「感覚を刺激する映画という印象です。」はい、泳げません うしねこ:映画の『画』を評価するタイプさんの映画レビュー(感想・評価)
感覚を刺激する映画という印象です。
クリックして本文を読む
ストーリーの方がおまけで、長谷川博己さんをはじめ助演女優さんの演者特性を技巧を盛り込んで作った作品でした。
殆どの演者さんはデフォルメの効いた演技に敢えてしてると思います。
演技指導の方向性やカットの使い方がとても理屈っぽく、色んな作家の抽象画を横断するような感覚があります。
主人公や周辺人物の設定を反映させた構図と、水の中に時々現れる異物や後半の描写の対比が良かった。
横向きでコーチの手を離れて泳げた描写や、あざらしと泳いでる感じの映像はスクリーンで見たら心地良いかもしれない。
冒頭の納豆とかは不快感を呼び起こすだったのは敢えてという感じ。
一点残念だった点として、エンディングの音楽は楽曲ではなく水中効果音で十分だったように思います。
コメントする