まくをおろすな!のレビュー・感想・評価
全30件中、1~20件目を表示
やりたいことは分かるけど伝わらないまま終わっていくパターン
工藤美桜さんを見たいのとU-NEXTのポイント消費がてら。一気に観るのは大変。なので何回か分けて観ないといけないくらいの仕上がりですはい。笑 時代劇で描かれるような史実を新解釈するのはまだ分かるとして、それをミュージカルにするコッテリな仕上がり。ついでに言うと中身も良く分からない。誰が誰だか…だし、何を持って描きたいのかはさっぱり。飽きは来ないけど中身は入って来ない。意外とキャストの使い方もポンポンする割にはサクサク進む。 でも本物を追求したアクションは評価出来る。舞台に移ったからダンスが映えていたり、殺陣もかなり本格的。そういう意味では刺さる人にはちゃんと届くのではないか。 主演はふぉ~ゆ~の越岡裕貴さん。ジャニーズの舞台畑の人みたいなイメージ。だからか、はっちゃけ方が好意的に映る様にクサさが無くて見れる。共演の工藤美桜さんは結局、男なのか女なのか…。役としてのポジションがバラけすぎて何とも言えない。ただ強さを感じさせる彼女の魅力も出ていたので良しとしよう。笑 ミュージカルとしても時代劇としても半端ではあるが、コロナ禍を経てメッセージを乗せたかったのだろうなーと思うのをサラッと書いたのはきっと観る人が少ないから、です。笑
舞台と映画の違い
30DELUXの殺陣を舞台『スペースウォーズ2023』で見たので映画も鑑賞。
主役の二人をはじめ、出演者の演技は素晴らしいし、1対1の対決ではなく、実写+CG補完の大群の激突でもない殺陣(チャンバラ)も素晴らしい。
セリフに英語が出てきたり、髪型や服装に現代が混じっているのは、気づかなかったことにしよう。
歴史上の実在の人物をモチーフにしているので、知っていたら活躍時期が違うとかツッコミを入れたくなるが、エンタメ作品と言う事で気にしないでおこう。
ストーリーも心に傷を持つモン太と出会ったブン太が二人で珍商売を初めて、事件に巻き込まれてブン太の秘密が暴かれる、でOKかと。
ただ、せっかく日光江戸村でロケをしたのにその風景に現実感がない。
どっぐかふぇが賑わっているシーンは秘密の集会所っぽく見えるし、将軍からの重大発表も寂しく感じるし、ラストの江戸を発つシーンも江戸では無くてどこかの宿場町に見える。
討ち入りの場面も、47人とはいかなくても全く人数が足りていなくて討ち入りに見えない。
舞台だと技術的な問題もあって簡素な物であとは観覧者の想像力委ねてOKだが、映画だと物凄く違和感がある。
江戸の街中のシーンはエキストラを集めて群衆を作らないと、現実に引き戻される。
(実際、資金にかなり制約はあったのだろうけど)
同じ人がどっぐかふぇにも江戸市中の民にも大坂の人にも出ていたりと、人手が足りていなくてチープ感が出てしまう。
何気なく見ている映画のエンドロールに出てくる人数を考えると、映画の制作には人手が必要なのだろう。お金がないからといって、エキストラを呼ばなければこれだけ安っぽく感じるのか、と映画という手法に物量をかけるのは必要なのだと深く感じた。
レビューで吉良上野介が生き残るのがおかしい、という指摘を見て私もそう思っていた。
が、3回目に見た時に吉良上野介は討ち入りで死んだ事になっていて、討ち入り後の岸谷五朗は死んだ吉良が素性を隠して武士として生活していると複数回見て気づいた。
ツッコミどころは多数あるけど楽しめたので★3つ。
主役二人の熱演に拍手、で+0.5とする。
なぜこの完成度で公開をしたのか。
なぜこの完成度で公開しようと思ったのか私には理解不能である。 演出も内容も盛り込みすぎていて何を伝えたいのか,何が面白いポイントなのか,これは面白い場面なのか感動の場面なのか,これらを理解するのには相当な時間を要するだろう。 この映画を高く評価する人の意見も尊重はするが,少なくとも私にとってはあまりにもつまらない2時間であった。
せっかくなら、女優さんの殺陣も観たかった
鑑賞前に出演者の中の知らない女優さんのプロフィールをチェックしたら、殺陣が出来そうな感じの人が複数いたの。 だから、そういう部分も期待して鑑賞したんだけど、工藤美桜さん以外は踊るだけで、殺陣のシーンは無かったです。(見落として無ければ・・・) 設定はかなり攻めてるのだから、女優陣の殺陣が有っても良かったと思うのだけど。
演出や設定の詰めが甘い
ブン太とモン太のバディ感が弱い気がした。二人で成し遂げたい事が何なのかがわかりにくかった。恋愛寄りを匂わせてる場面もあったが、ちょっと弱くて中途半端だった。
全体的にミュージカル的な歌や踊りなどは入れなくて良かったような。時代劇に振り切った方が違和感が少ない感じがした。
ジャニーズメンバーの演技は普通に良いと思うので、アイドルに寄せないつくりで観たかったです。推しが出てるから頑張って3回観たけどあんまり釈然としなかった。
ひとことReview!
若者向け演劇作品を映画にした感じか。江戸時代という設定なのに今時の若者用語や英語を使ったり、ミュージカル化するのは、賛否両論になりそう。それにしても展開が急すぎるのは、日本史に詳しくない人にとってはチンプンカンプンではないか。歴女向け。
設定盛り込みゃいいってもんじゃない
2023年劇場鑑賞25本目。 なんとなく邦画というだけの情報で鑑賞。タイトルから演劇の話かな、と想像。 外でチャンバラしていたと思ったらいつの間にか舞台になっていたので、なるほど劇中劇ね、と思っていたらなんかそのまま進んで行くぞ・・・。 オープニングの役名を見ていくと近松門左衛門やら松尾芭蕉やら吉良上野介やら聞いたことのある名前がどんどん出てきて、ああ、歴史上の人物が吉良上野介をやっつける話か、と思っていたらだいぶ違いましたね。いや、こんな忠臣蔵の設定聞いたことないけど、ちょっと無理ないかなぁ。辻褄なんか合わせる気もなかったようですが。 終盤に向かうに連れなんかどんでん返しをやってやろうという思いが強すぎてもういいよーという状態に。綱吉の正体だけは「あーそういうことか!」としてやられた のでちょっと加点。 しかし、若い人を時代劇に取り込もうと東映さんが頑張っているのは分かるのですがやっぱりなんか軽くて心に残らないんですよね。藤枝梅安に期待です。
なぜ工藤美桜がキャスティングされたのか
けっこう早い段階で『テロだ』って台詞があって、「時代考証は無視してるんだな」って分かっていいね。忠臣蔵の頃の話なんだよね。 『のべつ幕なしさ』って台詞でいきなりミュージカルシーンになって、「どうしたんだろう」って思うんだけど、もとが《のべつ幕なし》って舞台なんだね。 芭蕉を伊賀者にしてみたり、浅野・吉良・大岡が将軍を守る裏御三家だと言ってみたり「ラノベ設定か!」と思うような話が進み、ストーリーもけっこうぶつ切れなんだよね。 しかし、その合間に挟まれるダンスや殺陣や出し物のレベルは高い。さすがジャニーズ。 工藤美桜がどうしてキャスティングされたのかは謎だったな。ヒーロー物出身だからアクションやるのかなと思ったら、そんなでもないし。なんでなんだろう。 ストーリーはめちゃくちゃで、そのめちゃくちゃさが逆に面白いんだよね。でも、普通は、そういうふざけた映画は日の目を見ないから、ジャニーズのお陰で、こういう話を観られて良かったよ。 ありがとう。ジャニーズおよびジャニオタの皆さん!
ジャニーズ目当てで見に行って、結果としてジャニーズがすごいという話...
ジャニーズ目当てで見に行って、結果としてジャニーズがすごいという話になっているが、決してはなからそのような見方をしていたわけではないし、単にジャニーズを上げているわけではないということを留意してもらいたい。
結論:全てが中途半端。
監督に関して、さまざまな言動から不信感が募り他のレビューや生の声を聞いて先入観があったのは申し訳ないが、いい意味で裏切られることはなかった。
初っ端から映像と舞台のシーンが入れ替わり。回想とかもあるからやりたいことはわかる、とは思ったがそれ止まり。
特にダンスや歌は、このクオリティなら出さなくても良いと思ってしまうほど。今まで見てきたジャニーズの凄さはよくわかった。ただ下手くそと言いたいわけではなく、それぞれの良さがあると思うから何も並べる必要はなかったのでは。
効果音もやりすぎ感があって、しかしまだ序盤なのでどのスタンスで見たら良いのかと迷う程度。など、あげたらキリがなく、他のレビューと同じ。
比較対象に相応しいのか、わかりかねるが…福田○一作品のドすべり版みたいな…。(比べるのも烏滸がましいか?的外れなら申し訳ない)彼の作品は好き嫌いが大きく分かれようが、ジャンルとして確立しつつあるし、初めから見るスタンスが決まっていてわかりやすい。当作品は初監督でそれをやられたら全くわからない。
とにかく、この作品は詰め込みすぎたんだと思う。初めてで、といってもどの程度の初めてなのか知らないが。
自分を過信しすぎたのか、何なのか。同じノリの他の小劇場、各劇団のイメージも相当下がったと思う。
竹中直人さんはじめ、岸谷五朗さん、ちゅうえいさん、ひいては阿部祐二さんなど。地上波でも見かける方が急に出てくるおもしろさはあるが怒涛にくると一人ひとりの凄さが薄まってしまう。(もちろん大きな作品でそのようなことはない。/劇団ノリのなかに知ってる人が急に出てくる面白さは一人まで)
監督自ら出演しているシーンも多いが、そもそも知らない人も多いので先述のメタ的な面白さには繋がらない。
色んなところで予算の比重が間違っていると感じる。とにかく知っている人を出そうと言うのは全て監督の自己満足にしか見えない。(映画というものが監督の自己満足だと言われればそれまでだがそういうことでは無い)
この監督のことだから、きっと低評価をつけても「この人には理解されなかっただけ」と終わらせられてしまいそうなのが憎い。しっかりとレビューを読み込んで、反省していただきたいです。
「主演を男にしたい」という発言の意図は全くわからなかったです。
・時代錯誤
・主演の歴と場数をわかった上の発言?
・漠然としすぎていて意味がわからない
・彼は何を以て「男」とされるのか。
もし、かくかくしかじか数字が良くても悪い意味で運営側から釘を刺された客が足で稼いだものなので監督の云々ではないです。しっかりとレビューなど読んでください。
悪かった場合、残念ですが、出演者の技量とは一線を画して種々について再考をお願いいたします。
初めてのレビューのため拙文を失礼いたしました。初が重なってお祝いの気持ちでいっぱいですが、なんとも煮え切らないことが多かったのでこのようなレビューを致しました。少しでも同じ気持ちの方がいらっしゃれば幸いです。見に行く度にTwitterなどを検索して、自分だけじゃなかったんだ。と思う日々はもう勘弁です。
表情を見るために、殺陣がかっこいいから、今は、主要メンバーのために数こなしてます。
さいごに
読まれるとは思っていないですが、主要メンバーの方へ。
このようなレビューになってしまい申し訳ございません。また、不快になられる箇所も多くあったと思います。大変失礼致しました。
これからも、ご活躍を心より応援しています。
よくわからなかった
まず、物語の大筋がよくわからなかった (2回観ました)。脚本が悪いのか、構成が悪いのか、編集が悪いのかわかりませんが、とにかく何を見せられてるのか…?と上映中に何度も思ってしまう始末でした。まったくストーリーに没入できません。
そして稚拙な演出。予算が無いなら無いなりに見せ方ってあると思うんですが、監督のアイデアが乏しいのか撮影時間をかけられなかったからなのか、幼稚な演出ばかりで見てるのがつらかったです。笑いを誘う場面もいくつかあったと思うのですが、そのあたりも完全に消化不良でした。舞台での映像との融合も、意味があったのか疑問です。
また、主役の顔に他の人が被ってしまっていたり、主役がいるのに足元しか映っていなかったりと、雑なアングルに萎えました。
あ、あと、何度か浅野内匠頭の登場シーンがあるのですが、カメラ目線で顔のドアップだったのがなんか見ててキツかったです……あのような映像にした意図はなんだったのかまったく理解できませんでした。
ジャニーズ俳優陣や工藤さんなど、一生懸命演じておられるのはとても伝わってきたので、それに対する★1つです。作品や監督に対しての★はありません。
お願いですから、続編はやらないでください。
いろいろと理解できなかった
これ皆さん1度ですんなり筋を理解なさっているのでしょうか?
個々のエピソードとその時々の設定はまぁわかりましたが、その繋がりが感じられず結果よく分からない映画だったなという印象です。
設定が新解釈というにはあまりにもぶっ飛んでいて好みがわかれるところだと思いましたが、そこはそういう世界として受け入れることは可能とは思いました。
ストーリーに多少難点があっても映像が美しければ良かったりもしますが、監督さんがきちんとチェックしているのか疑問をいだくシーンが多かったです。
振り上げた手で表情がよく見えなかったり、モブが主人公に被っていたり、その他のシーンもシンプルに角度が悪いなと思うことが多かったです。
普通は撮り直しますよね?
構図がどうこう以前の問題のように思いました。
同じシーンを舞台とロケで撮って交互にみせるのは意図がよくわからなかったです。
また、小さなカンパニーでは1人が何役もやったりしますがこの映画でもそのようなことがありました。
舞台では気にならなくても映画の解像度ではだいぶ違和感がありました。
あれがハイブリッドということだったんですかね…?
あと、モブのエキストラさん?のような人が何度もクローズアップされるのはなんだったのか…。
めちゃくちゃ演技派というわけでもなく(というかモブだし)、お金を払って何を観せられているのかなという気持ちになりました。
他には赤穂浪士がどう見ても47人いないとか、綱吉が江戸の町民に話しかける場所がとても将軍が出てくるとは思えない民家の2階みたいなところだったりする割に、謎のエフェクトや仮面ライダーみたいな変身シーンがあってお金を掛ける場所がちょっと違うのでは?と思いました。
評価は、主人公のお二人始め主要なキャストの皆さんの演技は良かったので★1つ、あと歌が良かったので★1つ、合わせて★2つにしました。
クオリティが残念過ぎる
一般の映画ファンの方々にはあまりうけないのではないでしょうか。 昨年夏のまくおろLIVEも観に行きましたが「このクオリティでこのチケット代…?」と思わざるを得ない完成度。 ただ、予告編を見る限りでは面白そうでしたのでほんの少し期待はしていました。 しかし、その期待も冒頭から見事に裏切られました。ミュージカルと映画の融合とは…? 監督自身の発言は「公開3日間の興行収入が大事」「このメンバーを男にしてやってくれ」ばかり。 作品に自信がないから「3日間映画館に通え」とファンをたきつけているのか、 「このメンバーを男に」とはどのような意味なのか? これでもし興行収入が振るわなければ、キャスト陣のせいにされるんじゃないかと思うととてもいたたまれないです。 主要キャスト陣の演技や殺陣は素晴らしいものでしたので、 もし作品がこけても全ては監督の演出のせいです。 監督が「レビューを書いて広めてほしい」とおっしゃっていたので (おそらく褒めたたえるレビューを望んでいるのでしょうが) 正直に書かせていただきました。 この★1は、作品を作り上げた主要キャストの方たちへのせめてもの★です。 作品や監督に対しては★はありません。
新解釈のミュージカル時代劇
江戸時代、将軍綱吉の時に、紀伊国屋文左衛門(ブン太)と近松門左衛門(モン太)が心中希望のカップルを救ってたり、赤穂浪士の討ち入りや殺人養成所の話などが絡まった話。そこに、大石内蔵助、吉良上野介、柳沢吉保、大岡越前、松尾芭蕉、など有名どころが集まってドンチャン騒ぎのミュージカル時代劇コメディって感じの作品。 なんか江戸時代の有名どころが大集合で話がよくわからない部分もあるが、新しい感覚のミュージカルだと思って楽しめた。 殺陣もなかなか良かった。 越岡裕貴は声量がありダンスも良かった。相棒のモン太って女じゃなくて実際は男だよね?と思いながら、演じてた工藤美桜は可愛かった。
想像通り
出演するジャニーズタレントのファンです。
これが代表作に挙げざるを得ないタレントの名誉のためにも便乗してステマレビューしようと思いましたがその気にはならなかったです。
まず根本的なところから話すと作品が明らかになり始めた昨年夏、"当初のキャスト"でこの映画を作り上げたかったが一度白紙になってしまったという失言を耳にしました。前章のLIVEでも執念強いなと実感できるほど原案・その当時のキャスト(劇団員含め)が中心に動いてたので検討はついていましたが、全くその通りでした。
事務所の意向・交渉もあるとは思いますが、所詮数合わせ。寄せ集めでした。
原案に関わっているタレントは重要人物だったり(関わりというよりかはそれを機にお気に入りの存在になったこともあるかと思いますが)、1曲目から原案のテーマソングだったり。映画の内容も1つ1つ突っ込んでいたら1週間経ってしまいそうなくらい。作品のこだわりを事前に伺ってましたがそのこだわったところが仇となっているのではと。カット数を増やしたとのことですが、繋ぎ合わせが目立ってしまっていたり。殺陣のシーンも追いながら撮ることでせっかくのスピード感もわからず。
あとは同じ劇団員を衣装代わり替わりで別人としてあちこちに配置されていたのでごく普通の常識的な映像で慣れている私からすると、人間が瞬間移動してクローンとして存在している感覚で違和感がありました。
オチも強制終了した感じがあり、何を解決したのかわかりません。
コンセプトである"舞台と映画を掛け合わせる実験"に付き合わされているのであれば、それは失敗に終わっているので続編不要です。
ちぐはぐ
新感覚の時代劇、映像と舞台の融合のコンセプトを前面に出しておりますが…正直チグハグ感が否めませんでした。こんなに無理矢理なことある?また冒頭の殺陣シーンからの「のべつまくなし」の歌唱シーンへいくところは頭の中「???」これは舞台版を観た人は繋がるのかな?
脚本は面白いが「このシーンいる?」監督や劇団員の宣伝?なシーンが多くあり、内容が浅く残念な気持ちになりました。ブン太や雪斬り六人衆の過去にもう少し焦点あててくれたら、、前情報から誰1人死なないのかと思いきやバタバタ死ぬし。。。正直他の監督だったら、演出だったらと思ってしまいました。
主演をはじめジャニーズ勢の俳優陣、竹中直人さん、岸谷五朗さん、工藤美桜さん等の演技、殺陣は存在感がありました。なぜもっと素晴らしい俳優陣を前に出さないのか、、、
また、見どころの1つでもある殺陣シーンはカメラワークの影響か酔ってしまい見たいのに見れないと本当に残念でしかありませんでした。
昨年のまくおろLIVEから監督、運営陣への不信感が強く本作に期待しておりませんでしたが「やっぱりな」な結果です。数字が大切なのは分かりますが、監督の興醒めするような物言いといい監督への☆はマイナスです。
俳優陣がいくら良くてもこれでは友人へおすすめ出来ません。
作品の質が低い
「舞台と映画の融合」「新感覚エンターテイメント」と事あるごとに表現していましたが、舞台で撮影した映像使ってりゃ融合なのか?どこが新感覚なのか?と言った感想。 殺陣のシーンで突然舞台映像に切り替わり、その舞台映像がこの上なくお粗末なので、練習風景の映像が混ざってるのか!?と誤解する程でした。 映像・シーン等の作りすべてが雑でした。江戸と大阪の風景が同じって・・同じ日光江戸村使うにしてもやり方があったでしょう。拘りが薄いというかなんというか。 ストーリーもぐずぐず。ブン太&モン太バディは心中コンサルタントという面白い設定なのに全然活かせていません。過去の事件は置いておいても、「誰も血を流さない復讐劇」を企てようとした人たちがガンガン人切ります。人生を幕を他人が下ろすのはいいんですか?と突っ込みたくなりました。 やりたいことが多すぎるのか、筋が1本も通っていない感じ。 あと、一生懸命コメディ要素入れようとして滑っている。いちいち寒いです。 ジャニーズ勢使ってれば一定数ファンが観るだろうという魂胆が丸見え。 それゆえ、まくおろLiveと称してお遊戯会のような舞台版に高いチケットを払わせ、一貫性のないグッズを売りつけ、映画版でも懲りずにグッズ商売をし、興行成績上げたいからせっせと通えと監督自ら焚きつける始末。 客を馬鹿にしているとしか思えない制作陣です。 作品・監督には☆1つも付けたくありませんでした。 竹中直人さん、岸谷五朗さん、関智一さんの演技、そして主演の越岡裕貴さん始めとする役者陣の評価です。越岡裕貴さん映画初出演と思えない程良かったです。 あと楽曲良いです。 それを差し引いても作品が酷かったので☆1.5を付けました。
期待外れ
ジャニーズ舞台班のうちの一人が推しなので観に行きました。
率直に一言で言うと「期待ハズレ」でした。
私は去年の夏にやった舞台版も見てますがそれを見てても首を傾げる内容でした。
舞台と映画の融合………に失敗した作品ですね。
赤穂浪士の新解釈…まぁそこはいいです。そういう切り取り方をして自分で妄想してストーリーを妄想するなんていうのはよくある話です(個人的にその解釈は無理すぎるし認めたくなはいですが)
ではどのへんが失敗なのか?ツッコミどころは満載で書き切れないですが、一番気になったのはロケやきちんとしたセットで撮影したところから急に舞台上への映像に切り替わるところがまるでそこでCMでも挟んだかのようなぶつ切り感が酷くて一気に現実に引き戻されます。
舞台上の映像使う必要ありましたかね?ロケやスタジオそのままの風景でミュージカルシーンは取り入れるべきでした。
ぶつ切り感が酷くてテレビドラマの合間に全然別の長めのCM見てる感じにもなります。ストーリーに集中するのに疲れます。
誰も死なない仇討ちがテーマのはずなのに敵味方関係なくバタバタ人が死んで行きます。「誰も死なない」「人生の幕は自分で降ろすな」ってことは一言でいえば『命を粗末にするな』ってことだと思います。それならばそこを貫き通して欲しかった。どうせひっちゃかめっちゃかな内容なんです。敵も味方も全員生存くらいやって欲しかった。
舞台版では善人側だったドッグカフェの女将さんが実は悪側だったなど、それやったらなんでもOKになるんじゃないの?といった感じで伏線もクソもあったもんじゃない、無理やり結末まで持って行った感が感じられます。
舞台版は面白かったんですけどね。
ここは笑いを狙ってるんだろうなってところもまったく笑えず映画館も静まり返っていました。あのギャグじゃ笑えないですよね。よくて失笑です。
最後もなんだかぬるっとした終わり方で、おいおい上様はどうした?吉良死んでなっかったんかいっ!とツッコミどころ満載でした。
総合評価ですが☆3にしたのは以下の理由。
・岸谷五郎氏、竹中直人氏はやはり存在感が半端なく、寧ろよくこんな作品にでてくれましたね。ありがとうございます。お疲れさまでしたの意味を込めて一つずつ。
・ジャニーズ勢はまぁ頑張ってたと思うので全員(5人)で一つ
監督、作品に対しての☆は0です。
さすがにこれはないなと思って別の映画(コナン)で口直ししました。
動員数が芳しくないのか、ジャニーズ舞台班のファンじゃない人とかジャニーズファン以外にも見て欲しいといった口ぶりだったのでフォロワー様に宣伝しましたけど後悔しました。この作品に2000円弱払って見てくれと言ってしまったんです。本当に申し訳なさでいっぱいです。
殺陣がすごい!!
歴史の大胆な新解釈(?)ではあるけれどストーリーとしてはちゃんとしていてとても面白くて楽しめる。主演の越岡さんはじめキャストのジャニーズ陣は殺陣にもお芝居にも舞台で活躍してきた実力が存分にいかされていると思う。特に殺陣のシーンは迫力があってすごい!!今までにないスタイルなので違和感を感じることはあるかもしれないがそこは決して大きくはない劇団や舞台作品から限られた予算で映像の世界にチャレンジしているという応援の気持ちで。
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