「感じるな、感じろ!」Gメン suppin-offさんの映画レビュー(感想・評価)
感じるな、感じろ!
見え見えのアドリブが使われているのは、歌舞伎の初日のトチリが観られたような「お得感」がある。そこまでの生感ではなくても私の世代ではテレビの劇場中継「でん助」や「藤山寛美」の演技に周囲の役者が翻弄される姿と主演岸優太のオロオロが重なり、あ~昭和だな。いやいやそこは感じるな自分
アクションシーンは遠景でも役者がメインと同じ熱量で躍動していて大スクリーンで観てこその魅力がある。
ほぼずっと闘っている勝太。白シャツから透ける胸筋や僧帽筋の隆起がファンには堪らないだろう。動きが多彩で流れるように美しい。演出、本人の努力、受けるアクション俳優さん、カメラワーク、編集など作品に込める瑠東組の想いが伝わる。ここは多くの人に感じてほしい。
星5です。岸優太が主演なんじゃ、ノースタント速度調整無しじゃ。それだけで泣けるんじゃ。文句言わんでくれ!
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