きさらぎ駅のレビュー・感想・評価
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何だコレ!?都市伝説駅
2004年、“はすみ”というハンドルネームでインターネットの掲示板2ちゃんねるに投稿されたのが始まり。
同1月8日23時40分、仕事終わりに静岡県浜松市の遠州鉄道新浜松駅から電車に乗った所、異空間のような謎の無人駅に到着。その駅名は、“きさらぎ駅”。
そこでの奇妙な体験談を2ちゃんねるに実況で投稿。スレ参加者とリアルタイムでやり取り。
“はすみ”はどうなった…?
“きさらぎ駅”とは…?
知る人ぞ知る都市伝説らしいが、全く知らなかった。
知ったのは、いつぞやTVバラエティー『世界の何だコレ!?ミステリー』で取り上げられた事で。これをきっかけにまたまた注目を浴びるようになったとか。
ここぞとばかりに映画化。
これを、便乗商法と言う。
嘘か真か、存在するか否か…?
それらを題材にするのはホラーの定番。最近だと清水崇監督の“実録恐怖の村シリーズ”。
有名都市伝説を題材にして、近年低調のJホラーに都市伝説ではなく伝説を作る…と思いきや、
監督はよく知らない。何本か監督作あるが、B級が多い…。
製作会社も大手ではない。
その危惧は的中。何年に何本も氾濫する、B級ホラーの類い。
この題材じゃなかったら完全スルーしていただろう。
“きさらぎ駅”について調べる女子大生・春奈は、投稿者“はすみ”を探し出し、話を聞く。
その奇妙な体験談、そこで起きた出来事…。
投稿者と同じ方法で電車に乗り、“きさらぎ駅”へ。そこで…。
前半投稿者の体験談をカメラ目線の一人称で見せるのはユニーク。“体験談”を見るこちら側も体験。
が、話や恐怖や作品そのもののクオリティーやレベルなど、何もかもチープ。
突然頭が膨張しての破裂、人体発火炎上、血管のような何か…本当に令和時代なのかと疑いたくなるくらいの超低クオリティー。
“きさらぎ駅”の不気味な雰囲気や謎を押し出せば良かったのに、展開するのはサバイバル・デスゲーム感。
登場人物たちの言動も意味不明。死んだ人がゾンビみたいに蘇って襲い掛かってきたり、「線路の上に立ってたら危ないよ」と親切に執拗に教えてくれる不気味な老人など、怖いどころかもはや笑えてくる。
『“それ”がいる森』や『貞子DX』もホラーじゃなくコメディかネタとの声、声、声…。最近のブームなのか、それともJホラーはいつから爆笑ホラーに成り下がったのか…?
展開やオチも例外なくグダグダ。Jホラーはいつからこんなつまらなくなったのか…?
ヒロインの恒松祐里はキュート。本田望結も可愛かった。
それには救われるが、春奈が体験談を聞いていて他の人たちを助けようと通りすがった車の運転手を殺すのはドン引き!
ヤベー奴と思われても仕方ない。
実際の体験談からかなり脚色。
一人でのさ迷いが、乗り合わせた電車の数人と。
最後は通りすがった車に乗った筈が(そのまま消息が途絶えるが数年後再び投稿)、ドタバタ襲撃の中光る扉へ。
真偽のほどが問われる都市伝説が完全創作に。
まあ、この“きさらぎ駅”自体胡散臭い。
これ以降、私も“きさらぎ駅”に行ったとか、似たような無人駅の投稿も相次いだとか。
そうなってくると、ねぇ…。
所詮は都市伝説だから。
だけど、中には“都市史実”も…??
2ちゃんの話を拡げて映画化
ダメ臭する予告編観ると「こりゃダメだ」と期待せずに観た。
期待せずに観るのが無難な内容だった。
異世界に飛ばされてのヘンテコサバイバルを経て、戻ってきた葉山先生(佐藤江梨子)とその取材にきた大学生堤(恒松祐里)が葉山の体験を追体験する流れ。
よく分からない世界観の中で身体がブッ裂けて死んだり、爆発したり…冒頭の葉山先生の体験記で語られた後に、異世界に紛れ込んだ堤がネタバレ(笑)を駆使して一緒に電車にいた連中を救おうとする。
だが、コメディに見える。
あの世界のモノたちの力やその能力的なものについてハッキリしたものはないから、行動の選択にも正解はなく、何故そこに着いたのかも不思議の積み重ねでそこに至ってしまっただけ…。
2ちゃんねるの話を拡げて映画にしているが、文章ではあれだけ書き込まれていたものが映像化するとこんなに短いのだと分かった。しかも随分な付け足しをしての80分程度の内容。
これは満足とは言い難いと思う。
因果応報の無限連鎖
凡百の駄作とは一線を画すメタ・ホラー映画という評を聞きつけ視聴。演出は最低最悪の部類だったが物語構成にはけっこう粋が凝らされていた。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』から『REC』『パラノーマル・アクティビティ』『女神の継承』に至るまで、ドキュメンタルな臨場感を生み出す手法としてPOV撮影は常に一定の価値と実績を有してきた。ただ本作の場合、遠巻きの三人称撮影ではあまりにも陳腐化してしまう画面をなんとか取り繕うべくPOV撮影に逃げているきらいがあまりにも強かった。恐怖に先んじて撮影現場の予算問題的な哀愁が画面全体に漂っており、そういうホラーはいらねんだよ…と思った。
とはいえ物語の構成は面白い。強引に形容するならば「強くてニューゲーム」的な擬似タイムスリップ物語が『カメラを止めるな!』の文法で立ち上げられている、という感じ。
主人公(大学生の女)が「きさらぎ駅」被害者女性からの伝聞をもとに、次々と巻き起こる怪現象をのらりくらりと回避していくさまは見ていて清々しい。ただ、主人公のあまりにも無機的すぎる攻略作業には知の傲慢とでもいうべき倫理的な引っかかりがある。しかも主人公は連れ添った女子高生を最終的に裏切り、自分だけが助かる道を選択しようとする。
とはいえ本作はホラー映画なんだしこういうのは普通にスルーなんだろうなと思いきや、最後の最後で主人公に罰が下る。そして主人公はただ一人助かった女子高生の代わりに「きさらぎ駅」の無間地獄へと幽閉される。てかジョジョ4部のスーパーフライと同じシステムなんだ…きさらぎ駅って…
しかし映画これで終わらない。今度は被害者女性の姪っ子たちがふざけ半分できさらぎ駅に行こうとする。もちろんその軽率な好奇心の先に待っているのは死よりもむごい恐怖の永久反復に他ならない。思えば主人公も「変な卒論が書きたい」という軽はずみな動機からこのような事件に巻き込まれてしまったのだった。やっぱ面白半分で異世界に行く方法とか試しちゃダメですよね、でもやっちゃうんすよね、という人間の根本的因業性を示すところで本作は幕を閉じる。
都市伝説が題材=クソ映画という先入観を逆手に取ったけっこう面白い物語構成の作品だった。ただまあやっぱり演出は最低最悪で、後半部で前半部と呼応する箇所にさしかかるたびに当該シーンがいちいちフラッシュバックする演出などはしつこすぎて胃がもたれそうだった。いくら何でも観客の知性と想像力を甘く見積りすぎなのではないか、もっと辛口に徹すればより面白い作品になったんじゃないかとつくづく思う。
良いんじゃないかな
映画館で見る必要は無かった。
頑張って作った感は感じられた。低予算の空気は露骨に出てたが、怪異をイキって撃退したところからの騙しはウマいと思いました。考えた人はすごいなぁ。ボクにはとてもできない。
一番コワいのは人間だ!?
あまり期待していなかったけど、まあまあ楽しめました。
安っぽいストーリーといえば、そうかもしれないけれど、低予算の作品のわりには、けっこうインパクトがあって退屈はしなかったです。
恒松祐里の演技も悪くなかった。それから、意外に、現実世界のシーンの画(映像)は引きしまっていて、なかなか美しかった。
でも異世界でゾンビ(?)に襲われたりするのは、「あれが原因でこうなった」という因果関係がまったく見られないせいもあってか、全然怖くありませんでした。。
場当たり的というか、お化け屋敷的なドタバタした脈絡のない展開。後半は笑えるところも多く、「ひょっとして、これはコメディーなのか?」と思ったほどだった。
しかし、ろくなことが起きない異世界に迷い込むのもコワいけど、ふだんからナイフを持ち歩いている男や、わけのわからんおっさんたちと電車に乗り合わせてしまうこともかなりコワい。
そしてサトエリも……ね。
やっぱり一番コワいのは、人間という得体の知れない生きモノかもしれません。
都市伝説の方を調べてから観賞が推奨です。
『犬鳴村』と同じで、実際の都市伝説の話をキチンと拾って、独自の脚色をしつつ、新しい話にしてますね。
予想外に面白かった♪
ただ惜しいのは、特撮が時おり、ちゃちい…
演技も基本は上手いけど、たまに…
なので、厳しく減点。
でも、話としては星4つです。
惜しいな…
ちなみに、浜松の遠州鉄道は実在する路線で、浜松に行った時に乗った事あります。
久しぶりに浜松に行って、遠州鉄道に乗りたくなりました(笑)
たぶん、この都市伝説、この映画、の影響で、乗客が増えたのでは?
この都市伝説が、こんな有名になる前、初めてネットで読んだ時は、すごい衝撃でした。
どうやら、この都市伝説は創作っぽいけど、映画化までされるとは、話を作って書き込んだ人は誇らしいでしょうね(笑)
ネットに書き込まれた、実際の都市伝説の方を知らない方は、実際の方を読んでから観た方が面白いと思います。
僕は、実際の都市伝説の方が不可思議で怖くて好きです。
意外と面白い!たまにヒヤッと!イラッと!
期待してなかったけれども、意外と楽しめました!
一人称視点がヒヤッとしたりびっくりしたりします💦
ホラーならではのイライラ感も笑笑
エンドロール後までしっかり見てください‼️
意外と時間が短くてさっくり見れます💕
きさらぎ駅への行き方
こういう都市伝説モノを映画化するとまず失敗するのが常なのですが、この作品に関しては成功もしてないけれど失敗もしていないような仕上がりです。
有名な2chの書き込みをベースに物語を発展させたストーリーで、その発想に物足りなさもありますが要所要所で見どころはあるのでエンドロールまであっという間です。
映画館で観るというよりは、テレビのスペシャルドラマで放送してくれたら最高な作品だと思います。
全体に漂うチープ感をスパイスと捉えるとするならば……悪くはないかも
『真・鮫島事件』の惨劇が記憶に新しい永江二朗監督の最新作だが、前作の反省点は大きく活かされており、役者の演技は悪くはないし、物語としても割とまとまっているが、観る側である程度の忖度が必要となる映画であることは間違いない。
2004年に流行った……といっても、主にネット民の中でといった感じだが、都市伝説「きさらぎ駅」というものがある。これは簡単に言うと異世界に迷い込んでしまい、そこから抜け出すには、法則を理解し、攻略するしかない……。といういかにもネットで盛り上がりそうなものだ。
「きさらぎ駅」に迷い込んでしまった者の一人称視点で展開され、その人物が脱出に成功すると、新たに迷い込んだ別の人物の視点に切り替わり、それがループし続けるというもので、まさにゲームのような画作りである。
令和ということを忘れそうになるほどのチープなCGが、予算と技術の都合をひしひしと感じさせる一方で、もしかしたら……と思うこともあった。それは「きさらぎ駅」の中の時間は2004年で止まっていることで、あえて2004年前後のCGのチープ感を表現したのではないだろうか。ということ。たぶん違うだろうが…….しかし、そう考えると本作はたちまち味わい深いものとなるかもしれない。
90年代~2000年代にかけて、サウンドノベルシリーズから発展して、一人称のホラーゲームが出回り始めた。映画化もされた「サイレン」や「零」といったシリーズもこの頃に発売されたものだ。
一人称視点という点でもそうではあるが、主人公が誰を助け、誰を犠牲にして、どう行動するかの選択によって、展開が変化してくるというのは、まさにゲームそのものである。
映画館のスクリーンでレトロゲームをプレイしていると思うと、妙な懐かしさも感じてしまうし、チープなCGが絶妙なスパイスとして機能しているのだ。
チープさに気を取られてしまいがちではあるが、そんなチープさこそが、今作のスパイスだと、ある程度の忖度をすることによって、観ていられる作品となるということ
惜しいっっっ!!
ストーリーの9割は🌟5つでした。
あと1割がダメ、気分だだ下がり⤵️⤵️
最後まで単純に、取材していた大学生もイイ感じのままストーリー展開してほしかった。
そしたら感動(痛快)の映画でした。
本当にもったいない映画。
急な素の芹澤さんアップがいちばん怖い。
2ちゃんねるの都市伝説「きさらぎ駅」を卒論の題材にするために取材をしている女子大生が実際にきさらぎ駅の世界へと行く話。
きさらぎ駅に迷い込むのが2回繰り返されて、1回目は取材相手が体験したきさらぎ駅のエピソードをPOV視点でなぞっていくホラーテイスト強めのテンポ、2回目はその話を聞いた上で主人公が実際に体験していく攻略パート。
1回目のホラー描写はそんな怖くないとはいえ、POV視点なので急に出てきて結構びっくりする。でも私が1番怖かったのは駅に着いてすぐトイレどこか聞いてくる酔っぱらいのおじさん。あの人の顔って素で急に出てくると一瞬モンスターみたいな顔に見えるっていうの結構発明だと思う(笑)
そして2回目は全ての流れを知った主人公が次々に起こる恐怖現象をサクサクと回避していくのが気持ち良い。人間じゃないって分かってるから躊躇いのない暴力爽快だった(笑)ホラー×恐怖におののく主人公の若い女性ってお決まりだけど、本作それがないのが新鮮だった。
主人公が聞いた最後の脱出方法は、高校生の女の子助けようとするつもりでもいざとなると結局自分のことを優先することを見越した上での嘘だったのが胸糞悪いねえ。
破裂したおじさんの血飛沫はどうなった?
SFやホラーでよくある、何かをトリガーとして異次元に迷い込むというアイデア。『2001年宇宙の旅』ならモノリス、『マトリックス』なら赤いピル、『オズの魔法使い』なら竜巻、『死霊のはらわた2』なら死者の書、『ヘルレイザー』シリーズならキューブ、『ヒデオドローム』なら、変な電波をひろって観た変態拷問チャンネル、『ネバー・エンディング・ストーリー』なら終わらない物語という本、『不思議の国のアリス』ならetc…
そのトリガーを浜松の市電で表現して、サイレント・ヒル化した異次元の田舎に降り立つというホラーである。
そして、その世界は景色が暗く、被写体本人は映らないというサイレント・ヒルのプレイヤーそのものの視界。
その世界に出てくる登場人物達が化け物化したり、無惨に死んだりするのもサイレント・ヒルそっくり。
サイレント・ヒルのオリジナリティの1つとして、主人公が変わったり、その主人公が、ストーリーの進行上の行動の選択を変えることで、ストーリー展開と風景が変わってくるというものがある。ゲームの弟切草もストーリーの進行上の行動の選択を変えるとストーリー展開が変わるが、紙芝居形式で絵と文字を見せるだった。サイレント・ヒルは映像で風景が変わるからインパクトが全く違う。
『きさらぎ駅』もまさにそれで、始まりだけ同じのストーリーで1回目と2回目があり、1回目は、佐藤江梨子、2回目は恒松祐里。2回目はもちろん1回目の流れを知っているという筋書き。
少ない登場人物たちの化け物化や死をストーリーを知ってる人が防ぐことができたり、あるいは防いだつもりが結局は別の理由で同じ無残な結論になるという展開もサイレント・ヒル。
その浜松サイレント・ヒル世界の数少ない登場人物の昼間っからワンカップ飲んでるサラリーマン(現実にそんなやついないよ)のおじさんは、まず人として怖い。
きさらぎ駅のベンチで電車来たら教えてと言い放ったまま寝込んでしまう。その後、登場人物の1人が怪物化してグオーって声がした時点で、もっと怖がらないとおかしいのに、皆意外とあっさりして、とにかくここから移動しましょうと、みきさらぎ駅から離れていくと、おじさんだけそのままにして、みんな無視して線路づたいに歩いて移動。方角は誰も気にしてない。
その後、おじさんがいつの間にか皆に追いつき、その途端に何かに人体が侵されて膨らんでアベシ!あのアベシがCG全開で、物凄い勢いで人体全てが破裂したのに、血から内臓から全て綺麗に蒸発するというゲーム的世界の忠実な再現ぶりがやばい。サイレント・ヒルはゲームだからそれでよし!なのか?
そのほか、不良とその彼女とその子分の3人組の若者は、性格が悪いし馬鹿なので、どうストーリーが変わろうと何故か地獄の業火に焼かれてdead。
本田望結演じる女子高生が一番まともでかわいいので、生きてて欲しいと観客が固唾を飲んで見守るキャラ。1回目は、異次元から元に戻れるはずの光ゲートを潜ったのに、何故かゲートごと破裂でdead。佐藤が生還する。
これが2回目になると、ゲートを潜るとdeadしたと知っていた恒松が悪魔ぶりを発揮して、本田に先にゲートに行くようそそのかす!恒松は悪い奴だ。
そしたら、今度は本田が生還。恒松はワンカップおじさんと同じ目に。(ただし、初主演作で、まだ痛いけな女優さんなので、ワンカップおじさんのような無残な破裂はなし。)
意味がわからない。。。どうやら、最後まで善意で人助けした人が1人だけ生還できるようだ。光ゲートは関係ない。
それを知って3回目に臨む人は必ず生き残れるはずだ。
それにしてもおじさんと不良3人組は絶対生還無理のただのモブじゃん。
おー!素直にサトエリにだまされました
あのナイフ男も助かる可能性があるのかな?笑笑
異世界に入ったからって暴力で排除されるって、他に方法はないのかな。
サトエリにはサトエリの思いがある、あんな悪人顔で〆なくても。。。
人に恥じないことしなくちゃダメ
恒松祐里はきっと出演作品選んでるだろうから間違いないとは思ってたけど、ホラーが苦手なので躊躇ってた。
観に行ってよかった。
このまま地味子ちゃん(地味子ちゃんはかわいかったです)かなと思ってたら後半はヒーローじゃん。
人の心の醜さがチラッと出てしまうところはさすが彼女、他の子がしてたらやらしくなってたかも。
CGのちゃっちいところや、演技・ストーリーも、異世界での記憶の再現ということだから、気にならなかった。上手い設定だな。
最後はサトエリに持っていかれちゃったけど、地味子ちゃんはやっぱり良かった。衣装なんとかならなかったのかな。もっとお洒落させてあげてよ、美人なんだから。
アジアの天使はインパクトのある顔してるなぁ。
人に恥じないことしなくちゃダメってこと教えてくれる
良いお話でした。
危ないから線路の上歩いちゃ駄目だよぉ
前作(真・鮫島事件)よりは無理のない展開。
材料(証言や掲示板)が多いから料理するには事欠かない。
この異界は一貫して入るものに害を与える場所として
存在している設定。
外(他の世界)から来たものを生贄(養分)として搾取している。
ラスト、異世界に残った主人公がみた、ロード・オブ・ザ・リングのサウロンの瞳のような存在。
あの世界は1つの生き物なのかもしれない。
(ピノキオを飲み込んだクジラのような)
生き物だと仮定すれば、血管のようなものの正体もなんとなくわかってくる。
この世界の住人はいわゆる「はたらく細胞」たちといったところか。(現実世界の人間を擬態、模しているので、方足の老人のように不完全な状態なのかも)
もしかしたら「はすみ」は元々ここの住人で、定期的に世界を行き来している使者なのかも。または、後継者が現れるまで外部との連絡係(任期7年)といったところか。
エンドクレジット中「はすみ」の姪が電車で見た主人公は服装、荷物などがリセットされていた。
どのマルチバースの主人公なのだろうか。(笑)
次は「八尺様」を…
「案外」面白かった!
元ネタの不穏さを求めていくと見事に肩透かしを喰らいます。舞台の大半は昼間だし、みんなわりかしテンション高いし。
しかしその肩透かしが(意図したのかは不明ですが)徹底していて、結果として観客の期待値を明後日に裏切り続ける、テンション高めの邦画ホラーとしてかなり面白い仕上がりに!
舞台がきさらぎ駅である必然性がほとんどない、CGがめっちゃショボい、俳優陣の演技力にやや難、などの欠点に目をつぶれば、なかなかの当たり作品です。
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