劇場公開日 2024年2月9日

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カラーパープルのレビュー・感想・評価

全195件中、1~20件目を表示

5.0罪のないものだけが石を投げよ

2024年2月20日
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鑑賞方法:映画館
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猿田猿太郎

4.0ミュージカルになることで、鑑賞しやすいエンターテイメントに♪

2024年2月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

少し前までは、ミュージカル映画が苦手でした。何故?そこで?急に?歌い出すのかな?なんて、こっちの心情そっちのけで進んでいくストーリー展開に全くついていけなかったのですが、「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」「ボヘミアン・ラプソディ」など、数々の名作ミュージカルに出会い、今では好んでミュージカル映画を観るようになりました。最近のお気に入りはインド映画の「R R R」です。 ミュージカル映画の何がよいかというと、やはり問答無用で、ソウルフルであるということ。順を追って心情を丁寧に描き出す映画も良いのですが、細かいことは置いといて、とりあえず想いを歌にしたから聞いてくれ!という単刀直入感が潔いと思うのです。任侠ものやホラー映画など、まだまだ好んで鑑賞していない映画もありますが、思い切って一度その世界に飛び込んでみると、もしかしたら新しい世界が広がるかもしれません。 この「カラーパープル」という映画は、巨匠スティーブン・スピルバーグが1985年に手がけた名作映画「カラーパープル」をミュージカル映画としてリメイクした作品です。オリジナルを知らない人にとっては、こっちが正解だったのでは?と思うほど、この映画にミュージカルという手法がマッチしています。ミュージカルにすることで、虐げられた悲惨な人生を送っている主人公たちの重苦しく鬱屈とした日常がそこまで暗くなりすぎません。繰り返し鑑賞したくなる明るさと軽やかさを残しています。勧善懲悪で迎えるラストも、高らかに歌い上げる魂の歌が、爽快感を後押ししてくれます。また、オリジナルとは異なる物語の大ラスは、勧善懲悪を超えて、悪人にも悔い改めるチャンスが与えられいます。この映画は、人は赦されるべき存在であること、不遇な境遇から立ち上がる強さと、人生はいつでも何度でもやり直せることを教えてくれる映画です。

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ななやお

3.5過酷な人生を照らすパワフルな歌声、85年版との雰囲気の違いに驚く

2024年2月10日
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鑑賞方法:映画館
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ニコ

4.0これは最初からミュージカル向きだった

2024年2月17日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

興奮

1909年のアメリカ、ジョージア州で父親からの虐待、女性差別、搾取に耐え抜き、やがてそこから立ち上がっていく黒人女性たちへのアンセムは、改めて観てみると、ミュージカルとの親和性が高かったことに気づく。女性たちが受ける屈辱的な行為や言葉が目や耳を覆うものであり、だからこそ、その反動として描かれる痛烈なリベンジ劇は、ドラスティックな展開が許されるミュージカルというフォーマットにピッタリだからだ。 1985年にスティーヴン・スピルバーグが監督したドラマ版を観た時に感じた、笑っていいのか、泣いていいのか分からない中途半端なムードは、これが当時のスピルバーグにマッチしていたかどうかは別にして、そもそもこの原作はミュージカル向きだったことが原因なのかもしれないと思った。 しかし、今や1985年の映画を知らない人が多いと聞く。ならば尚更、これを人間の生命力と尊厳を歌と踊りに乗せたミュージカル映画としてオススメしたい。中でも、オリジナルのブロードウェー・ミュージカルでもヒロインのセリーを演じたファンテイジア・バリーノが熱唱する"I'm Here"は文字通りショーストッパーもの。気持ちがアガることをお約束したい。

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清藤秀人

3.5やはり女性は虐げられて来た

2024年12月7日
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りか

4.5しんどい!

2024年12月1日
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てけと2

3.0個人的に長く感じた

2024年11月29日
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ミュージカル映画は、結構好きなのですが。 オリジナルを知らないのと。 前半黒人女性が虐げられて、耐えていく姿がちょっとしんどく。 後半でもちょっと挽回できなかった。 こういう作品だったと知れたので、見た甲斐はあった。

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ゆき@おうちの中の人

4.0辛く悲しいミュージカルでも・・・

2024年11月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

スティーブン・スピルバーグの1985年の名作映画「カラーパープル」を ミュージカル映画としてリメイクしたもの。 ミュージカル映画は明るいものという固定概念を吹っ飛ばし 辛く悲しい映画でもミュージカルがしっくりくるんですね。 主人公のセリーは唯一の心の支えである妹と離れさせられ 不幸のどん底まで落とされました。 観ていて辛かったシーンの連続。 そんなセリーを取り巻く女性たちに勇気づけられ 立ち上がるセリーに拍手喝采です。 離れ離れになった妹との再会も本当に良かったと思い 最後に輪となってみんなが歌うシーンは感動しました。

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tom

3.5重いテーマをリズミカルにカラフルに

2024年11月21日
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鑑賞方法:VOD

スピルバーグ監督のオリジナル版は、学生時代にレンタルビデオにて鑑賞し、まだ青かった私にはあまり響かなかった記憶があるが、本作はミュージカル風リメイクということと、懐かしさに惹かれて鑑賞。 ストーリーはオリジナル版と同じなので当然重いのだが、音楽に加えて映像も良い。このテーマを結構ポップでカラフルに描いたのはとても斬新。 観終えた後味は、オリジナル版とは良い意味で全く違う。 この印象の違いは、自身の加齢による感受性の変化にともなうものとも思うが、やはり映像と音楽のおよぼす影響のほうが大きいと思う。 それにしてもエンドロールの刺繍、ほんのり泣けるなぁ。

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いけい

3.5ミュージカル版

2024年11月17日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

スピルバーグのアカデミー賞無冠の作品をミュージカルにしたもの。 とても暗くて重々しい作品だったが、歌と踊りで楽に見ることができた。 黒人差別と女性差別、二重に苦しむ女性の人生の辿り着く先には・・・。 音楽にはクインシー・ジョーンズが関わっている。

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いやよセブン

4.0諦めずに生きていれば

2024年11月16日
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鑑賞方法:VOD

挫けそうになった事もある。 挫けず生きていたからこそ、 また家族を始められる、 最高の幸福。

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上みちる

歴史と社会の見事なエンタメ化

2024年9月17日
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鑑賞方法:映画館

 スピルバーグ作(1985) はかなり忘れてしまっていましたが前知識は全く不要で、ゴスペルとブルースを基調とした怒りと突破の歌声は本作にピッタリでした。白人から虐げられた黒人社会の中にも女性蔑視が塗りこめられているいう二重構造の呻き声が響き渡ります。エンタメ性を保ちつつ歴史と社会をこれだけの迫力のミュージカルにするなんて日本映画には当分出来そうにありません。そもそも、日本には本気のミュージカル映画なんてないよな。

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La Strada

2.5歌はものすごく良かった

2024年8月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

リメイクするまでかな 歌良かったよ 本当にそれ なんかご都合主義やね

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ボタもち

2.5black, poor, ugly, woman, but i’m here

2024年7月27日
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ミュージカルにするのであれば、この掛け合いをそのまま歌に落とし込めなかったのかな。暴力により強いようとする男を指で制する名場面のはずだが、尺も間合いも足りておらず、シーンをただ消化した印象を覚えた。 ここに関わらず、全体的に詰め込み過ぎなのが気になる。音楽も前奏短く、さっさと歌い出すので、芝居とのつながりやバランスに違和感を覚えたところも多い。 主人公と対照的な人柄のソフィアは85年版でオプラの好演もあって重要な役割を果たしたが、今回は好感が持ちづらく、場面も少なくて、存在が希薄である。他方、存在が大きく描かれたシュグであるが、セリーとの差がなくて、スター感は突出しない。

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Kj

4.0真っ平ご免! 力強く歌い上げ、色付く人生を

2024年7月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

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近大

4.0圧倒的なパワーで歌い踊る黒人女性賛歌‼️

2024年6月12日
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鑑賞方法:VOD

ミュージカル演出の勝利ですね。 1909年当時の少女時代から1947年までの40年間に渡り、 夫や男社会に虐げられ自由を奪われていた黒人女性が、 自己を肯定して自己を愛して生きる、までになる日々を 歌と踊りで描いています。 よく踊りと歌の背景になる風景が、 海辺で朽ちた大木が奇妙な形で倒れてたり、曲がりくねって立っていたりする 木が背景。 それは葉を落として枝が風圧で曲りくねっても、 折れずに死なずに存在している《女たち》を象徴するかのようです。 アリス・ウォカーの原作を1985年に映画化した スティーブン・スピルバーグの映画はとても衝撃的な内容で、 私は一気に奈落へ落とされました。 まだ14歳で養父の子供を2度も出産したセリーは、 生まれたばかりの子供を、たった一日で引き離されて、 子供はどこかへ貰われていきます。 そしてやがてセリーは売り飛ばされるように横暴な男の元へ嫁ぎます。 この辺をマイルドにして、しかも歌い踊るパワフルな映像は、 1985年作品の重苦しくタブーに満ちた内容とはほど遠くて とても前向きで観やすい内容となっています。 黒人女性たちの憧れとなるカリスマ歌姫のジュグ・ベイリー。 彼女は牧師の娘ながらゴスペルを拒否してブルースを選び スター歌手になるのです。 そして一方の妹のネティ。 この映画はセリーとネティ姉妹の離れ離れにしてお互いを思い続ける 「母を探して何万里」みたいな内容。 《姉妹愛の物語なのです》 ネティは養父に迫られて逃げ出し、姉の元に身を寄せると今度は 姉の夫に寝床に入ってこられる・・・と女として苦難の連続。 しかしその運命を受け入れずに独立して行く強い女性です。 とても音楽も映像も美術も衣装も素晴らしいです。 ただ、白人がほとんど登場しないのです。 まるで黒人しかいないみたいに、黒人女性の敵は、黒人男性である ・・・みたいな偏向もやや不可解ですね。 元気の良いソフィーナが、メンフィス市長夫人(白人)に、 「メイドにならない?」と声をかけられて、 「真っ平ごめん!!」 と大暴れして獄中の人になる。 この部分が唯一白人との接点というか、差別を描いていました。 黒人による黒人のための自由と女性解放運動の映画!! そんな感じも受けてしまいました。

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琥珀糖

3.5ミュージカル!!良き!!!

2024年5月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

月に8回ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好き。 なので専門的過ぎないライトな紹介を書いてます。 ==================== スピルバーグの有名作をミュージカルで再構築した本作。 スピルバーグの原作は未鑑賞なのでこの映画だけで 評価しますが、いや〜〜〜楽しい!! 黒人と言うだけでも生きにくい時代に 女性の扱われ方が同じ黒人の中でも家畜の様な時代。 実の父親や旦那に性暴力やモラハラを受けながら 何とか逞しく生き続けた黒人女性の物語。 始まりはミュージカル好きには堪らない 大勢のダンサーの息のあった大群舞! もう、一気にトリコです!!(笑) 正直映画の前半は男社会の女性蔑視による虐待の連続!! かなりキツイ話なのですが、ミュージカル故に苦しい局面が それ程苦しくない観やすいルックになっていて 途中から女性の自由な生き方への反撃になって行く!! イエ〜〜イ!! 気持ちいい、気持ちいい!! ブロードウエイで同じ役を演じた役者さんがそのまま演じてます。 それだけでもアメリカに行かないと観られないブロードウエイ作品を観た! って感じです。 ミュージカル苦手って人の気持ち、解らなくはないのです。 「いきなり歌い出すのって何!!」 ミュージカルの中にはミュージカル大好きな私でも それはどうよ??と言う作品もありますが、それでも ちょっと待って!! 一本の映画の中で現代アメリカ最高峰のダンスと、歌唱と演技が いっぺんに観られるなんて超お得なコンテンツだと思いませんか?? ミュージカルには演技を超えた踊る熱量と歌う熱量が上乗せされて より重層的な五感の快感が乗っかっています。 演技、歌、ダンスの三段重ね御重を味合わないのは勿体無い気がします。 ぜひ一度ご覧くださいませ。

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星のナターシャnova

4.0女性の辛さがよく伝えられる

2024年5月23日
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鑑賞方法:その他

泣ける

悲しい

楽しい

女性の一人としてすごく共感だった。人種や地域にかかわらず今になってもまだ差別があり、自分の権利をもって生活できない女性はまだ世の中にいる。この映画は悲しい事実を伝うだけではなく、ストーリーズを通して希望も与えくれた。ミュージカルでキャラクターの感情がよく感じられた。

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Imoni

4.0自由を手に入れるために戦い続けた女性たちの生き様を描いた映画

2024年5月21日
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鑑賞方法:その他

泣ける

悲しい

幸せ

エミレーツ航空の飛行機の中で鑑賞。 スティーブン・スピルバーグ監督の作品だと知ったのは、観た後。 作者・アリス・ウォーカーの人生を題材にし、1982年に出版された時にはピューリッツァー賞と全米図書賞を受賞したとのこと。この映画はリメイク版。 人々に生きる力を与える映画。 暴力や差別、自由を奪われた人々が立ち上がり、自分の力で自由を勝ち取っていく物語。 内容は非常に暗くて辛いが、ミュージカルで明るく描かれているおかげで非常に見やすいし受け取りやすい。 屈することなく強く逞しく生きていきたくなる映画だった。

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三上結香|海外映画大好き女子

3.5いつかどこかで2回目を

2024年4月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

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流離いのオオハシ