「幸せとはなにか、、」小さき麦の花 中野祐治さんの映画レビュー(感想・評価)
幸せとはなにか、、
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繰り返しの日常。
幸せとはなんなのか。
この映画は映画がとても大好きな知り合いにおすすめされて友人何人かと一緒に観賞しました。
観賞後のそれぞれの感想や意見・考察がわかれるのがとても興味深い作品でした。
とある町に住む男性と女性の結婚から始まる話。
決して裕福ではない二人には理不尽なことが起こったり、自分たちのせいではないことまで問題がやってくる。
ただ、それは誰しも生きていれば起こりうること。
男性はそんな理不尽なことも受け入れ、約束したことを律義に守って生きていく男性だった。
妻が障害がある人でも決して文句も言わず、二人で困難を乗り越え続けていく話はみていて地味ではあるけれど、それが幸せなのかもと感じました。
私は二人が土のレンガが台風で崩れてしまうのをおさえようとするシーンが好きでした。
ただ、そのあとの悲劇がとてもつらく、なんてあっさりと人はいなくなってしまうのだろうと、、。
男性の最後はどういう結末なのか友人と考察しあいましたが、捉え方は人それぞれだなと感じました。
自分にとっての日常は幸せなのか、生きていく中で一番の幸せとは何なのかを考える映画でした。
約束を守り続ける男はかっこいい。
そんな生き方をしていこうと決めました。
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