駆者たちから受け継がれるハードボイルドの息遣い
今回はAIの危険性を警鐘
肉体派ジェイソン・ステイサムはこの作品で21世紀のジェームズ・ボンドになれたかな?それは次回作の出来次第かな💩 それが007になるのかオースチン・パワーズになるのかはお楽しみ😋
わかりやすく楽しいアクション作品
「アクション大作」と言っていい作品なのでしょうが、ミッションインポッシブルやジョン・ウィックの流れで見るとやや小粒感もあります。
ただ、それでもジェイソン・ステイサム主演で敵役にヒュー・グラントとなれば外しはしません。
長尺の作品が多い中きちんと2時間以内にお話を綺麗に収めてることも高く評価したいです。ストーリーもそこまで複雑ではないです。それらも含めて、気張りすぎずに見られる「こういうのでいいんだよ」感にフィットする作品でした。
「映画見た」
今年196本目。
ここ何年ジェイソン・ステイサム出てるだけで面白いの確定と感じていて今作も彼がいい。アクションはもちろんダニーを説得する時のひねりの効いたセリフなど良かった。またサラ・フィデルの会話スキルが飛び抜けていて、アクション活劇と会話を楽しむ大人な映画だったなあと。114分ずっと映画見てると感じました。
まさに良くできたオペレーション
とにかく全てが作戦とおり。
普通の映画なら相手のボスやら、幹部やらの抵抗で拮抗する場面があるんだけども、この映画の場合はおよそそんなところはなかったような。。
殆どが未来予想図通りにいく。もちろん「上手く行きすぎやろ!笑」と突っ込むシーンもちょいちょいあったが、まあその上手くいく様がこの映画の気持ち良いところであり、醍醐味だったのかもね。
途中は人の名前が行き交いすぎて理解がついていかない所もあったが、人気スターを木馬に使う作戦は見事。そしてそれが縁となりエンディングにつながるシーン。
諸々含めてとても気持ち良い映画でした!
「日本で」見る場合にはかなりの語学力を要する(本文参照)
今年354本目(合計1,004本目/今月(2023年10月度)19本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
続き物があるかどうかは知りませんが、B級というほどではなかろうというところです。せいぜいA-級かというところです。
ITに関する細かい知識が求められるシーンがあったり、エンディングロールで突如日本のシーンになったりという「珍妙さ」は見られるものの(続編があることを示唆している?)、今週海外のアクションものを見たいなと思ったらおすすめです。
ストーリーの紹介については他の方が書かれているので思い切って省略します。
この映画、「極端に」英文法(=国語)に関する発言が多く、日本では「英語」として学習するに過ぎない日本では理解にかなり躓くのではなかろうか?と思う部分があります。
そこはちょっと説明しながら進めていきます。
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(減点0.3/一部のセリフが日本で見る場合にかなりの語学力を要する)
「「誰が?」、いや、「誰に?」のことか?」というシーンが登場します。
英語では「誰」を表す疑問詞はWhoです。これは幅広く使われますが、日本では中学から英語を本格的に学習するため、余りにも学問的過ぎる内容は「現代口語英文法にそって」省略されるところがあり、これもその一つです。
Whoは疑問詞ほか関係代名詞でも用い、主格用法(誰が)と目的格用法(誰に・と)があります。日本ではどちらもWhoを使っても減点されませんが、「海外では」前者はWho、後者はWhomと違います(字幕はそのことを指している)
(主格用法)
Who is in charge here?
(ここの責任者は誰ですか?) 「誰が」ということを問うのでWho
(目的格用法)
Whom(/Who) did you think he married?
(あなたは彼が「誰と」結婚したと思いますか?) 「誰と」なのでWhom(中学高校英文法ではWhoでも許容される。減点なし)
※ 関係代名詞(人を先行詞にする用法)でも同じ。主格用法ではWho、目的格用法ではWhomだが、Whomは通常Whoに置き換えられるか、省略、thatに置き換えられる(非制限用法除く)。
つまり、Whomという語をあまり目に見ることがないので、この点は結構「日本人の一般的な英語力では何をいっているのかわからないのでは…」といったところです。
※ 実際、口語英語ではWhomを使うことは稀なので、この違いを問う出題は稀であり、特にTOEICなどで出題されると実際出題ミス扱い(英検もこの出題は基本的に回避していることは過去問からでもわかる)。
(減点なし/参考/これらの疑問文の性質)
英語では、Do/Does/Did、あるいはCan~ などではじまる、yesかnoかのいわば「2択」を求める疑問文を「決定疑問文」といい、この映画のように「誰が」「どこで」「何を」といった「幅広い回答を求めるもの」を「補足疑問文」といいます(この点も知っていないと上記の疑問点は完全に理解できません)
ジョシュ・ハートネットがイケメンのハリウッドスターを演じた。 武器商人のグレッグを演じたのは中高年になったヒュー・グラント。
動画配信で映画「オペレーション・フォーチュン」を見た。
2023年製作/114分/G/イギリス・アメリカ合作
原題:Operation Fortune: Ruse de guerre
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2023年10月13日
ジェイソン・ステイサム
ジョシュ・ハートネット
サラ・フィデル
ヒュー・グラント
ガイ・リッチー監督脚本
英国諜報局MI6も仕事を任せるという
凄腕のエージェントがオーソン(ジェイソン・ステイサム)。
ウクライナのならず者コンビが「ハンドル」と呼ばれる装置を奪った。
それは世界に金融危機を起こさせるものだった。
MI6はそれを取り戻すように要請した。
オーソンは4人からなる即席チームを率いてカンヌに乗り込む。
ジョシュ・ハートネットがイケメンのハリウッドスターを演じた。
武器商人のグレッグを演じたのは中高年になったヒュー・グラント。
ガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムの組み合わせは何度もある。
ハラハラさせるシーンが多く、
最終的に万事上手く行きすぎの感じはしたが、
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
ガイ・リッチーらしいコミカルなスパイもの
少しコミカルなスパイものをガイ・リッチーの味付けで、といった感じの作品。アクションよりの「スナッチ」アクションよりの「ジェントルマン」といった感じだろうか。
同じガイ・リッチー監督の上記2作が好きならば楽しく見られること間違いなし。
そしてなりより、トム・クルーズがやっているミッションインポッシブルシリーズに対して「観たい」と常々感じている「スパイ大作戦」がここにあった。
今のミッションインポッシブルシリーズは、それはそれで面白く観ているけれども、ほとんど筋肉で物事を解決してしまうところに不満がある。
一方本作には「作戦」というものがあり、命がけとは違った危なっかしさが魅力だ。そしてそれはスパイものに求めるものでもある。駆け引き、ハッタリ、時に筋肉。
妙にハイテクすぎないところも良かったし、主人公フォーチュンばかりが目立ちすぎることのないチーム感も良かった。
つまり、娯楽作品としてなかなか面白かった。
シリーズ化してくれたらまた観る。面白いキャラクターだったヒュー・グラントとジョシュ・ハートネットが次はいないかもしれないことは残念だが。
小難しくないスパイ映画
M:Iシリーズ好き、ステイサム好きの私にはドストライクな映画
フォーチュンよりJJデイビスの方が優秀なのは何ともな設定ですが全体を通して楽しく鑑賞出来ました。
続編があれば見ると思います。
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