ウォンカとチョコレート工場のはじまりのレビュー・感想・評価
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夢見ることからすべては始まる。お母さんと仲間たちが教えてくれること。
何よりも素晴らしいこと、それはすべてのキャストとスタッフが自分が期待されていることは何かを理解していることだ。それは過剰な演技を披露するということではないし、過剰な装飾を施すことではない。役柄と役割をわきまえ、周りを意識してなすべきことをなす。当たり前だけれど最も難しいことだ。
ティモシー・シャラメはいつも何かを伝えようとするウォンカになって、歌うのではなく想いを伝えようとする。チョコレートで人々を笑顔にする。その願いが叶えば、誰もが笑顔を浮かべてくれる。そしてお母さんにもう一度会える。彼の信じる心は常に開かれている。誰もが知っていることだけれど、心を開くこともとても難しいことだ。
母と離れて7年、修行の旅を続けてきた彼はチョコの街にやって来る。でも、持っていたお金は瞬く間になくなってしまう。なぜなら彼の心は常に開かれているからだ。心を開けば人は優しくなれる。でも、邪心を抱いたり、相手を敵と見なす猜疑心や支配欲を持った人に対しては無防備だ。だから騙されたり、罠に嵌められたり、追い込まれたり…。
最初の一夜を過ごすためにウォンカは宿屋を訪れる。文字が読めない彼は、宿屋の女将と使用人にまんまと騙されてしまう。地下の洗濯場では同じ手口で嵌められた人たちが働かされている。女将に育てられたという孤児ヌードルの手助けで仕事場を抜け出して広場に向かった彼は、自己紹介すると、とっておきのチョコレートを振る舞う。なんと空を飛べる魔法のチョコだ。慌てて駆けつけたチョコレート組合の三人衆が宙に浮かぶ。でも、夢見ることを禁じられた街で得た報酬はすべて取り上げられてしまう。
ウォンカの魔法のチョコを味わった3人組は気が気ではない。実は警察署長も敬虔なはずの神父もチョコ組合の三人衆に懐柔されている。ウォンカのチョコを味わった3人は強敵の出現にあの手この手を使って邪魔をする。こうして、街の支配者と何もかも奪われた者たちの対決の構図が形成されていく。
美味しいチョコレートを生むのはカカオ豆だ。貴重な豆を4つも盗まれてしまったウンパルンパは、警備失格者として島を追い出されて盗人を追っている。一方、大切なチョコが何者かに盗まれているウォンカは盗人対策の罠を仕掛ける。捕らえられたのは、オレンジ色のウンパルンパだ。ヒュー・グラントが演じる極めてスマートな紳士が物語の鍵を握る。秀逸な託し方だ。
夢見ることが禁じられた街で、欺瞞に晒された弱者が追いつめられていく。貧乏だから何もできない。貧困に追い込まれて心が俯いたとき人は夢を諦めてしまう。追い打ちをかけるかのように、不寛容で支配的な強者たちの癒着や賄賂によって正義がねじ曲げられる。卑劣な行為が横行し、力に任せて相手を捻じ伏せる理不尽な暴力が蔓延る。ポール・キング監督は、今世界で起こっている憂慮すべき事態を、寓話というオブラートに包み込んで物語に巧みに織り込んでいく。
お母さんとの思い出、ヌードル、そしてウンパルンパ。監督はウォンカを見守る存在によって行間に物語を紡いでいく。 いつも美味しいチョコレートを作ってくれたお母さんの笑顔、アルファベットが刻印された指輪をネックレスにしているヌードル、そしてカカオ豆を取り戻すためにウォンカを追うウンパルンパ。ヌードルとの約束に聞き耳を立てる人たちも忘れてはいけない。誰もがウォンカを見守っている。だからこそ彼らの物語には未来が与えられている。
憂慮すべき事態にウォンカはどう立ち向かうのか。人と人がつながり、知恵を出し合い、勇気を振り絞る。ひとりじゃできないことも、力を合わせて臨めばなんとかできるかもしれない。このテーマには、『パディントン』でも描かれた監督の真骨頂がある。ウォンカと仲間たちの大冒険は、人々の心に熱いエールを贈り、どんなことがあっても夢を諦めない姿に自分を重ね、勇気が沸いてくる。
ウォンカの生い立ち、ヌードルの願い、労働搾取の現実、好きな人への想い、そして誰もがワンコインで味わえる夢を叶えるチョコレート。ウォンカと仲間たちの夢、その先に出現する「魔法のチョコレート工場」は、ジョニー・デップ主演で描かれたあの工場へと見事につながっていく。
冒頭からラストまで、歌によって省略効果とメリハリを生み、エモーションを静かに劇的に高める。現代社会を生きる人々への熱いエールが詰まった作品に仕上げたポール・キングは、やはり素晴らしい語り部だ。
夢見ることからすべては始まる。だから夢を諦めないで…。ラストに明かされる母が残した人生を輝かせる秘訣が、明日に向かう大いなる希望をもたらす。
感想メモ
ジョニデのチョコレート工場の前日譚だと思って見ていたので、ウォンカのキャラの違いに違和感を覚えた
原作をそれぞれの監督の好きなように映画化したと考えれば矛盾しないのかな
ジョニデ版のウォンカは歯医者の父親との確執からチョコレート工場を建てたような描かれ方だったが、ティモシー版のウォンカは母親との大切な約束のためにチョコレート職人としての夢を叶えようとしている、それぞれの監督のウォンカに対する解釈が違うからキャラが違うように感じても当然か
ミュージカル映画風味強め
最初のどんどんお金が減っていって夢だけ残る歌が好き
教会の地下にチョコを格納して賄賂に、悪役もそれぞれキャラが立っていて良い
神父さんめっちゃミスタービーンみたい
誰と分け合うか、最後仲間たちと母のチョコを分け合うラストは感動
ジョニデ版よりメルヘン、夢感が強い印象
エンローバーが無い
僕も昔、チョコレート系工場に勤めてました
チョコレートコーティングのお菓子の場合、チョコレートタンクからエンローバーを通して、チョコレートを下地生地にコーティングしていきます…
「チョコレート工場のはじまり」なので、エンローバー工程は、まだ無いのかもしれない…
どうでもいいの
夢のある映画だもの
本作はブラックで有名なコーティング系工場ではなく、純粋で夢のあるチョコレート菓子が魅力的な映画です
夢があっても悪夢じゃないの
削除しないで
訴えないで
守秘義務はギリギリ守ってるハズです
ピンと来た人は、黙って黙とう… アーメン
飴とムチは社訓でしたっけ?
脱線しないで
前作は、劇場公開当時に映画館で観て、その後TVでチラ見して以降、観てません
前作はうっすら記憶に残っていて、ラストはしんみり涙した覚えがあります
かなり好きな作品でした
脇役だった アナソフィア・ロブは強烈に覚えてます
テラビシアにかける橋は、凄く良かった記憶がある
リーピングは覚えてない…
ウンパ・ルンパは、前作の方が好き
あの頃のT・バートンは、まだ勢いがあった気がします
昔の名監督は、皆Dの餌食に…?
このシリーズは何となく、D配給だと勘違いしてましたが、Dじゃなくて良かった
削除しないで
長くなりましたが、やっと本題です
本作は吹替版で鑑賞
安心・安定の ティモシー・シャラメ
どんな役でもしっくりこなす
地声も美声だけど、今回は吹替版なのさ
最近は役を選ばない印象の ヒュー・グラント
終活…?
削除しないで
モーリスが懐かしい
大好きな サリー・ホーキンス
ゴジラでは、あっさりお亡くなりに…
半魚人には、無駄に抱かれてましたね…
ブルージャスミンは、ケイト様しか覚えてないの
いつもギラギラ オリビア・コールマン
女王陛下のお気に入りは、レイチェル・ワイズとエマ・ストーンしか覚えてない
レイチェル様 お初の?レイプシーンだったハズ…
昔は濡れ場NGだったのに…
それしか覚えてない
ファーザーは、もやもやしつつ、現実味のあるラストだった
エンパイア・オブ・ライトが1番好き
無駄に抱かれてましたが
鑑賞中は、ずっと号泣してました…
黒人少女は新人みたいだけど、特有の色気がありましたね
本人より、声の方が可愛い吹替版…
吹替声優も新人の セントチヒロ・チッチでびっくり
なんちゅう名前だ… 七光り狙いか?
削除しないで
BiSHは知らない…
洗濯作業仲間?のおじいさん役 ジム・カーターが、太った淀川長治に見えた…涙
神父役の ローワン・アトキンソンの吹替が、全然合ってなかった…
この映画の吹替声優で、1番不自然だった
チョコプラ松尾駿だとスグに判った…
まるで「キングコング」のGACKT吹替版みたいだった…
削除しないで
でも考えてみれば、Mr.ビーンって、まともに声を聞いた記憶がない
「ジョニー・イングリッシュ」シリーズでも、まともに喋ってなかったような…?
本作の神父吹替声優では、永井一郎系のハスキーボイスが似合うような気がする…
具体的な名前は浮かばないが、あくまで個人的な意見です
脱線しすぎましたね
前作はラストで泣いた記憶があるけど、本作は泣けるシーンがやたらと多い気がした
何気ないシーン、ミュージカルシーン…
油断してると、ウルッと涙が…
歳とりましたね
やや下品な、涙と笑いのミュージカルシーンは、Dには出せない気がします
削除しないで
ラストの母と娘の再会シーンは、やや強引な気が…
泣けるシーンが多かったけど、ラストは少し物足りなかったです…
前作のような甘い余韻は無かったが、全編通して優しさ溢れる映画だった
観て良かった
「カリッ」が忘れられずに、観た日からチョコを割る快感に溺れた
チョコに対する絶大な愛が溢れていて、かつチョコへの真っ直ぐな夢も味わえた作品。でも「夢のチョコレート工場」や「チャーリーとチョコレート工場」は観ていません。いつか、必ず。
この街ではチョコは麻薬となって人を堕落させるし、賄賂となって人を操る。しかしチョコは決して人を駄目にしてしまうものなんかじゃない! と言う価値の再認識みたいな筋書きさえ織り込まれてはいなかった。チョコへの想いは揺らがない。綺麗な薔薇には棘があっても、美味しいチョコには罠など仕込まれていない。そう言う意味では、超絶シンプルで、テーマに迷いがなかった。
ふっと空に浮いたりキリンの乳搾りをしていたり、雷からチョコを作ったりするファンタジーのシーンが魅惑的で、物語に身を預けてしまえました。そのファンタジーも至極当たり前のことのように出現する。そして、全部分かった上で、笑って許すカカオ豆の番人? ヒュー・グラントのカッコ良さ。
ティモシー・シャラメ演じる、一途なウォンカが同時に生粋の脳天気青年であったことも、このシネマの心地良さを作っていたのでしょう。だから地下の洗濯場の住人たちも、知らずウォンカと心を一つにしてしまう。そして気がついたらカリッ、トロッ、パリッと言うチョコの擬音が頭に溢れて…
ローワン・アトキンソン(お久しぶり!)の神父も、キーガン=マイケル・キーの警察署長も、分かっていて仕方なく愉しそうに堕ちていく、聖なる堕落物語も見られて幸せでした。署長のメガ進化は少々、可哀想でしたが。
ウォンカと母親の愛の物語は切なかったけれども、それも祝福しながら、最後にチョコは勝つのだった。
チャーリーとチョコレート工場につながる話が観たかった
魔法のレシピを盗まれて、人間不信になったウォンカまでのストーリーが観たかったが、なんか違った。
ストーリーもチャーリーとチョコレート工場の方が好きだ。
今作はウィリー・ウォンカが悪役に邪魔され過ぎて、良い部分が少なく、謎の少女の話も突然湧いてきて、「良かったね」くらいで終わって、ただの感動モノみたいになってる感じ。
歌もチャーリーとチョコレート工場の方が良かった。
総合的に、母親の愛をテーマにしてる感じ。
ファンタジックなミュージカル作品。前作とは全然違う。
CMを観た程度の事前知識です。
前作も鑑賞済みですが、かなり昔なので記憶が朧げな状態です。私は前作はあまりハマりませんでした。世間での高評価とは裏腹に、私の中では「普通の映画」っていう印象です。
そして本作、あまり事前知識を入れない状態で鑑賞しましたが、完全にミュージカル映画になっていて驚きました。そして前作以上にファンタジー要素が追加されていて、ハリーポッター観てるのかと思ったレベルです。
私はミュージカルが大好きなので結構楽しめました。仲間たちとの友情やシンプルで分かりやすいストーリーが良かったですね。私は吹き替え版で鑑賞したのでミュージカルシーンも当然日本語でしたが、字幕版のミュージカルシーンも観てみたくなりました。
しかしこれ、『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚として鑑賞すると、ちょっと腑に落ちない部分もあります。前作でフィーチャーされていた父親が一切登場しなかったり、あまりに前作と作風が変わり過ぎていたり。そういうところに若干の不満点はありつつも、全体的に見ればクオリティの高いエンタメ映画として仕上がっていましたので、親子でカップルで友達同士で、誰と観に行っても楽しめる作品になっていました。
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チョコレート作りの類まれな才能を持ち、世界一のチョコレート店のオープンを目指す若者ウィリー・ウォンカ(ティモシー・シャラメ)は、一流のチョコレート職人たちが集まるチョコレートの町へやってくる。しかしそこはチョコレートで巨万の財を成した経営者で構成された「チョコレート組合」によって牛耳られた町だった。才能のあるウォンカは彼らに目を付けられてしまい、その町で商売ができないよう様々な妨害工作を受けるのだった。
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前作のような作品を想定して鑑賞すると裏切られると思います。本作は完全にミュージカル映画です。ミュージカル映画好きな人が観れば面白いと思いますが、結構好き嫌いが分かれる映画ジャンルですので、もしかしたら合わない人もいるかもしれません。
しかしミュージカル映画のように音楽と映像を楽しむ作品は、やはり大画面大音響の映画館で楽しむのが一番かと思います。人気作品なので後日サブスクなどでも配信されると思いますが、映画館で観れるなら絶対に観ておいた方がいいですね。
個人的な感想としては「普通に楽しめた」って感じです。可もなく不可もなく。
ウォンカがチョコレート工場を作るまでの話を描いた作品だと前情報で聞いていたので、前作に登場した父親との確執なんかが掘り下げて描かれるかと思っていました。しかし、父親は一切登場しないどころか台詞での言及すら無かったため、期待を裏切られた感じがして個人的には凄い不満でした。
全体的なストーリーも、よく言えば王道・悪く言えばありきたりな内容で、そういう意味でも「普通」だったかなぁ。ところどころにあったコメディシーンは結構面白くて笑っちゃいました。どんどん太っていく警察署長とか、最高でしたね。
難しいところや暗いシーンは皆無なので、ファミリー映画・カップルのデート映画としては優秀な作品だったと思います。しかしながら、映画好きが真面目に観る映画ではないと感じました。
温かいホットチョコレート
チョコレートに希望と夢を持つウォンカの旅と出逢い。
訪れた先で彼が触れる世界。その世界の冷たさをホットチョコレートを飲むかの様に人々の心を温めていく姿が観てるこっちの心も温めてくれる。
小人も個性的な感じでインパクトもあり、憎めないキャラとして良いスパイスになってた。
観てよかった
子供から大人まで楽しめる作品だと思う。主人公は不死身で幸運、良き仲間たちに恵まれている。宿の経営者の女将、商売敵の三人組の悪どさがハンパない。ほんとにひどすぎるが負けじとアイディアや仲間の連携でチャレンジする、諦めない気持ちがよかった。なんか勇気づけられる。ウンパルンパはコミカルでクスっと笑えるが最後、一緒にチョコレート工場で働いてみたくなった(笑)チョコレートってやっぱり癒し、休憩中、帰宅してからの一粒、幸せ〜
ウィリォンカ♩
辻褄あってなかったけどそれはそれで前作の父親設定がウォンカの嘘、はたまた妄想で彼のキテレツさが上がって面白いかも。てか人を喜ばせるためにチョコを作る好青年から何であんな人形燃やしてキャッキャする狂気的な人になったんだ
チョコレートのような完成度
冒頭からミュージカル調で音楽と共にストーリーがスムーズに進行して退屈しない。映像自体がリズムになっているのでずっと楽しい。
全体を通してコメディ部分が全部ちゃんと面白い。とにかく全てがテンポ良く、彩りもよく飽きない。
世界観が絶妙なので、何があっても許される雰囲気なのは強い。細かい部分では指摘が入りそうな部分も、ケチをつける方が野暮だな。という感じで良い意味で見逃すことができる。
ストーリーも分かりやすく、しっかりとまとまっていて良かった。全ての謎や解決するべきことが、ちゃんと綺麗に回収されている。細かい伏線もこのリズム感で違和感なく回収されてると満足感が上乗せで良く見える。
例えばウォンカとヌードルが動物園に忍び込むときに、さりげなく「フラミンゴは先導が無いと動かない」とケチをつけておく。帰りながら二人で風船を持って踊るシーンは美しいが、彼らが舞い上がるのを見てフラミンゴ達が跡を追って飛び立つので、素晴らしい演出を作り出している。
映像の見せ方も楽しくて可愛い。
宿屋の部屋の窓越しで作戦会議する場面は、喋る順番に電気がつくのと、建物が内側に曲がっているの構造は普通無いと思うが、可愛くてとても良いと思った。
映像を見ているだけで別に笑うシーンとか関係無くとにかく楽しくて笑顔で鑑賞している自分に気付く。
また、楽しい、笑えるだけでなく感動シーンもしっかり泣ける。
チョコレートのことだけを学び、見てると正直チョコレートだけでなんでも解決できそうなウォンカ、そして作品通してチョコレートだらけだった本作だが、本当に大事なのはチョコレートではなかった。
実際にある板チョコにリンクすることで、これは現実に生きる我々へのメッセージでもある。(当然チョコレートだけの話ではない。)
ママを見ているウォンカ、ヌードルと母親の再会を見守るウォンカの表情がなんとも涙を誘う。
そして感動で終わるのではなくチョコレート工場への線引きを希望に満ちながら描いて終了。笑って泣ける最高のファミリー映画だった。
強いて気になるところを挙げるとすれば、どの登場人物もキャラが立っていた分、仲間のメンバーをもう少し掘り下げたり、活躍させて欲しかった。
あと、普通に会話を交わせるレベルの愛する息子に読み書きを教えてないママと、その息子にメモのメッセージを残したという部分なのだが、やはり指摘するの野暮か。
夢と希望あふれる物語
めちゃくちゃ良かった。
チャリチョコと比べたらかなり明るい作品。
歌うまいね〜すごいよかった。
ミュージカルも楽しい。
忘れかけていたワクワクする気持ちを思い出させてくれるような作品だった。
23.12.10 映画館
「素敵な映画です」が率直な感想です
ややネタバレありです。
悪いヤツは最後に退治される。 そして才能があり、かつ努力を惜しまず最後まで諦めない主人公が夢を掴む。
典型的なアメリカ映画ですね。
やっぱりスカッとして好きです。
そしてウォンカを助ける仲間たちのその後の幸せや、赤ん坊のときに離れ離れになった少女と母の再会など、これまた典型的なアメリカ映画笑笑
クサって言う人もいるけど、私は幸せな気持ちになれるので好きです。
前作(?)の「チャーリーとチョコレート工場」との絡みも期待していたのだが、ほぼほぼ関係ないです。
なので、「チャーリー…」を観てなくても、全く問題ないですね。
どうやら、原作の「チョコレート工場の秘密」をどう脚本アレンジしたかなんでしょうね。
「チャーリー…」はティム・バートンらしい独特なファンタジーさと家族愛が表現されてましたが、本作はミュージカルで老若男女問わず受け入れられそうなファンタジー映画でした(あくまでも個人的感想です)
面白いことは面白いのですが。。。
前作は見ていません。その上での視聴です。あと、自分の好みの「主人公が 頑張って ピンチになりながらも努力して 最後に目的を達成する体の作品」,「最後に大団円のストーリー展開」なのでかなり加点をしています。ご理解お願いします。
メリーポピンズ、ファンタスティックビーストのような魔法映画っぽい気がしました。通常では現実には起こりえない魔法のような現象が多数出てきます。年末のお祝い映画としては良かったです。が、魔法映画ではないのでしょうから、また、実写なのでもう少し現実味があるように、演出を振った方が好きな方も多いと思いました。ちょっとやり過ぎ感あり。
余談
準主役(子役)の演技が非常に良かった。絶対に大成すると思いました。
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
魔法使いとはいえ....不死身。。
ウォンカさん、魔法使いなのは良いとして、
爆発しても無傷だし、冷たい海でも風邪ひかないし、
溺水しても生きてるし。
ジョニー・デップはギターで忙しいから致し方ないけれど、
もう少し似ている人にやって欲しかったかな。
(クリストファー・リー役も出て欲しかった)
まぁでもそれなりに面白かったよ。
ウンパルンパ大好きさ❣️
ティモシー•シャラメ目当てだが。
ウンパルンパの大ファンになってしまった❗️
もし、続編がありウンパルンパが
また出てくれるなら必ず観に来ようと思う。
ファンタジーの世界だからか貨幣の名称も架空、なのでどれだけかわからない。
凄いなぁ、あの宿屋のぼったくり⁉️
女将のエゲツなさ超特級❗️
部屋代払ったが、
階段一段一段代、それも上り下り別料金⁉️
シーツ、枕、•••代⁉️石鹸使用料⁉️
そら、借金膨らむわ⁉️
同じく借金を抱えさせられた仲間たちと
力を合わせて
チョコレートショップを開店して
大盛況大繁盛、の筈だったが。
舞台装置というか展示して見学したり
触れるようにしてくれないかな⁉️
ワクワクドキドキ💓やんか⁉️
ところどころ歌になってミュージカルか❣️
踊りたくなるやんか⁉️
断然ウンパルンパダンス❓❓❓やけどな😘
チョコレート組合たちの陰謀で毒を盛られ
グチャグチャにされてしまい、
ウォンカが手を引き町を出て
チョコレートを作らないなら皆を解放したる、
とか、とんでもわけわからない発言をされて
しかたなく応じるが。
ヌードルだけ解放されない⁉️
助けなければ❗️
助けに行ったら二人もろとも
チョコレート🍫攻め❗️
ありがたい♥️
ことだと思ってはいけない⁉️
溺れちゃうんだよ、チョコレート🍫🫕に⁉️
本望だとか思っちゃいけない⁉️
こんなに大量のチョコレート🍫🫕様様、
とか思っちゃいけない⁉️
すると正義の味方⁉️
ウンパルンバ登場❣️
後光⭐️⭐️🌟⭐️⭐️🌟🌟さすわ〜〜〜⁉️
助かってめでたしめでたし❣️
お金ごまかした帳簿も警察に渡り、
チョコレート組合の悪事露見❣️
チョコレート🍫🫕工場再開❣️
お母さんの心のこもったチョコレート🍫
みんなで分け合うことよ❣️って⁉️
仲間たくさん、うれしいな❣️
すみません、途中、自分、どっかに行ってしまい、
わからないところ多々あり。
ウンパルンバ大好き😘
🎼ノッティング•ヒル、遠くになりにけり🎶
いや、食べ物を粗末にするのはいけない❣️
しかし、酸素ボンベつけてしばらく浸っていたい❣️
バレンタインデーを目標においての公開かな⁉️
かなーり別物 でもこれはこれで好き!
記憶がもはや曖昧だが、
前作に見られた毒々しさ、
子供にも容赦しない姿勢、
ウィリー・ウォンカの病み感などは
今回の作品では綺麗さっぱり消えているようだ。
ティモシー・シャラメ版のウォンカは若さや純粋さ、キラキラ感、人への優しさが溢れ出ており、まるで別物。
前作からの約20年の時を経て、配役もストーリーもだいぶポリコレ感が強まったような?
曲はどれも本当にキャッチーで、聴いていて幸せになる。一曲、往年のロジャース&ハマースタインみたいなメロディがあって、なんともいえない懐かしさ。
シャラメの歌い上げすぎない素直な声、良かった。ヌードル役の女の子の声も綺麗で、すっと耳に入る。
ヒュー・グラントは、さすが常に笑わせてくれる。
ストーリーは安易な部分もあるし、若干説教くささも感じるが、見てて疲れないのも一つの美点。
曲が気に入ったのでまだ何回か観たい!
前作好きは観ない方が良い
前作のウォンカの成り立ちが観れると楽しみにしていたが全然別物。歯医者のお父さんは居なく、山の上で貧しくお母さんと二人暮らし。チョコレートを舐めさせてもらうシーン有り。魔法でチョコレートを作る。何の映画か忘れたがパロディが含まれる。詐欺ホテルの男女に騙されて泊まる男とそこで働かされる少女の話。色んな人の話を詰め込みすぎてウォンカのストーリー中途半端。前作見ていなくても映画として、中途半端な出来。ミュージカル詰め込んで日本って単語入れときゃ良いと思ってる?って内容。
50分くらい耐えたけど我慢出来ずに途中で帰った。映画館で帰るの初めて。
心温まるノスタルジックなファンタジーミュージカル
ジョニー・デップ主演の前作の印象が強いが、ポール・キング監督は自分が子供の頃に読んだ原作と、1971年のジーン・ワイルダー主演のミュージカル版をイメージして制作されたとのこと。英国撮影でノスタルジックな外国の童話絵本みたいな仕上がり。こんなに愛らしい、大人も子供も楽しめる実写版のミュージカル映画は、ひょっとしたら半世紀近く作られていないのでは?とにかく「オズの魔法使い」のようにずっと残る作品かと。
そして、他の実力派で個性的なキャスト陣も素晴らしいが、なんといっても主演のシャラメ君自身の魅力と高い演技力が、ウォンカ青年の純真なキャラクターと合わさって、この映画を大きく引き立てているのは間違いない。
彼の大きな瞳に映る夢や希望、そして失意や哀しみ…ウォンカ青年は母を訪ねて三千里だったんだなぁともらい泣きしてしまったし、母の遺したメッセージもものすごく泣けるし、自分も辛い境遇なのにウォンカに親切にしてくれたヌードルちゃんが母親に会えた時も泣いてしまうし、偉そうにしてたウンパルンパの弱音にも泣いてしまうし、終わってとっても美しい映画だったなあ、とまた泣いてしまった。とにかく今年の心の汚れはすっかり落ちたと思う。猛烈にチョコレートも食べたくなったけど。笑
お正月中にまた観に行きたいな。
追記)安心して子供にも見せられる映画なので、ジョニデ版のようなカルト味は0%です。物語の前半は夢夢しくおっとりとした展開ですが、後半部分はダイハード並みに(言い過ぎですw)盛り上がっていくので、そのおつもりで!
ひとかけの大切なチョコレート
"素晴らしい事は全て夢から始まってる"
"大切な事は分かちあうこと"
物語はとってもシンプルで、だからこそすっと心に落ちると感じた映画でした。
特にウォンカのお母さんの言葉は印象的で人の数だけ夢や願いがあって、きっとそれが人の原動力だ。
それにチョコレート(美味しいものや好きな食べ物とか)は1人で食べても美味しいけど誰か大切な人と分かちあうともっと美味しい。
水で薄めたチョコレートを高額な値段で売り、自分達は美味しいチョコレートをたらふく食べるチョコレート組合3人(とその仲間)と大切なチョコレートをみんなで分けて食べるウォンカ達の対比から奪い合ったり独り占めするより"分かちあう"事の大切さが伝わってくる。
個人的にはオレンジ色でみどり色した髪の小さいおじさんがもっとたくさん登場してほしかった(笑)
小さいヒュー・グラント最高ですね。
歌もダンスも役者さん達も素敵でした!
悪役もなんか憎めないし、クスッと笑えて楽しい。
観た後に"楽しい映画ったな〜"って思える映画。
元気をもらえるチョコレートは幸せの味です。
全54件中、1~20件目を表示