「バレリーナのオードリー」オードリー・ヘプバーン ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
バレリーナのオードリー
どうやってもにじみ出てくる気品は、やはり出自からきてたんだ。バレエに捧げた青春…でも、戦争に夢を潰されてしまった。「ローマの休日」以前の映画で、踊っているシーンのオードリーは、とても楽しそうだった。本当にバレエが好きなんだなあ。
親子だから無条件で心が通じるかというと、そうとも限らず、オードリーは求めても親からの愛情は得られなかった。屈折せず前向きでいられたのはすごい。与えられずとも、与えることのできる、情の深い人だった。このあたりは切なくて、泣けてしまう。
「ティファニーで朝食を」のエピソードもあったが、この映画が評価されたのは、やはりオードリーがヒロインを演じたからだと実感した。自分は好きではない作品だが、原作者のイメージ通り、「夜の女」が似合う女優が演じていたら、惨憺たる有様だったかもしれない。まさに配役の勝利だった。
銀幕の中のオードリーとは違った、生身の彼女を感じることができて、良かった。
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りかさんのコメント
2023年4月30日
おはようございます😃
共感していただきましてありがとうございました😊
🌸「ティファニーで朝食を」のエピソードもあったが、この映画が評価されたのは、やはりオードリーがヒロインを演じたからだと実感した。自分は好きではない作品だが、原作者のイメージ通り、「夜の女」が似合う女優が演じていたら、惨憺たる有様だったかもしれない。まさに配役の勝利だった。🌸←共感同意。
返信結構ですよ〜💐