「エンドロールに現れる謝辞に驚かされました。」JUNG_E ジョンイ よねさんの映画レビュー(感想・評価)
エンドロールに現れる謝辞に驚かされました。
機動戦士ガンダム、ブレードランナー、ロボコップ、攻殻機動隊、A.I.、バイオハザード3、インターステラー、オール・ユー・ニード・イズ・キル、エクス・マキナ、アサシン クリード・・・古今東西のSF映画の傑作へのオマージュに満ちた作品。先端技術を巡るサスペンスが母と娘の物語に帰結するまでの痛々しいばかりの試行錯誤が胸に沁みます。どことなく星野之宣の短編『セス・アイボリーの21日』に似た余韻が残る終幕が印象的ですがエンドロールに現れる謝辞が鮮烈。フィクションと現実の境界が曖昧になります。
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