「ギャグ満載!アクションシーン満載!でも真理もある」Gメン ちゅみさんの映画レビュー(感想・評価)
ギャグ満載!アクションシーン満載!でも真理もある
とにかく2時間スピードを緩める事なく走り続けます!
各話繋ぎではあるけどそこまでダイジェストではない感じ。ただ端折りは感じられるけどエピソードを足していったらまたダレちゃうのかなぁ?と。構成脚本のバランスが良く、主人公をちゃんと真ん中に置きつつもちゃんと各キャラ見せ場があった。
田中圭と高良健吾の先輩ズはとてもいい味を出てるし、アクションも重厚感あり。
吉岡里帆は振り切った演技でもう彼女のターンは笑いぱなしです。
竜星、矢本と名バイプレイヤーが脇を固め、憑依系の森本慎太郎、そして笑いのリズムを知ってるりんたろー。となかなか曲者揃いのキャスト陣。
そして真ん中に位置する岸優太の圧倒的愛されオーラが勝太の存在に説得力を持たせます。勝太の役を被りながらも存分に岸優太が「出ちゃう」じゃなく「滲ませた」のは岸だからこそなし得た技かも知れない。
各アクションシーンも良い。高良は形を綺麗に、田中は自由度が高く、竜星も長い脚を活かしたアクションがかっこよかった。
そんな中での岸のアクション。スピード感と綺麗に見せる表現力に長けている事を再確認できた。とにかく見せ場が終わった?と思ったらプラスされていく感じで見ていて気持ちがいい。
勝太とレイナの恋愛模様もきゅんとするものもあって良かった。
なにより普通に笑う。もうね。遠慮なく笑って欲しい。そんな映画です。
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