劇場公開日 2022年9月30日

  • 予告編を見る

「遺骨パンチ。」マイ・ブロークン・マリコ masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0遺骨パンチ。

2022年10月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

タナダ作品「浜の朝日の、、、」は見た。
永野芽郁は初めて。
原作漫画も未読。

父親から虐待を受け自死した友人の遺骨と逃避行。
話はシンプルだが、時々思い出す友人の記憶のはさみ方が上手く飽きずに観れた。
椎野が骨持って出かける前あたり、、深刻になり過ぎないように作ろうとしてるのは分かるけど、、にしても、、明るい台詞にももう少しニュアンス入れられたんじゃないかと思う。いつもこういう映画で思うけど深刻なシーンはいいけど、明るくおちゃらけてる部分がなんか白々しく思う、なぜだ?
椎野の喋り方、、たぶん永野芽郁はこんなハスっぱな喋り方ふだんしないんだろうな、少し無理を感じた。
しかし涙鼻水入り混じっての好演、なかなか粗暴な中にも純粋さや色気もあり、そこを撮影部も頑張って切りとっている。脚本時に膨らんだらしいラストは長過ぎたとおもう、、スパッと切ったほうがカッコ良い。

菜緒は「草の響き」で好印象だったが今回も安定。
吉田羊のこんな役が観たかった。

masayasama