「ジェシーの天真爛漫に振り回されながら大切なことに気づかされるどこまでも優しくてキラキラ眩しいモノクロームが似合うドラマ」カモン カモン よねさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェシーの天真爛漫に振り回されながら大切なことに気づかされるどこまでも優しくてキラキラ眩しいモノクロームが似合うドラマ
物凄く優しい作品。様々な街に暮らすティーンエイジャーにインタビューして回ることに打ち込むジョニー、精神的な問題に悩む別居中の夫と一人息子ジェシーを甲斐甲斐しく世話するヴィヴ。母の死をきっかけにギクシャクするようになった二人の間を取り持つジェシーの天真爛漫さに振り回されながら自分の中にあるのに認めたくなかったものと向き合うことになる過程が美しいモノクロ映像で綴られています。
ティーンエイジャーとジョニーの対話部分はドキュメンタリーになっていて、大人達とは全く異なる感性を持つ彼らの言葉の一つ一つがかつて彼らと同じように世界に対して疑問を持っていたはずの我々の胸に響きます。
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