スクリームのレビュー・感想・評価
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面白かった。
シリーズを通してのお約束はバッチリ含まれており、
冒頭の殺人シーンもとても良かったです。
でもデューイがあんなことになったのは減点3です。
彼のことが好きだった分凄くショック
ファン用
ホラー映画?のジャンルに詳しい人用の映画のような気がしました。
(ドン!)(きゃー!)の突然のでかい音でビクッとして、手に持ったポップコーンが落ちるくらいのシーンがない。(そやって脅かす!?音は卑怯じゃん)の、あからさまな見た目の怖さと音のサプライズの同時発射で脅かすアメリカンなホラー映画の感じがなく、スタイリッシュでthe映画ファンに向けた感じ。日本的なホラー要素も多少なりある感じがする。
おそらく、第一作目のテイストをそのまま丁寧になぞって、かつ現代風にスマホを取り入れて落とし込めたらいいのかなと感じた。現代的なところは、冒頭にスマホがハッキングされていたとこだけで。親がいない間にパーティー、2FでこっそりHしようとか、友達グループの感じとか、あとは25年前の映画で公開されていてもおかしくない内容。
現代的にアップデートしたいけ昔の雰囲気はどリスペクトして残したい。そこを上手に組み合わせられなかったのかなという印象。ただ、1作目のスクリームを見てた人には楽しいと思います。
悲鳴は続くよ、ファンの声に応えて
今年も多くの名作や大ヒット作の新作がカムバックするが、その中に混じってしれっとコイツも。
『スクリーム』!
『最終絶叫計画』じゃないよ。
シリーズの遍歴と犯人と私。
『1』。
ホラー映画のあるあるを逆手に取った新感覚のホラー。フレッシュなキャストも魅力。
犯人は覚えてる。
初鑑賞はレンタル。何度も見た。
『2』。
続編なので続編あるあるネタ。
犯人は覚えてる。
初鑑賞は劇場。何度も見た。
『3』。
一連の事件が映画化され、ハリウッドあるある…というよりパロディー的。
犯人は忘れてた。
初鑑賞は劇場。『1』『2』ほど見ていない。
『4』。
シドニーが帰郷し、再び惨劇が起きる…そんな話だったような。
犯人は辛うじて覚えてる。
初鑑賞はレンタルかWOWOW録画。一回しか見てない。
今回はシリーズの定石、ホラー映画ネタを踏まえつつ、流行りのリブート/新シリーズあるある。
ホラー映画はシリーズを重ねる事に劣化していくが、本作は見事、『1』の次に面白かった。
原点回帰を目指したようで、特に『1』との繋がりは濃く、見る前に『1』を思い出すか、見直すかお復習しておいた方がいいかも。
となると、犯人は…?
かつて惨劇が続いた町、ウッズボロー。
あれから25年。一人の女子高生襲撃をきっかけに、連続殺人事件が発生する。
かつてと同じゴーストフェイスのマスクを被った何者かの犯行。
被害者はかつての事件関係者。
最初の被害者、女子高生タラの姉サムもその渦中に。実は彼女は…。
『スクリーム』のお楽しみであるマニアックな映画ネタは、やはり今回もニヤリなお楽しみ要素。
先に述べた通り、リブート/新シリーズあるある。
ファンの声を聞かず、オリジナルのスピリッツも無視した巷に溢れる失敗リブートの氾濫。
そんなのはシリーズとして認めない。
リブートとは、ただの新シリーズではなく、オリジナルをなぞり、リスペクトし、新たな要素や展開を広げる。
オリジナル・キャストのカムバック。
ファンの声を聞け!
本作はオリジナル第1作同様、実にユニークな作り。これなら犯人も不満ナシ…?
劇中では『スタブ』シリーズの前作となっているが、『ナイブズ・アウト』の監督が手掛け、シリーズのファンから酷評を受けたって、あのスペース・オペラ…?
他にも様々な映画をネタにした皮肉やブラックな笑い。
ホラー映画なので、特に昨今のホラー映画に対して。
タラの好きなホラー映画は『ババドック』。私も見た事あるが、これを挙げるとは通!
他に『イット・フォローズ』や『ヘレディタリー』や『ウィッチ』。
派手な効果音やこけおどし演出に頼らず、ドラマ性のあるホラー。
でも皆さん、電話が掛かってきて好きなホラー映画を尋ねられた時、間違っても高尚なホラー映画を挙げちゃダメ。
そんな退屈なホラーはホラーじゃない。
ホラーは、
血!殺し!スラッシャー!
電話が掛かってきて少女が殺人鬼に襲われるお馴染みの冒頭シークエンス。
展開も事件の背景も犯人予想も第1作をなぞっていく。
第1作をなぞり、再びウッズボローで惨劇が起こったとなれば、カムバックしない訳がない。シドニー=ネーヴ・キャンベル、ゲイル=コートニー・コックス、デューイ=デヴィッド・アークエットのオリジナル・キャストの出演。さらに、まさかのアノ人物が意外な形で…!
勿論、フレッシュな新キャストたちの物語でもある。個人的に『スクリーム』シリーズはブレイク期待の美少女スターもお楽しみ。
今回も例外ではなく、ヒロインのサム役のメリッサ・バレラ、妹タラ役のジェナ・オルテガ、友人役のマイキー・マディソンら目移りしちゃって困る。
登場人物の一人の名が、ウェス。EDでは追悼コメントが捧げられ、ウェス・クレイヴンへのリスペクト。
新旧ファン納得の作り。マット・ベティネッリ=オルピンとタイラー・ジレットの俊英コンビの手腕も上々。『レディ・オア・ノット』もチェックせねば。
本当にこれなら監督コンビは犯人に殺される心配は無い…?
シドニーも家族関係にトラウマあったが、今回のサムも。
サムの家族の秘密は、衝撃。何故なら…
シドニーの元恋人で第1作の犯人、スキート・ウールリッチ演じたビリーの娘。
今回の事件が起きるまで、ウッズボローを離れ、妹とも疎遠だったサム。
その理由が、それ。殺人鬼の娘。
こんな小さな町ではすぐ噂になる。
妹の心に傷を付けたくない。
妹の事を思って敢えて疎遠にしていたのだが…、その気持ちは妹に伝わらず。
ラストも試される。妹か○○か、どちらが犯人か…?
この姉妹のドラマはシリーズの新味であった。
犯人予想は徐々に限られ、やはりであった。
第1作をなぞるなら…。それと、冒頭のある映像がフェイクだとすると…。
にしても今回の“犯人たち”はイカレ映画オタク。
自分たちで完璧なシリーズ新作を作る。
映画ファンなら少なからず分からんでもないが、でもやっぱ犯行や動機は理解出来ない。
映画ファンが皆、こんなイカれたサイコ異常者とは思わないで下さいな。
今回、アノ名物キャラの退場は悲しいが、本が書かれるのなら是非読みたい。
町の為に闘った、優しく勇気ある保安官の話を。
一応“終わらせた”事になっているが、映画としてはこれで終了は待って欲しい。
せっかく今回、シリーズの新作として面白くリブート出来たんだもの。
ホラー映画あるある。ヒットしたホラー映画は必ずシリーズ化される。
リブートあるある。成功したリブートも必ずシリーズ化される。時にはオリジナル以上の人気で。
第6作目の製作が決定。次はどんなルールで…?
悲鳴は続くよ、ファンの声に応えて。
FOR WES
最近はスクリームやラストサマーのようなホラーが減ってしまったが、今回の新作は前作までのハラハラする感じを体験する事ができた。
ビリーが幻覚で現れたときは似てるなーと思う程度だったが、クレジットでスキートウールリッチの名前が出てきたときは思わず変な声が出てしまった。
犯人の動機がハリウッドがネタ切れのような事を言ってたが、確かに最近過去の大作のリブートや続編が多いように感じるが、しかし犯人達がやっていることも結局は過去の(第1作の)焼き直しでしかなかった気もする。
中盤でデューイが…
犯人の片割れのほうだけど、あなた他の作品でも燃やされてませんでした?
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