劇場公開日 2023年2月10日

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小さき麦の花のレビュー・感想・評価

全35件中、1~20件目を表示

3.5Low-Key Gobi Rural Life Tragedy

2023年1月10日
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鑑賞方法:試写会

A slow-baked tale of life in the Jintao to Xi Jingping transition stage of Chinese history, in Northern Central China. With Alibaba in the production, it's a bighouse film strewn as arthouse picture. It's intresting that this film was allegedly a threat to Chinese rule, and its heartbreak tale of poverty was whittled down. It's the latest lens into Chinese society. Good music by Iran's Yazdanian.

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Dan Knighton

3.5ラブストーリーの裏で

2024年3月9日
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鑑賞方法:映画館

大都市のビル群が遠くに望める田舎町で、実直で言葉少なく家族に厄介者扱いされている男女が見合いで結婚する。二人は多くを語らないものの、自分たちの幸せを手に入れるが。

ラブストーリーなのだが、彼らの置かれている状況がなかなか厳しくそれがラブストーリーを盛り上げることになっている。家族はいい年になって結婚しないシャイな二人を邪魔者扱いし、結婚は体のいい厄介払いだわけだ。二人は親の財産も貰っていなさそう。車も持っていない。田舎ならが家族はそれなりに近代化され豊かで甥はスマホを使っている。土地の一部で暮らすのだが助けがない。女には身体的な障害があるが、医者に連れて行ってもらったのか定かでない。農作物は豊作だがJAのようなところに買い叩かれる。都会に行くとコートを買うのにふっかけられ、値引きしても現金がない。臓器売買のようなことをせざる終えなくなる。

でも中国の開発されてない田舎の風景は美しいし、ラブストーリーも美しい。

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mikyo

3.5幸せだったのかな。。。

2024年2月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

中国の奥地の貧困生活は何もないけど、この夫婦には確かな思いやる愛があった。ロバも鶏も皆んな幸せだったならいいな。
頑張って作った家、呆気なかったなー。
ロバや鶏はその後どうさたのか、気になります。

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ノブ様

5.0二人た互いをいたわるお姿、あまりにも思慮深くて…。 もの静かで、尊...

2023年8月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

二人た互いをいたわるお姿、あまりにも思慮深くて…。
もの静かで、尊くて。

日々を丁寧に過ごせているのだろうか、自問したくなりました。

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woodstock

4.0土とともに暮らす人々の素朴な人生を描いたドラマと見るか、現代中国の社会問題を描いた作品と見るか、様々な捉え方ができそうな一作

2023年5月17日
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鑑賞方法:映画館

主人公ヨウティエ(ウー・レンリン)とクイイン(ハイ・チン)は、せっせと農作物作りに励む朴訥な夫婦。どうやらクイインには何らかの障害があり、そのために親戚にはやや疎んじられているようだけど、ヨウティエの彼女に対する愛情は確固としている様子。

そんな二人の姿を見て、土とともに生きる生活も素朴でいいかも、と思いそうになるんですが、一方で自宅を建てる際に必要なレンガも自分で作る、雨が降ればずぶ濡れになってそのレンガを守る、そして農作業は家畜を使役することはあっても基本的には手作業のため、種付けも収穫も自ら行わなければならない、と、常に埃まみれで肉体労働に従事している、という過酷な日常であることも痛感します。しかも本作の時代設定は、工業化前どころか、急速な経済発展の只中にある現代中国です。そのため彼らの親族はビジネスに勤しみ、高級外車を乗り回す一方、ヨウティエからは文字通り血液まで搾り取ろうとします。それでも自らの人生にも周囲にも異議を唱えないヨウティエを幸せと捉えるかどうか、ちょっと考えてしまうものがあります。

結末の展開も、一体ヨウティエがどう判断してここに至ったのか、解釈のしようで見方が変わる内容になっています。主演俳優たちはそれほど知名度があるとはいえず、題材も派手なものではありませんが、中国ではSNSを通じて若年世代の人々を惹きつけ、興行的には予想外の好成績だったとのこと。観客たちが本作に何を見出したのか、その点も興味があるところです。

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yui

4.5静かな、美しい映画

2023年5月9日
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鑑賞方法:映画館

現代中国における、社会において置いて行かれた側の男女のストーリー。
農家で、様々な人の手伝いをしている夫。
障害もあり、家族から邪魔者扱いされている妻。
二人が、誰も傷付けず、ただただ誠実に生きようとしている様子を
美しいカメラアングルで静かに撮り続けていた。

その一方で、夫婦を取り巻く人々は、業に塗れている。
時々、夫婦に優しく対応するが、それはあくまでも損得に基づいた行動。
本来の中国が目指そうとした清貧とは、この夫婦にあり、
それ以外が現代の中国なのだろう。

今の時代にこの映画が中国で作ることができて、
そしてヒットする。そこに中国の文化としての豊かさがまだまだあるのでは。
そう思えた映画だった。

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白井パンダ

4.0ツバメがいいなぁ

2023年5月6日
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鑑賞方法:映画館

どんなに忌避・疎外されている者でも巡り合わせによって誰かと奇跡のような時間を共有することができる,愛があれば何でもできる、ではなく、何かができると思わせてくれる作品。
当初寡黙・無表情だったクイインが次第に喜怒哀楽を言葉にしていく姿には思わず微笑んでしまう。一方でヨウティエが麦収穫の時にクイインを罵倒してしまうのは,それまでひたすら献身的だった彼についに芽生えた彼女への甘えの,ものすごく不器用な表現ではなかったか?
ヨウティエを単純に哀れんでしまうのは,誇り高い(という自覚は全く無いだろうが)彼に対して些か礼を欠くと思う。
本当に久しぶりに「伴侶」とか「ベター・ハーフ」のような古めかしい言葉を思い出した。

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ひろちゃんのカレシ

4.5勢いよく笛を吹く雨どいの瓶。二人で聞けば怖くないと言う妻。

2023年5月5日
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鑑賞方法:映画館
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bloodtrail

3.5忍耐がいる映画だ。我慢が必要。

2023年4月23日
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鑑賞方法:映画館

映画評をみると高評価が多い。じゃあ、見て見ようかと考えて鑑賞してみた。開始五分ほどでいい映画だとわかった。

家族からもまた、村人からも蔑まれている二人が心を通わせ生きていく。この二人は誰よりも美しい心を持っているのに、当人を除き誰も気づきていない。美しい心が美しい自然風景と一体となって、心が洗われるようだ。なんか、ミレーの絵画を観ているようだ。

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いなかびと

4.0【中国の貧しいながらも、善性溢れる真面目で優しき農民の姿を大きなスケールで描いた作品。変わり行く二人の暮らしや村の姿が現代中国の行く末を感じさせる作品でもある。】

2023年4月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

4.5タイトルなし

2023年4月21日
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 老人がいっぱい見に来ていた。
 農民のミラクルな生活、そして重労働のリアリティ。中国の村の文脈などなどわかった。
 性的な描写は入ってこないけれど、夫婦の愛情が美しく、それは自然や動物への愛情と通底している。
 といっても、農業は身体が関与し、麦の花は美しいと共に、愛情と身体の交叉点でもある。彼女がロバを撫でるとき、それは夫の身体への愛情も喚起させる。
 彼は馬鹿なように周りから表象されているけれど、約束を忘れず、真っ直ぐに働く、頭のいい男でもあった。
 農業には生産性があらわれる。こんなにミラクルにものを生み出し仕事をやめない彼がピタリとやめたのは驚きだった。妻への愛が、彼の抜き難いハビトゥスをすっかり壊してしまうのを見る。
 それに比べ、ロバや鶏や燕は元の場所に戻ってきてしまうのだ。そのことがとても切なかった。

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えみり

3.5抑揚が抑えられていつまでも観ていられる

2023年4月1日
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少しハリウッドぽい意図的な感じもあった。

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kp

4.0仲の良い夫婦であればあるだけ、遺された方のダメージは大きい

2023年3月23日
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かばこ

3.5これが中国の現実なのかなぁ

2023年3月19日
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泣ける

悲しい

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りあの

3.5頑固で優しい生き方

2023年3月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

寝られる

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てつ

3.5(原題) 隠入塵煙

2023年3月16日
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愛しさのあるとても綺麗な作品でした!
それぞれの家族の厄介者同士が見合い結婚してからの話。2人の農民生活はとても大変そうだけど、辛さ以上に幸せそうな姿が見えてきました。泥だらけで綺麗じゃなくても、大切な人が隣にいれば幸せだという当たり前のことを痛感させられる。

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AYK68

4.5無題

2023年3月12日
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鑑賞方法:映画館

全く予備知識なしでの鑑賞でしたが、圧倒されてしまいました。
10代の頃は鑑賞後こういう気分にさせられた作品が沢山あったのですが、もう半世紀以上映画を観続け年齢も70代が近づきつつある今、映画を観て圧倒されるって事は殆ど無くなってきているので久々にやられた気分でいます。
本作の様な作品は基本的に感想も書かない(書けない)のですが、鑑賞して暫くたったので少し考える余裕も出来ました。

本作の何に圧倒されたのか?を少し考えたのですが、恐らく純粋に人間が働く(労働)ことについて感動したのだと思います。本作の7,8割はほぼ黙々と働いている姿を捉えているだけの画面なのですが、それがまるでミレーの絵画を観ているように神々しくも崇高なものに見えてくるのです。
よく、“現代人が失ったモノ”という表現が使われますが、ひょっとしたらそれはそんなに難しいモノではなく、単純に生きる為にするべき労働が今の社会から消滅しつつあるってことなのではないのかなぁ~と、本作を観ているとその様な気がしてなりません。しかし、それを取り戻すのには現代社会は複雑になり過ぎました。
本作では、大国の社会の最下層(社会的弱者)の人達の行える最低限の中の最大限の生き方を描いているのですが、それが唯々美しいのです。

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シューテツ

4.0中国西北地方の農村。 ヨウティエ(ウー・レンリン)は貧しい農家の四...

2023年3月10日
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りゃんひさ

3.5いい意味で眠たくなりました😴

2023年3月8日
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eigaeiga

3.5淡々とフランス映画のように

2023年3月4日
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単純

幸せ

何も伝わらない予告(いい意味で)、高い評判のため鑑賞です。予告から、、、眠くなりそうなので、カフェインとりながの鑑賞でした。

中国の映画って味付け濃いめの映画という感じでしたが、フランス映画のように淡々と進みます。
ほんわかしますが、喜怒哀楽はない。

言葉にするとありきたりなストーリーですが、中国の農村部の暮らしや風習が日本人には新鮮。
また、初めは特になんの魅力もない二人と思いましたが、優しさなど魅力的です。

ただ、、、、この映画が中国の若者の間で流行った??それはさすがに信じられない。
どこに引っかかるのかな?中国の都市部から見ると農村部は別世界なのか、素朴な夫婦愛がよいのか、、、

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だるまん