記録映像 ワクチン後遺症
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映画の内容に対し、その裏付けとなる根拠が一切示されていない。
ワクチンの後遺症に苦しむ人がいらっしゃるらしいのは解るが、しかしワクチンに対する不安を煽るだけに特化した内容となっており、公平性を保っていないという印象。
さらに胡散臭さを増しているのが、挿入歌として、あの薬物使用で逮捕されたASKA氏を採用していること…とはいえ、こちらはちと偏見が入っていると思う。
いずれにせよ、この映画は「フィクション」として楽しんだほうがいいだろう。資料の読解力をある程度身につけている者からすると、(それが当事者の経験談だとしても)信頼できる情報としての根拠が皆無に等しい。
だが、中には、フィクションであるにもかかわらずそれを事実として捉えてしまった方も多くいらっしゃる。例えば、「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」は、その内容に映画ならではの演出が非常に多く取り込まれていることが指摘されているし、また「パールハーバー」を視聴したアメリカ人が日本人へのヘイトを行ったことなどが挙げられる。
もちろん、「記録映像」、つまり、その場でそのような活動が行われたということを流しているだけであるため…正直言えば、この手のものを入場料を支払って見るよりもYouTubeか何かで見るくらいの価値しかないようにも思えるのだ。
なお、本当に後遺症で悩む方がいらっしゃるとするならば、これまで我が国ではすでに何千万人という方が接種を終えており、ある一定の副反応が出たという話は聞くものの(実際には副反応が出たほうが免疫力が高くなる傾向がある旨が臨床にて示された)、しかし重篤な副反応で苦しんでいる方が『数多くいらっしゃる』旨のことは個人的には聞いたことがない。もし実際にそのような方がいらっしゃるのならば、我が国は接種そのものをとっくに取りやめている。
また、どのようなワクチンであっても、接種の際のリスクは間違いなくあるのだ。インフルエンザワクチンを接種された方はおそらく多くいらっしゃるだろうが、接種前に、ワクチンを接種した際の副反応についての説明書きがあることはご承知の通りである。
が、ここは映画に関する批評であるため、ワクチンの接種に関する話はここで取りやめておこう。
上映館の少なさに唖然としました。
だからこそ、この内容の信用度が激増しました!
臭いものに蓋をする、都合の悪いことは隠す、国の得意なやり方です。
どうか、この映画を
『今すぐテレビで放送する』または『マスコミの方々!ジャーナリズム精神を取り戻して、『真実を伝えて欲しい』と強く感じました。
国民の命を、金儲けに利用するな!
もうこれ以上、苦しめないで。
子どもたちの命、何としても
守り抜きましょう!
子どもたちこそ、最大の国益です。
深刻なワクチン接種による後遺症になってしまった人たちの訴えが、いろんな思惑により表に出て来ない現実を知ることの出来るドキュメンタリーです。是非ワクチンを接種してきた医療従事者の方に観ていただきたいです。