「ファンキー歯ブラシ」カモン カモン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンキー歯ブラシ
父親の心の病のために甥っ子ジェシーをしばらく預かることになったジョニー。頭は良さそうだけど、生意気で甘えん坊なジェシー(ウッディ・ノーマン)。歌い出す歯ブラシが欲しくてたまらないのに、必要ないという言葉を聞き、どこかに隠れてしまう。まるでかまってちゃん!ずけずけと質問してくる割には、「お話聞かせて」とベッドに潜り込んでくる・・・伯父さん何故独身なの?うっせぇわ!
お前も恋するようになればわかるよ。伯父さんは他人の哀しみや寂しさをよくわかる人間なんだ・・・さすがに9歳のジェシーに恋の話をしても無駄。「オズの魔法使い」を聞かせてやるほうがいい。と、どうしても伯父さんが寅さんに、ジェシーが満男に思えてくる。さすがに寅さんの名言まではいかないにしても、相手の心を理解しようとするジョニーの言葉が優しい。
ほんのわずかな期間だったけど、ジェシーはこの大切な時間を生涯覚えているのだろうか。新しい記憶をするためには古い記憶を削除するってのもキツい言葉だったけど、高校生となり恋をするようになったらまた伯父さんを訪ねればいい。
大きな変化もないままの平坦な印象を受けるかもしれないストーリー。しかし、移民の子どもを中心に未来にいついて語らせるジャーナリスト。子どもたちの素直で希望の持てる語りには、コロナ禍で未来が見えにくくなっている世の中に明るさを与えてくれる。このインタビューをどこかにまとめてアップしてくれないかなぁ~と思えるほどでした。
あの子ども達の受け答えとタイトルの「カモン.カモン」
子供たちの明るい未来を大人はちゃんと守らなければ~
私、子供はいないけど守る気持ちは持ち続けたいです。
歯ブラシは子供用なのであきらめましたが、音の出る電子レンジを見つけました。アコギです。ダイヤルを回すとおしゃれなコードを奏でます。なかなか調理が始まらないかも。調理中はオフリムショットのリズムが流れます。検討中です。