「ハーメルンのテロリスト!?」ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ハーメルンのテロリスト!?
米軍のグアンタナモ収容所に収監された無実の息子を救おうとするドイツの母の実話を映画化
2001年9月11日の同時多発テロから1ヶ月後、ドイツで暮らすトルコ移民の19歳の長男が、信仰を確かめる為にとカラチに旅立ち巻き起こっていくストーリー。
作中でも少しだけ言われていたけれど、ルールもマナーもあったもんじゃなく、超自己中に突っ走る主人公で笑いにしたいのだろうけれど胸くそ悪さが先にくる序盤。
一度目の渡米後ぐらいからやっと少し大人しくなって、そこからは良かったけれど。
弁護士が拾って来る非正規の情報が生々しくて、そんなアホなことあるのか?という印象を受けたりするけれど、とりあえず捕まえとけだったり、とりあえず売っとけだったり、とりあえず収容しとけだったり、うちは直接関係ないしだったり、ある意味無関心で保守的な国々の姿勢が垣間見えて興味深かった。
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