ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサートのレビュー・感想・評価
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全3話のIMAX希望!
ディズニー配信の方は見ずに鑑賞。
やっぱり前2話を見てからの方が良いと思う。
ていうか、ビートルズを餌に加入者数を増やそうとするディズニー、やはりムカつく。
ビートルズは殆ど世界遺産なんだから、一社独占はダメだろう。
前2話の方も映画館でやるべきだったと思う。
やはり自宅のディスプレイとIMAXでは全く比較にならない。
肝心の内容はというと、オープニングの長い前フリ(デビュー以前からルーフトップ直前までのバンドの歴史)は今更不要だったかな。みんな知ってるしね。
逆にビギナーズにとっては、消化不良で分かりにくかったかも。特に「キリストよりも有名」な件あたりは。
本作は3話目のルーフトップの部分をIMAX用に再編集したようだが、やはり冒頭は1〜2話目のダイジェストを流し、その後、丸々3話目を編集なしで繋げて欲しかった。
特に予告編にもあったルーフトップでのライブを思いついたシーンは入れるべきだったな。
不必要な編集も多く、もっと腰を据えたストレートな仕上げにした方が良かったと思う。
特にあのカッコいい「I’ve got a feeling」のイントロに警官の立ち入りをシンクロさせるなんて完全にコンフリクトしちゃって、敢えて狙ってるんだろうが、ありゃセンスないわ。
ビリー・プレストンのカットが少ないのもイマイチだったが、あれは元の映像の時点で殆ど捉えてなかったんだろうな。
それにしても、どうせなら昼間じゃなくマジック・アワーの夕暮れ時にすれば、良かったのに。
夕焼けをバックに「Don’t let me down」なんて、かなりハマったと思う。
あのオフィス街の勤め人達も終業後なら苦情も少なかっただろうに。
若いお巡りさんには同情しちゃったよ。
ライブのラストの「Get Back」では、歌詞の後半で、ポールらしいアドリブのジョークも出て、演奏後のプレイバックの時なんかも、もっと皆んなワイワイと色んな軽妙なジョーク混じりのコメントも出るのかと思いきや、割と静かだった。
彼らにとっては、思ったほどの会心の出来ではなかったか。
或いは、内心これがラスト・ライブかもしれないという予感が過っていたのかもしれない。
最後の方での「Two of Us」っていうのは、なかなか感慨深くもあり、ちょっと切なくもなった。
音楽ライブのドキュメンタリーとして秀逸。映像を残してくれてありがとう
先行してネット配信された計7:48の長編3部作(2021)の第3部からライブシーンを切り出した短編映画(と思われる。本編を見ていないので真偽はわからないが)。同じ映像を元に、映画「Let It Be」(1970/Michael Lindsay-Hogg)が作られ公開されているそうだが、想像するに、映画としてはきっとつまらない記録映画に違いない(同じく、見ていないので真偽はわからないが)。
本作も記録映画としては普通、かもしれないが、1969年当時のメンバーや周りの雰囲気がそのまま伝わって来てとても楽しめ、ライブ映像としては秀作だと思う。自然と足でリズムを取りつつ見ることになったのは単純にビートルズのサウンドの力によるものか。世代が違うし、別にビートルズのファンでもないし、ビートルズのライブ映像自体、初めて見たのに等しいので、実際のところは「動いているJohn Lennonをほぼ初めて見た!」というのが一番の印象。演奏自体が当時の基準でどれだけ特別なのか、技術的に上手なのか下手なのか、専門家的なことはよくわからないし、俯瞰的な視点でいえば、ビートルズ自体は(結果として)解散に向かって突き進んでいた過程の1シーンだと思われるが、あの瞬間に彼らが演奏(レコーディング)を楽しんでいたことはハッキリと伝わってくる。(George Harrisonはそれほど楽しんでいなかったようにも見えるが。屋上が寒すぎて。) これが最後のライブである一方、それが全て記録されている、という事実は当時の録画技術・環境を考えれば素晴らしいの一言で、奇跡といってもいいかもしれない。
後半、騒音の苦情を盾にライブを中止させようとする(ヒラ)警官の映像をやたらと強調しているが、そういうストーリーに仕立てたいのか?と、記録映像とは言え、演出方針にはちょっと違和感があったかも。後から警官本人の孫でも出てきて当時の回想インタビューでも出てくるなら、ドキュメンタリーの演出としてアリかもしれないが...。当時(ライブ当日)のリアルな雰囲気の描写ではあるが、ロンドンの名もない警官の退屈で冴えないぶっちょう面を延々と見せられても興ざめで、後から思えば、その間、演奏に集中できずもったいなかったなあ、といささか残念に感じました。
(ビートルズの天才と、絵に描いたような凡人の対比、なのか?)
余談として...オノヨーコの終始退屈そうな表情も印象的。
映画「イエスタデイ」(世界中がビートルズを知らず、自分だけがビートルズを知っている、という設定に翻弄される売れないミュージシャンの話)を、また見たくなりました。
とにかく満点
Beatlesのフィルムコンサートがみたいなぁ~昔観た復活祭みたいな…どこかで上映していないかな??とネット検索をしていたところでした。ふとしたことでフィルムコンサートどころか堂々のIMAXシアターでの期間限定上映があることに驚き。
Beatlesは全て好きで、メンバーも全員、初期も中期も末期も楽曲は全部好き。それでもどうしても1曲選ぶなら、『ルーフトップコンサートでのGet Back』な私の願ってもいなかったピンポイントを衝いてのしかも上映設備はIMAXシアター。怖いくらいに最上級で叶ってしまった夢が覚めないうちに、早速本日第1回目の鑑賞をしてきました。見終わって早速2回目の予約をしました。そして会員登録している映画館からギフトクーポン券が届いており割引があることが分かり、3回目も予約もしています。1日1回だし期間限定なことですから、行ける限りで縁があったということで行っておこうと思います。
今年もポールは来日しないだろうし、せめて映画でも見よう。
ということで1回目2/11鑑賞。109シネマ川崎。祝日なのに割と余裕のある座席。できればエグゼクティブシートならご機嫌でしたがそこは残念。
前置きが長くなりましたが、内容は一番の見どころはポールでした。
音楽にのっている…というレベルではなく、乗っかっている、全身でロングボードの上に乗っかって立って全身でバランスを取って波に乗っているような乗り方です。
ギターの頭を引き込むように振ってみたり、それはコーナー回るときの遠心力というか、バイクで言ったらハングオンとかそんな感じの遠心力とか想像してしまいました。
自宅に戻ってディズニープラスで同じ場面をPCのモニターで見たけど全然そうは感じなかった。IMAXならではの迫力でした。東京ドーム公演何度も行ってポールの演奏は見ていますが、ステージが遠すぎてそこまでは気づけなかった。IMAXの大画面ならではの新発見。
それから同じ曲でもリズムの取り方がジョンとポールで違っていたところ。
足先でパタパタとリズムを取りますが、その回数がジョンが1回パタとするうちにポールが2回パタパタしてました。倍ですね。
Beatlesはよく頭を振ってリズムを取りますが、私も動けない映画館で小さく頭を振って鑑賞しました。
警察官とのバトルも案外長くて面白かった。
一般市民の皆さんはインタビューでは楽しんでいる人が多くてほっこりしました。コロナ禍で他人との距離が埋まらない中、温かい気持ちになりました。もちろん迷惑に思ってクレームする市民の声もあったからこその警察の介入ですから、どちらの意見もあるのですが。それでも物騒なことには成らないでカッコいい音楽の歴史的映画となりました。
ぜひおススメします。
2回目2/13(日)同じく109シネマ川崎13:05~。最終日のためかぼぼ満席に近い。若いカップルや女性の一人鑑賞もあり。中年のご夫婦あり。雨と寒さの悪天候に関わらずの盛況でグッズも残り少なく完売に近い。
2回目だから自分の気持ちにも余裕がある。なすがままに鑑賞していたら、目じりからジワジワ涙が溢れてきた。そしてマスクの下は笑顔満開。顔の筋肉が緩んで破顔。至福の自分に気づく。途中つい齊藤和義のビートルズをパロったバンド「ビーチクズ」が頭の中をよぎる。よく似ているなぁ、と。
ポールのノリも改めて確認。すごいノリだ。まるでサーフィン。海の上でロングボードに立って大波に乗り続けるかのような演奏。歌唱はこぶしが回って演歌のようなゲットバックだった。最後に拍手が沸き起こり救われました。座席で小さく頭を振ってリズムを楽しむことも憚れる満員ぶりでじっとこらえていたので。
3回目同じく2/13。横浜ブルク13に場所を変えて15:50~鑑賞。劇場が違うと販売されているグッズも違うことを知り。ここでもほとんど完売の中わずかに残ったものも目の前で売れていった。私は…というと関連グッズは買いませんでしたが代わりに、テナントで入っていた「PAUL」というパン屋さんのオシャレで人気のロゴ入りエコバッグを記念に購入して満足。
一人一人を順番に見ながら改めてビートルズのルックスの良さ、歌のうまさ、演奏のうまさ。リンゴのドラムももっと見たかった。ポールは黒のジャケットスーツが良く似合っていますね。仕立ての良いジャケットが英国紳士らしくさすがにカッコいいです。近年の来日公演でもステージ衣装はジャケット着用が定番です。
観ようと思えば5日間連続でも見れたので、そうすれば良かった、と思うほどの宝物でした。
★なんと、早くも再上映決定!とのことでもちろん再度鑑賞しましたので以下に追記します★
改めて感謝です。この上映に巡り合えて、鑑賞できるスケジュールにうまく合わせることができて。
時空のめぐりあわせに本当に感謝したいです。今回も連日行けそうではありましたが資金的に一度だけの鑑賞で我慢いたしました。
素晴らしかったです。40年来のマニアの私でも新たな魅力が感じられるBeatlesは本当に別格のバンドです。
IMAXシアターの映像と音で再現されるルーフトップコンサートはもう感無量です。
若き頃のBeatlesもフレッシュで元気でお茶目でアイドルみたいに魅力にあふれていますが、バンド終盤の円熟期と言いますかゲットバックの頃は本当にこなれたというか、何を着ていても様になるカッコいいカリスマのバンドです。
とにかく最高でした。次回はいつどんな風に再会できるかな?楽しみです。
この演奏は『レット・イット・ビー』に収録されました
有名な『ルーフトップコンサート』をIMAX仕様で再編集しての上映。
アルバム『レット・イット・ビー』のジャケットの4人の切り抜き写真が、正に飛び出てきたかのような感覚に襲われる。元のライブ映像が未鑑賞なので比べる事も無いのだが、ゲリラライブの舞台裏とその”迷惑行為”を止めようと躍起になる警官との攻防、そして奇跡的にも迷惑的にも屋上から降ってくる音楽を強制的に浴びせられる市井の人達の反応を目まぐるしいカットと分割画面のスイッチで表現するドキュメンタリーである。どっちがメインなのか分らない程に多方向の視点がパラレルに演出されていて、現在のドキュメンタリー作品としての醍醐味を感じさせる。それを可能にした綺麗な映像はまるで最近の出来事のような鮮明美をレストアされている。寒い季節であろうけどミニスカートの女性達の健康的な動きや、ロンドン特有の重苦しさを体現するかのような男達の厳つさ、小気味よい”ゲットバック”が演奏されているにも拘らず寒さで固まっている関係者達といった、切り取られた映像は単にビートルズのライブを楽しませるだけでないこの時代の雰囲気を表現しているものとして或る意味秀逸な作劇でもある。
この後、急激に不仲が表面化する4人を暗示するかのような能面的、取り繕い顔の表情を撮り抑えているのも興味深い。あれだけ撮影慣れているであろう4人がそれでもある趣の緊張感を仄かに纏っていることが映像を通じて醸し出されているようだ。
アジア人の目からみても、オノ・ヨーコの能面づらの不気味さもあいまったシュールを滲ませている、ラスト付近のメンバーそれぞれのパートナーを横に侍らせての屋内レコーディングも、有名曲が流れているにも拘わらずの不穏さを表現していて落ち着き無さを感じたのは、その後の結末を知っている人間だからの”穿った”観方かもしれない。
いずれにしても、それでも”ゲットバック”を名曲ならしめたエレピのゲストアーティストの緩衝材としての働きに拍手を改めて送りたい。
またピータージャクソンにしてやられた
昨年ネットで見ても感じたが編集が酷すぎて
腹立ったが曲の途中でも平気でぶった切るのが特に腹たった
特に酷いのがルーフトップと最後のレット・イット・ビーとかのスタジオ撮影での演奏場面
ルーフトップでは曲の一番盛り上がるとこでどうでもいい通行人のインタビューをこれでもかと入れるという嫌がらせ
まあ百歩譲ってこれはドキュメンタリーだと思うことにしたが今回ルーフトップコンサートと銘打ち映画館でやるというのを見てこれはインタビューを挟まない映像をフルで大画面大音響でやるだろうと出掛けたがなんとネットと同じ編集をそのままやるという有様で空いた口が塞がらない放心状態
最後のスタジオ撮影まで同じ編集
音も対して良くもなくまさに金と時間を返してくれ状態
ネットの動画をただでかい画面見ただけだった
ピータージャクソンはビートルズをなんだと思ってるんだろうか?ビートルズの演奏を邪魔してるだけでまさか映画館でもこれを見せられるとは思わなかった
まともな編集も出来ないアホ監督だね
ピータージャクソンは
どこが巨匠だよ
俺のほうがよっぽどいい編集するよマジで
ビートルズ、仲良しやん♪
観てる途中、何回か泣きそうになりました。
ずっと不機嫌そうなジョージでしたが、単にあんなの表情なだけで、楽しんでたみたいで安心しました。(笑)
途中で警官に演奏を止められたと思ってましたが、予定終了で終わっただけだったんですね。
警官を見つけてはしゃぐポール、不安そうに何度も見返すリンゴ、睨みつけるジョージ、敢えて見せつけるように堂々と歌い続けるジョン、四者四様のリアクションで、4人の性格が分かった気がしました。
「次の目標はロンドン制覇だ!」って言ってましたが、本当に目指して欲しかったです。(笑)
IMAXだからこその大迫力な映像とサウンド、見終わってスタンディングオベーションしたかったです!
もっと観たい!
何でディズニープラスだけの配信やねん…
映画と言うよりもビートルズに対する個人的感想
映画はとても良かった それ以上に解散するバンドのイメージが強く 当時のレットイットビーのビデオでのジョンのしぶしぶ演奏してる所からも ビートルズの解散は仕方ないって何十年もそう思ってました が実際のバンドはとてもエネルギッシュで演奏力も高く また本物の凄さがにじみ出ていて めちゃくちゃカッコ良かったです 画面からもオーラがにじみ出てました ライブのあとのリラックスした状態でも メンバーはご機嫌でした 画面には亡くなったメンバーや家族が移り この人がレイラで歌われてた人かぁ…リンダも亡くなってるし…等々色んな思いがぐるぐると回り冷静にはコメント出来ません 時間は短いですがとても良い映画だったと思います YouTubeの刺激に慣れた世代には 物足りないかも知れません でもやっぱりビートルズは凄かった( ̄▽ ̄;)
あとはサウンドがめちゃくちゃ良くてびっくりしました 是非とも映画館で見て欲しい映画だと思います
求めてたのはそれではなかった(でもやっぱりサイコー)
TheBeatlesの音楽と映像をIMAXで見ることができるとなれば、当然ながらケチはつけてはならないのかもしれない。
Disney+で配信された後、何度も繰り返し鑑賞をし、やはりルーフトップコンサートのパートは毎日のように繰り返し観ていた。
配信されているルーフトップコンサートのパートは、ドキュメンタリー映画ということもあり、街中でのインタビューや苦情、警察とのやり取りも演奏中に起こっていることとして伝えているために、挟み込まれる作りになっていた。
個人的には、映画館上映用として演奏している映像と音を堪能したかったのだが、Disney+で配信されたものを、そのままの形で上映されてしまったのが、ちょっとだけ残念ではあった…
しかし、映画館での音響ともあり至極の体験ができたとは思う。
プロではないので、音響の詳しいことは分からないが、特にスネアとバスドラの空気の振動を感じることが出来、ライブに行った感覚になれ、コロナ禍で久しく味わえていない感動を覚えた。
だからこそ、ライブシーンだけのルーフトップコンサートを観させてください。
絶対に観にいきます。その日のために体調も整えます。
お願いです。
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