「子どもの視線で物を見る事」カモン カモン 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
子どもの視線で物を見る事
子どもたちへのインタビューから始まり、
甥っ子との暮らしが始まる。
最初は子どものことなら分かってるから大丈夫。
と言う軽い気持ちのホアキンフェニックスを見てると
妻が妊娠した時の自分を思い出す。
子ども好きだから大丈夫っしょ!と言う考えが
浅はかで甘過ぎると思い知ることになると言うことを。
子どもがいかに純粋な発想で広い視野で物を見てるかを
分からせてくれた。
大人はかく言う僕も子どもたちを自分の狭くなった世界でしかりつけてしまう事があり深く反省した。
子どもは見てないようで見てるし、大雑把なようで
傷つきやすい。
映画で観るとなんて素敵なんだと思うのに、
我が事になると何故そうならないのだろうと考えて
しまいました。
とにかくホアキンフェニックスの戸惑いぶりも、
子どもと戯れる姿も愛おしかった。
元子どもとして、もう一度子どもの視線で物事を見て
何を考えてるか理解出来る大人になりたいものです。
コメントする