マイ・ブロークン・マリコのレビュー・感想・評価
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ワイルドだろ〜!! 永野ちゃんが!!(笑)
こんな永野芽郁ちゃん見たことない(笑)的なワイルドな役柄にどんどん親近感が湧いてきて最後まで観ることが出来ました。
ラストが知りたい!(笑)
テレビでもなく、演劇でもなく、映画的な映像と音響にぎりぎりなっていた感で、演出とセリフ廻しは舞台劇的な感じがすごくして、映画ではなく、舞台劇としてみたいという声があっても良い感じの作品です。
マイ・ベスト・ナガノメイ
わたしの観た永野芽郁の中で一番良かった。実はわりと苦手な女優さんだったのだけど、今作は素直に素晴らしかった。可愛らしい、じゃない役もこんなに似合うんだね。
自死した親友の遺骨をかっさらって走るシィちゃん。話は突拍子もないが、思春期特有の友だちへの愛や強烈な執着や友情がすごくリアルに効果的に挟まれて、85分の短め尺の疾走感は保ちつつラストまでしっかり描かれており、とてもよかった◎
役柄への没入感に感服
演者の表現力を楽しみにしてきた。その期待感に沿う感情表現と意外性が本作の肝だと感じた。意表を突く展開とは真逆の、淡々と進行して行く描写において、画に惹き寄せる力を放つのは、主演の感受性あってこそ。その点、満たして余りある個性を堪能した。
あとから地味にジワジワくるこの感覚。
原作未読。予告の期待を裏切らない作品って、実はなかなか少ないです。
永野芽郁さん、アカデミー獲ると思いますが、漫画原作だと難しいのかなぁ。昔読んだ漫画『降っても晴れても』を思い出した。女の友情をよくここまでリアルに繊細に描いたなという印象。最後のエンドロールで女性監督なんだー‼︎って感動しました。描き方がとにかくめちゃくちゃカッコイイ。
今のところ、今年ダントツの邦画。
『余命10年』と迷うけれど。
かなりリアルな内容。
疲れた日に観ることはオススメしません。
ダイナミック散骨
マリコがトモヨに依存していて、酷い家庭(というか父親)から
死んでしまったけど遺骨だけでもマリコを救う
という映画だと予告だけを見て思っていた
しかしそうではなくて・・・確かにマリコはトモヨに依存していて
トモヨに恋人が出来て自分をほっとかれたら死んでしまうと『宣告』していた
当のマリコはクズ男を恋人にてマリコに連絡しない日々もあった
こんな面倒臭い女・・・と普通の人なら思ってしまうが
実はトモヨも唯一自分を慕ってくれているマリコに依存していた共依存のような関係だった
しかしながらその遺骨を奪ってとある場所まで行くまでの道中というか
目的地にたどり着いてからのそんな偶然ありますかい?みたいな展開に
ちょっと笑ってしまった自分がいました(見方によれば良いシーンなんですけど)
最後のアレは実はそれを残していたって事が分かっただけで良しなんじゃないでしょうか?
評価 3.5
あぁ奈緒さんは良かったなぁ
永野芽郁、喫煙!…いや熱演!
にわかにタバコを吸っても、なかなか板につくものではない。
言葉遣いもなかなか難しいところだ。
まあ、無理はせず、普通の言葉遣いで、タバコを吸わずやった方がよかったかもしれない。
でも、熱演してるし、頑張っているのはわかるので、よしとしないといけないだろう。
しかし、ペランダから飛び降りて、左足からマットの上に着地して(いるがわかって…)、河原の上をゴロゴロと転がって、川に転げ落ちた。これはどんな場所なんだろう?河川敷に家が立っているのだろうか?
まあでも、映画だから骨折もしないし、誰も困る人はいないので、好きにつくってもいいといえばいい。
永野芽郁、熱演!そして喫煙!これにつきますね。
肌が荒れるのでタバコはやめて、また、輝いた役をやっていただければと思います。
【追記】たばこはネオシーダらしいです。昔一度吸ったことがありますが、まずくて吸えたものではありません。
#162
遺骨パンチ。
タナダ作品「浜の朝日の、、、」は見た。
永野芽郁は初めて。
原作漫画も未読。
父親から虐待を受け自死した友人の遺骨と逃避行。
話はシンプルだが、時々思い出す友人の記憶のはさみ方が上手く飽きずに観れた。
椎野が骨持って出かける前あたり、、深刻になり過ぎないように作ろうとしてるのは分かるけど、、にしても、、明るい台詞にももう少しニュアンス入れられたんじゃないかと思う。いつもこういう映画で思うけど深刻なシーンはいいけど、明るくおちゃらけてる部分がなんか白々しく思う、なぜだ?
椎野の喋り方、、たぶん永野芽郁はこんなハスっぱな喋り方ふだんしないんだろうな、少し無理を感じた。
しかし涙鼻水入り混じっての好演、なかなか粗暴な中にも純粋さや色気もあり、そこを撮影部も頑張って切りとっている。脚本時に膨らんだらしいラストは長過ぎたとおもう、、スパッと切ったほうがカッコ良い。
菜緒は「草の響き」で好印象だったが今回も安定。
吉田羊のこんな役が観たかった。
俳優さん達の演技が光ってる
永野芽郁さんは今まで可愛い役が多かったが、やさぐれて男前なシイノを見事に演じきっていたし、奈緒さんの暴力によって壊れたマリコ、ナチュラルにシイノにアドバイスする窪田正孝さんなどキャストさんの演技に感心させられた。
登場人物が発する言葉がどれも印象的で考えさせられるものだった。
ラストシーンが特に印象的で余韻が凄かった。
見終わった後、良い意味で「面白かったあ」と一言で感想が言えないような映画だった。
_φ(・_・壊れ切ってない、、、。
永野芽郁がやさぐれ女を怪演?
そうは見えなかった。まだまだ上品さが残っていたような?見ていて歯痒かった。しかしながらこのような汚れた役をこなしていかないと一流にはなれんよな。タバコ吸っているシーンがあるがうまく吸えるもんなんだね。がんばれ!
お話はどうだったか?正義感が遅れてやってくるのは共感できたような気がします。むかし救えなかったから今救うっていうやつ。コレってあるあるだよなぁ。
4ヶ月ぶりの映画。やっぱり映画館はいいね。
雰囲気良き映画
やっぱり永野芽郁さんに引き込まれますね
ストーリーにビックリするような展開があるわけでなかったですが
いつのまにか自分も映画に引き込まれて
死んだ友人を思い出して結構泣いてしまいました
なんか一緒にいて心地良い友達を思い出しました
最高のダチっす!自殺未遂者は共感度高いと思う
原作未読。主人公シイノ(永野芽郁)の友人のマリコ(奈緒)が自殺したニュースをテレビで知る所から始まる物語。
観る前のポイントとして、85分の短い時間でどのように話をまとめ上げるのかなと考えていました。
友人というより、レズに近い2人の愛情が美しいです。最近、ゲイの映画はあるけどレズは少ないので、もっと取り上げてほしいですね。
最後の方の草原のシーンは、少し心を動かされました。
次に気になった点を挙げます。
遺骨を持って包丁を突きつけるシーン等、少しリアリティーに欠けるかなと思いました。
永野さんの1人芝居が多いので、少し浮いた印象を持ちました。
ひいきにしている永野さん主演なので、星4にしたかったのですが、最後のオッサン臭い歌でテンション上がりませんでした。
ちなみに永野さんが吸っているタバコは、ニコチンは入っていないので、本物のタバコではないそうです。美容や健康には影響ないでしょう。
永野芽郁ワールドを堪能した映画でした。
何気なく発せられるハッとする強いセリフが印象的
死んだ人の記憶は忘れていくけど、良い記憶ばっかりが残ってしまう。
といった感じのセリフがあった。
何気なく発せられたセリフだが妙に納得、発見がある言葉だった。
死んだ人に限らず、思い出全般に言えることだなと思い、いわば思い出補正というものをより細かく解体するとそのような解釈ができるのだろうと思った。
このような、何気なく発せられるけどハッとする強いセリフが印象的な作品だった。
物語は当時と今を行ったり来たりする構成。
ストーリーがなかなか進まず90分程度の作品にしてはテンポ感があまり良くない作品という印象を受けた。
また割れた画面のスマホを使用するという演出はその人の人となりが一気に分かることができる秀逸な演出だと思った。
迫力の演技
現代の暗い部分の虐待や自殺をテーマにした、社会に訴える作品だと思う。
社会にはたくさんの理不尽があるが、永野芽郁が狂気の役を演じきったし、
奈緒もまた、虐待におびえ孤独な娘を迫真の演技でした。
85分ほどの時間で物足りなさもありますが、とても感動する映画でした。
私は翌日に、ひとりカラオケに行ったんですが、AIの「Story」をライブ映像で歌っていると自然に涙腺が緩み・・・
この映画を観て、ひとりでも思いとどまる人がいて、人に優しくなれる人が増え、社会がいい方向に向かうことを切に願います。
ブロークンシイノ
原作既読、短編の話を85分という中編に引き伸ばされたことで焦れったい、テンポ感が鈍いに至りもう少し脚色があっても良かったと思ってしまった。
マリコだけではなくシイノも実はほぼ破綻状態の日常、彼女二人同士は依存しあっていたが、「治しようがない」「先に彼女が居なくなったら耐えられない」が溢れてしまったマリコが先に自殺を選択、助けての一言が欲しかったから苛立ちは募る。
シイノは旅先の恩人のマキオにある言葉を言われて、人間性は保たれていたことを自覚する、これって重要なことなのだ。(怒りを訴える事が出来る状態)
特に子役のシイちゃんの迫力あるドアを叩くアクションは勇ましかった。
とてもナイーブなお話なのにどのジャンルの映画として観れば良いのか結論としては感嘆に浸れないものになってしまった
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