ハウのレビュー・感想・評価
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まいったなぁ〜
まいったなぁ〜、犬好きにはとても沁みる映画やんか。
婚約者に振られた主人公(赤西)が、上司に勧められて保護犬を引き取りハウと名付け、新居で暮らすハメになったものの、徐々にハウの人懐っこさに心を撃ち抜かれていく様が可愛くてほっこりしてしもうたわ。
その後、アクシデントでハウが青森までトラックで運ばれてしまい、さてさてどうなるやらと心配したが、お約束どおり元居た場所(横浜)目指して一目散に戻っていく様子にちょっとホッとしたのも束の間、行く先々で様々な出来事(ダンスの中学生が良かった、また、傘屋の女主人との出会いに胸を打たれた。)に巻き込まれるが、なんとか主人公に再会(川沿いの土手での場面は最高やね!)して良かったなぁとなるところ、元居た場所から主人公が転居していたため、新しい飼い主にブンと名付けられていた。
ラッキーからハウ、そしてブンと名前を変えながら、人にやすらぎを与えてくれた存在はとても大きい。
主人公が新しい飼い主となった男の子にリードを離してはいけないと諭すところは自戒を込めて未来に託すことなんだろう。
主人公に寄り添っていた同僚(実はサビネコ)がいいなぁ。
また、ナレーションの石田ゆり子さんの声に癒された。
☆☆☆★★ 原作読了済み。 〝 とうちゃんを訪ねて三千里 〟 副題...
☆☆☆★★
原作読了済み。
〝 とうちゃんを訪ねて三千里 〟
副題〜田中圭は田中圭であり、一生、田中圭であり続ける〜
前半の40分過ぎ辺りまで、田中圭演じる民夫が彼女に振られ。ハウを飼い始める展開は原作通り(野間口/渡辺真起子のコンビはイメージ通り過ぎてちょっと笑ってしまった)だったのですが。ハウが行方不明になってしまう理由であり、ハウはその後、自力で(原作では青森から)何とか民夫に会いたい一心で帰ろうとする。
その際の幾つかのエピソード等は、大幅にカットされていたり。細かく変更されていたりと、「あれ?(映画は原作とは)全然違う話で展開されて行くのかな?」…と思いながら観ていた。
実際問題、原作では。ハウは事故で亡くなった…と証言する浮浪者が居て。映画では《足立さん》が浮浪者にサポートする場面が有っただけに。「成る程!ここで浮浪者が登場する訳か。」…と思わされた。
そんな《足立さん》だが、飼っている猫の話をする場面等、ほんの少ししか登場しない。
それだけに、最後の最後で《足立さんはそうゆう存在》なんですよ…と知らされる。
映画版での足立さんは、《そうゆう存在》で有るのを隠す必要がない為か?最初の登場場面からして《そうゆう存在なんです》…と、しっかりと観客に分かる描き方をする。
演じるのが池田エライザだけあって、軽いお色気場面が有ったのは実に眼福でした❤️
おじさん、あの太腿にスリスリしたいっス、、、ゴホッ(自粛)、、、あ💧脱線しました。
尤も、その影響なのか?民夫が片思いをする美人カウンセラー和泉の存在は完全にカットされていた。
原作だと、民夫と和泉との絡みだけで全体の1/4位は有っただろうか。
加えて、父親を亡くした新米漁師甲介のエピソードも完全にカットされていた。
この甲介のエピソードは。映画版最後のエピソードが、元々仲良しだった双子の兄弟の話で有ったのを。亡き父親との悲しさからハウの存在で癒される男の子の話へと変更されていた。
つまりは、甲介の話が最後のエピソードへと引き継がれている。
…いや、引き継がれていなければならないのだけれども、、、
元々、ハウが行方不明になる場面。それには原作だと仲良し兄弟が関係していた。
映画の最後、母親役の田畑智子は「実家の近くに越してきた」とのセリフが有った。
甲介のエピソードをカットした訳だし。最後のエピソードに双子の兄弟の話をカットしたのだから、本来ならば(カットした)甲介のエピソードへと繋げていれば実に上手い脚本…と思うのだが。
スクリーンを見つめながら、どうにもこうにも映画本編にはそんな意図は感じられなかった。
大体、そのような意図があったならば。ハウが行方不明になる直接的なエピソードは。
(一時母親の実家に遊びに帰って来た設定で)兄弟のキャッチボール(原作はフリスビー)でなくてはならないのだと思う。
脚本に於ける謎なエピソードに関して言えば幾つか有った。
(ハウの里帰りのエピソードとして)映画版での最初のエピソードにあたる、原作にはない約1分程の田中要次が登場する場面。
何故この場面が必要だったのか?がそもそも分からない。
もしも、尺を埋める為としては短かすぎるし。観客を笑わせようとするギャグ的な場面だったにしても今ひとつだった。
更に言うと。原作でのハウが南下する都度に震災の土地を通る描写が描かれている為、映画本編にもその辺りの描写がふんだんに描かれるだろう…のは想像出来た。
そんな中で、イジメに苦しみ登校拒否をする少女麻衣の心をハウが癒す話は、原作にも有るのですが。そこに震災で心が疲れてしまっている要素を織り込んでいたのは「あ!なるほど!」と思いながら映画を観ていた。
…しかしこの話にも何故?…と思わされてしまった箇所が。
映画&原作共に、駅のホームに佇むこの麻衣の前に電車は2度止まる。
車内には《もう1人の少女》
原作だと、この少女こそは麻衣をイジメる少女。
車内に乗り込めない麻衣を嘲笑っている。
しかし映画本編では、この少女の腕には謎な傷痕が。
それだけを見ると、震災による心の傷痕が癒せない麻衣と。以前は麻衣同様に、震災の辛さからリストカットを続けた過去を持つ少女の図式に見える。
しかも(車内に乗り込んでいることから)なんとか乗り越えたのだろう?…と。
どう観てもそう見える演出・画面構成。
「嗚呼そうか。原作だと単なるイジメに対して逃げている女の子の話を、震災の辛さを乗り越える話に変換しているのか」
…………_| ̄|○ 違うんかい!
映画は原作そのままの、単純なイジメに対する話になっていた、、、いや何だか勿体ねえなあ〜全くもう。
そんなこんなと、震災絡みの話はここで中途半端な状態で終わってしまうのは残念でした。
そんな麻衣のエピソードによるイジメが発覚する辺りから、映画は急に原作通りに展開し始めるのだが、この後に続く《次郎さん》の話は実に良かった。
地方都市に於いてしばしば問題となる【シャッター商店街】
その地に足を踏み入れたハウ。
短いエピソードながら、ファンタジー要素を取り入れ忘れ難い場面となっていた。
この時に、数シーンしか登場しない《次郎さん》役の石橋蓮司だが。一瞬で画面を一気に占領してしまう存在感は流石だった。
この後、修道院にハウは迷い込み。ハウの過去が明らかになるモトーラ世理奈の話へ。
実は、原作を読みながら。てっきり彼女は麻衣の役柄をイメージしていた。
同時に、この修道院へ逃げ込んでいる女の役には市川実和子だろう…とも。
まあ、確かに映画の配役通りで間違いないですね。年齢の設定自体がその方が相応しい💧
このエピソードで、ちょっとだけ面白さを感じた箇所がありました。
モトーラ世理奈演じる《めぐみ》
彼女を探し続けていた《トシ》
2人が対峙し、騒ぎが起こった時に。市川実和子演じるシスターが眼の下から流す【涙】
その涙こそは【聖痕】の象徴として演出しているのだと思います。
だからこそ《めぐみ》を助けるのがフランチェスカなのだろう。
ワンコのビスケット美味そうだった(笑)
田中圭と同僚役の池田エライザ。
2人は役所に勤めていることから。婚姻届で有ったり、住民票等を市民の人が取りに来る際に対応する。
(原作にもチラッと描かれている)品川徹演じる老人が、住民票を取りに来た時に。初めて知る過去に離婚した奥さんが既に亡くなっていた事実等を通して人間の生死に関わっている事実。
他にも、動物ボランティアの人達であり、点字ブロックに引っかかる自転車を処理したり…と。
2人の距離感を縮める為に仕掛ける細かいエピソード等、なかなか良い場面も多く。残念に感じる箇所も有るには有るのですが。相対的には手堅くまとまっている作品だと思いました。
そんな作品のコンセプトの奥底にあるのは。ひょっとして、市川崑監督の『私は二歳』を意識しているのではないか?…と、思いつつ。
2022年 8月21日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン10
悪くはないと思う。こういう結末も。
ある意味、薄幸だったハウの人生(犬生?)としては、こういう結末も、悪くはないと思います。評論子は。
必ずしも元の鞘に納まることだけが、ハッピーエンドって訳でもないと思うので。
あんなに帰りを待ち焦がれていたハウを、最近に父親(夫)を亡くし、その心の傷がまだ癒(いえ)えていないであろう母子に、何の蟠(わだかま)りもなく譲ることができるところに、ハウの帰宅を待っていた間の民夫の成長ぶり=過去との訣別を見て取ることはできないでしょうか。
その意味では、充分な佳作と思います。
評論子は。
(追記)
それにしても、めげないワンコですねぇ、このハウは。
思わぬ旅をすることになって、彼(彼女?)の赤裸々な人生(犬生?)も明らかになるのですけれども。
あたかも、彼(彼女?)は、民夫との再会を確信していたかのようなポジティブさでした。どんな局面にあっても。
(帰巣本能と言ってしまえば、身も蓋もないのですけれども。)
評論子がYouTubeを通じてよくお話をお聞きする精神科のドクターは、日ごろ「人との関係を良好に=ポジティブにしたければ、自分からまず先にポジティブを出せ」とおっしゃっていますが、正に、帰路の道中、ポジティブを出し続けるハウが、あたかも、自らポジティブを引き寄せている様(よう)にも、評論子には思われました。
いつ、いかなる時も、いわば「ポジティブ出しまくり」ともいうべきハウから学ぶことは、決して少なくないようにも思われます。
<映画のことば>
きっとハウは、みんなを幸せにして来たと思う。ハウは、そういうワンコだと思う。
ドラマより安っぽい作り
心温まる典型的動物映画
犬も猫も家族
我が家は17年間、猫を飼いました。
死んでしまってから間も無く10年になろうとしていますが。
犬は飼った事はなく 今年92の母が2匹のパグをとても甘やかして飼っていました。
ドッグフードなど食べさせた事はなくいつもササミや牛肉を茹でてあげてました。
歯周病になって1匹は全身麻酔で歯石を取る手術中に死んでしまい、リードは殆ど付けず。とても頭が良いから、と言うのがその理由でした。とんでもない話です。
犬の飼い方としてはもう糾弾される要素満載。
犬も猫も 飼うと家族旅行には行けません。
ペットホテルに預けるという選択もありますが、犬は人につく猫は家につくと言うように 猫は家を離れるのは餌が無いより苦痛です。
うちの猫は自由に外を歩く猫じゃなくマンションの室内だけが世界。ドアを開けて我が家のフロア前をウロウロするのがお散歩。
私はアレルギーがあったらしく、猫が死んでしまってからすっかり治癒した喘息とアレルギー性鼻炎がそれを証明してしまいましたが アレルギーあるからって 死ぬ訳でもない程度ならそれで手放す事はなかったです。
家族なので。
なので 死んだ後 別の猫を飼うとかも なし。
猫派とかでなく うちの猫だけ好きだっただけです。
そういう私がこれを見た感想になります。
と言うのも この映画は 熱烈犬派とかただいま絶賛飼い犬してます の人に 甚だしく評判悪いらしく。
でも これを好んで見たい人は そもそも犬好きで。
ターゲットと作風が合ってないのでは? と推測されるからです。
私は この構成は 上手く行ってると思いました。
犬は 帰巣本能がある と言うのは周知の事実で 過去には映画でなくとも 実話で 日本列島の半分(今回もそうですが)を徒歩で(?) 帰って来ています。
有名な話です。
鼻という器官は かつては人間も匂いを嗅ぐ以外に方向がわかったのだという仮説を聞いた事があります。
方向音痴の私は全くその機能が退化した典型ですが。
うちの亡き夫は どこかに車で出かける際、行きは揉めて夫婦喧嘩になる事度々だったのに帰りはちゃんと帰れる人でした。古代人に近かったんでしょう。
このハウの帰り道は 日本という国が現在抱えるいろんな問題を踏襲しつつ丁寧な描写で描かれていきます。
田中圭に 早く会わせたい視聴者がイライラするくらい。
DV夫がカッターナイフ出した時には、え!刺されてしまうとかナシでお願いしますよ とか 車のガソリンが垂れてきた時も爆発に巻き込まれ、、やめてよね! ともう 田中圭に会う瞬間だけを心の支えにして見てる訳ですよ。
それなのに一軒家をマンションに引っ越す たみおさん。
何してんねん😕です。
でラスト。
なるほどね。そういうオチを持って来ましたか。
という事で私的には まあまあ面白かった、かな。
ハウの気持ち
犬がくれる幸せ
ハラが立つ。犬好きは、決して観てはいけない。
犬を飼うなんて、所詮こんなものでしょ?
と、ペットについて舐めているとしか思えません。
飼うのではなく、一緒に生きるんです。
スタッフは犬と暮らしたことがないと思います。
いい加減な里親決めの冒頭から違和感ばかりですが、中盤まではハウ君の愛らしさで何とか鑑賞していました。
そして、修道院での雑で乱暴なくだりでついに気持ちが離れてしまいます。
しかも「その後、どうしたんよ?」という大事な部分が切り捨てられて、また放浪の身となっています。色んな人間の中を彷徨いながら、ついに再会・・と思ったら・・・「はあ!?」(唖然)
開いた口が塞がらないとはこのことです。
このラストは誰にも想像出来ない、違う意味でのどんでん返しで、これはありえないです。劇場で観ていたら「金返せ」と言いたくなります。
途中、ナレーションやセリフで「思い出さなくなった」と前フリがありますが、本当に大切な存在を失くしたら、忘れることなんて絶対ないです。
ハウ君の気持ちは全く無視。離婚に巻き込まれた子供たちのようです。
ハウの長い旅路とともに、一緒に応援していた観客の気持ちも完全に無駄になります。
ハラが立つ、虚しい作品です。
お前、犬飼うな
安定した癒やし
とても好き。ハウのプルーンみたいな黒い鼻に癒されました。
堪んないですね。
犬好きにはもう堪んない。
ハウにクンクンしたい。
ハウのモジャ毛をクシャクシャにして戯れたい。
白くて大きくてちょっと不細工な顔のハウ。
ハウが声を無くしてワンとかキャンとか泣けない理由は、
哀しくてとても書けない。
ハウが犬の保護センターに捨てられた理由も哀しくて
とても書けない。
それでも民夫(田中圭)に貰われて
相思相愛の日々。
それは長くは続かなかった。
ハウがボールを追いかけて・・・
階段を転がったボールは宅配便のトラックに跳ねて入り、
ハウはトラックに乗って横浜まで行ってしまう。
そしてなんと青森まで・・・
そこからのハウは記憶にある民夫の匂いを求めて、
798キロの長い長い旅をして、
ボロボロに疲れて、
ドロドロに汚れて、
多くの出会いと別れを繰り返す。
その出会いのエピソードも回分のように繋がっている。
それはハウの誕生から現在までの歴史を遡る旅でもあった。
民夫とハウの心境を優しく語る石田えりこのナレーション。
良い人全開・人畜無害感が最高な田中圭。
暖かく見守る同僚の池田イライザ。
出会う人も、
宮本信子、石橋蓮司、利重剛、市川実和子、田畑智子と豪華です。
ラストは予想外でもあり予想内でもあり、
ハッピーともアンハッピーとも、
どちらとも言える。
奥の深いラスト。
私は良かったと思います。
犬と人間の何か途轍もなく深い心の繋がりを、
のほほんとした緩い画面とストーリーの中に、
動物との接し方に、
愛だけでは語れない
さまざまな事情とか運命を感じて、
この映画は深いなあ・・・
人生の真実が詰まっているなぁ・・・
そう思いました。
犬も人も災難がすごくて観てられない…ベックくんお疲れ様!
公式Twitterにて鑑賞券を頂き、ようやく鑑賞。少々怖いとはこういうことねぇ…。平然な顔して現実的なことぶつけてくるじゃん。犬飼ってる身としては胃が痛い…。笑
犬の話というとやはり感動作になると思っていたし、別れそうだな〜と思っていたらやっぱり別れるし…。辛いところが多すぎて序盤からあんまりいい気はしなかった。それよりも周りが突飛な人が多いこともあって、エゴが凄いなと笑。いきなりフラレたり犬飼う話になったり犬消えたのにあっさり進んだり。おとぎなんだと思わせる場面も多かったが、実際のところ絵本みたいだと割り切れば受け入れられる。ロードムービーっぽく柔らかく作っている部分があり、それは受け入れられた感じ。
にしても残酷なのは、はぐれた犬との関係より出てくる人たちの過去よ。オムニバスみたいな進み方しているのでハウと同じような温もりに包まれるが、要素的にまあまあ重め。良くある「予告と違うやつ」みたいな作品になっている。前情報がゼロだと結構あっけにとられちゃいそう。妙なリアリティがかえってハウの行動力に疑念を感じさせる結果に。
主演は田中圭さん。ホントに良く出ているし、作品の色味を上手く引き出してくれるよな…とつくづく思う。ただ、その他キャストの使い方に「ん?」とならざるを得ない所も。その一方で、走り回ったりお座りしたり、ベックくんの活躍にはホント驚かされる。お疲れ様!って言ってあげたい。
なかなか可愛いけど、生き物を飼うのってそんな可愛いものじゃない。やんわりそんなメッセージを加えつつ、離れてしまったふたりの関係の行く末をドキドキしながら見守る。やっぱり犬が出てくる作品はあんまり観たくないなぁ…辛いから。笑
犬の映画だからって監督に犬童一心抜擢ってどうよ
2022年映画館鑑賞40作品目
8月29日(月)イオンシネマ石巻
ハッピーマンデー1100円
監督は『ジョゼと虎と魚たち』『死に花』『いぬのえいが「ポチは待っている」』『グーグーだって猫である』『引っ越し大名!』『最高の人生の見つけ方』の犬童一心
脚本は『ドラゴンヘッド』『鉄人28号』『青いうた〜のど自慢 青春編〜』『チーム・バチスタの栄光』『ジェネラル・ルージュの凱旋』『老後の資金がありません! 』の斉藤ひろし
犬童一心監督も脚本に携わった
犬が好きで好きでたまらない人におすすめ
猫派だけど犬も嫌いじゃない人にもおすすめ
綱吉のどこがいけないのか理解できないしむしろ名君だと尊敬する人にもおすすめ
飼い主に傷つけられ捨てられた保護犬ハウと婚約者に裏切られ捨てられた30過ぎの男赤西民夫と出会いと別れ
結婚が破談になり落ち込む民夫は職場の上司とその奥さんの勧めで保護犬を飼うことになる
白い大型犬にハウと名づけ民夫はすっかり明るさを取り戻した
そんなある日民夫が居眠りをしているあいだにハウが行方不明に
ボールを追いかけ長距離トラックの荷台に入りそのまま青森に到着
ハウは青森から民夫が住む神奈川まで一年かけて旅をするロードムービー
ナレーション多め
でも石田ゆり子なら良いだろう
ハウは色々な場所に訪れ様々な人々と出会い交流するわけだがやっぱり元飼い主との再会を果たす修道院が一番鮮明に記憶に残る
なぜかフランチェスコと名づけるシスターに笑える
カッターまで振り回すDV夫はマジで怖い
やっぱりスクリーンにドアップで映し出される迫力あるモトーラの顔ぢからはやはり映画館で観ないといけない
ローカル線に乗るか乗らないかいじめられっ子といじめっ子の対峙も印象的
ハウが虐待を受けたことを知った時はそれだけで涙が溢れた
何度もウルウルしてしまった
自分は犬が好きなんだなと
反韓だか反安倍だか知らんがデモ隊が機動隊と衝突してボコボコにされたとしてもなんの感慨もないだろうが犬や猫となると別
民夫が真里奈に振られたときは笑ったのにな
そういう人間なんだな僕は
最後はバッドエンドなのかな
たしかに意外な展開だったけど
それでもあれはあれで良かったと思うよ
エンドクレジットは平凡な部類だけどGReeeeNの歌唱力はいつ聴いても良いね
神奈川の市役所職員赤西民夫に田中圭
民夫の職場の後輩・足立桃子に池田エライザ
民夫の上司・鍋島史郎に野間口徹
史郎の妻で犬の保護活動をしている鍋島麗子に渡辺真起子
DV夫から教会に逃げてきた森下めぐみにモトーラ世理奈
結婚直前に民夫に別れを告げた真里菜に深川麻衣
原発事故で福島から引っ越してきた女子高生の朝倉麻衣に長澤樹
麻衣のクラスメートの亮に前川佑
めぐみの夫に細川岳
市役所職員に田村たがめ
岩手で自動車修理工場を営む男に田中要次
ハウに出会う老婆に草村礼子
妻に先立たれ市役所に訪れる老人に品川徹
修道院の神父に利重剛
修道院のマザーに伊勢志摩
修道院のシスターに市川実和子
ハウの新しい飼い主の母親に田畑智子
傘屋を営む関根志津に宮本信子
既に他界している志津の夫・関根次郎に石橋蓮司
ナレーションに石田ゆり子
「田中圭いい」
犬と飼い主の物語というよりロードムービー
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