「今すぐ、映画館に足を運ぶべき最高傑作！！」Gメン　波多野七月さんの映画レビュー（感想・評価）

愛すべきおバカな男子高校生達が、「モテたい」と空回りしながらも、仲間のピンチには駆けつける熱き男の友情を描いている。

アクションシーン、しびれる友情シーン、胸キュンシーン。どれを取っても、「オススメ！」以外の言葉が浮かばないほどだ。

吉岡里帆さんのかっとんだ女教師には、惚れ直すことうけあいだ。また、スクリーン越しの高良健吾さんの存在感が群を抜いている。脇を固める俳優陣も実力派や個性派揃いで、「よくぞ、ここまで！」と配役の素晴らしさを褒め称えたい。

だが、何と言っても主役の岸優太さんだ。

女の子に弱くてナンパは連戦連敗、だがとことん心が真っ直ぐで、仲間思いで喧嘩がめっぽう強い。門松勝太という役は、まるで岸優太さんそのもののようにあたたかくて強い。

一度と言わず、何度でも映画館に足を運んでほしい。また、「Gメン、良かったよ！」とSNSや口コミで発信してほしい。これはきっと、口コミで徐々に広まっていく。そんな、映画だ。