「いい大人も楽しめる映画」Gメン Kishiyuuさんの映画レビュー(感想・評価)
いい大人も楽しめる映画
みんなが大好きな岸くんの良さが最大限に引き出された始まりかたと終わりかたが印象的。ストーリーがテンポよく進む爽快感、観終わってからのちょっと疲れた心地よさは、やりたかったことをやり終えた感じで、勝太はじめ、みんなと青春を共にしたような、みんなと戦ったような「あ、私しっかりと世界に引き込まれていたんだな」と確信する不思議な感覚でした。ストーリーが進むにつれてとにかくみんなが問答無用に(笑)大好きになりました。愛され岸くんを愛すみんなも愛される人って言う方程式。そして、みんなが勝太を好きになっていく感覚は、実際に岸くんを好きになっていく感覚と同じなのでは?っていうところに、勝太なのか優太なのかを感じました。2回目鑑賞では、音楽や全体像も細かいとこも含め、丁寧なつくりがたくさんあったことに気づき、勝太なのか?優太なのか?も溢れていてました。岸くんの表情や目は、本当に真っ直ぐな勝太と優太で、涙溢れかけた圭さんとのシーンは優太の涙なの?って思えて、何とも言えない気持ちになったし、原作が面白い漫画なんだと知らしめる笑いがきちんと散りばめられているのも楽しかったし、岸くんのアクションは特に素晴らしくて、カッコよくて「こんなこともできるの?すごい!すごいよ岸くん!すごすぎるよ岸くん!」と心の中で激しく興奮しました。もちろん岸くんだけでは無く、みなさん凄かった!だから迫力満点。時々怖いけど、仲間を助けるためにやっていることが伝わるので、決めた時はガツンとくるスカッと感。1度目は、アクションの全体像に目が行き、表情の確認ができないので、2回目は表情にフォーカス(笑)角度にフォーカス(笑)って感じで、本当にこの夏は『Gメン』ってくらい何度だって観に行って『感じるな感じろ!』って感じで(笑)いい大人がまだまだ猪突猛進(笑)楽しませてもらいます。最後にどうしても伝えておきたいこと。ラストの2人があまりにも可愛くて微笑ましくてそちらにすっかり気を取られてしまいエンドロールの岸優太の名前(かなり重要事項)を観れなかったので2回目はきちんと確認しました!(もちろんここで「岸くん本当に良かったね。おめでとう」ってなって涙溢れる)1回しか行けない岸くんファンの方は、覚悟して見逃すか、しっかり見て下さいね。多分、2人の可愛さのあまり見逃しますよ(笑)