「痛快青春ヤンキーアクション映画満開！」Gメン　三輪さんの映画レビュー（感想・評価）

映画を観るまでは、あまり期待していなかったのですが、観始めたら痛快なアクションとギャグの応酬に、笑えて仕方がありませんでした。しかも出演者たち、結構お年を召した人たちが高校生時代に帰って大暴れですから、笑えることしきりです。高良と田中が昔のGメンとして登場しますが、田中は赤い車をメチャクチャに運転して駐車するシーンを繰り返しますが、そのバカっぷりは爆笑ものです。高良はゲイの役でしたので、これもなんかハマっていました。この二人の格闘する姿を見ていると、「オジさんがんばれ！」と叫びたくなってしまいます。それに間宮祥太朗の友情出演？にもびっくり。女性陣では怪演の吉岡に注目です。ヤンキー口調が弾けきっていました。あまりの声の大きさに、度肝を抜かれるような気がしました。それでもどこか可愛らしいので、嫌いになれません。主役の岸の彼女役の恒松祐里はとても可愛いです。プロポーション抜群でした。敵である半グレ集団のような輩と最終決戦をしますが、コミカルさと本気のアクションの混合で全く飽きませんでした。とにかく楽しいストーリーで、何にも考えないで観るのにふさわしい癒しのストレス解消作品でした。それでも最後は友情溢れるシーンにちょっぴり涙。
追記　明るい下ネタ満載ですから、高校時代に戻ったような気がしました。