左様なら今晩はのレビュー・感想・評価
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秋元康とシェイクスピアの合作映画NO1
映画というより夜ドラくらいのテンションで見るように途中でシフトした
主演の久保さんは儚さと白装束がマッチしていて地縛霊にピッタリ
ただ不自然にドアップのワンカットが入ったり、これ乃木坂のpvか?みたいなシーンがいくつかあった
秋元康が監修入ってる?
主演の荻原さんは顔はかっこいいけど、相手のセリフを待つ間が少しぎこちなかった気がする(脚本の問題?)
あとシェイクスピアが監修したのかってくらい独白してた
独白って僕が知らないだけで皆家とかでしょっちゅうやってんの?
一回気になると音楽が唐突だったり、ただ喋ってる人を映すだけのカットとかも気になってしまう
あと全く仕事をしないただエロダルい後輩も人間味がなかった。ただエロかっただけ
尾道シネマの定休日だけ教えてくれたのは感謝!
これは願望だけどもっと尾道映してほしかった!
ラブミステリー 難解なのが面白い
人は誰も死ぬが、その思いには少なからずの執着があるだろう。
通常幽霊なるものは、その遂げられなかった思いにあまりにも執着した故に、幽霊となってしまうと一般的に思われているが、この作品では、幽霊に生前の記憶がないという面白い設定となっている。
余りにも美しい幽霊、主人公は最初驚くが、次第に彼女の存在が身近になって行く。
彼女もまた主人公に心を寄せるようになる。
「成仏」 一般的な概念。
霊能力者は彼女に何を伝えたのだろうか?
消えてしまった、つまり成仏してしまった幽霊の手掛かりは完全に潰えた。
主人公はあの不動産屋で何を教えられたのだろうか?
おそらくそれは、幽霊として飛び降りたあのベランダから転落死したのだろう。
主人公が捧げた線香はあの場所だったように見えた。
それが事故だったのか自殺だったのかはわからないが、飛び降りた瞬間、彼女はそのことを思い出したに違いない。
つまり霊能力者が言った成仏の方法が、そこでなされたのだろう。
同時に彼女がこの世から消え去ってしまう秒読みが始まったのだ。
彼女はそのことを彼に伝えることがなかなかできないでいる。
やがて彼が眠りにつくと、彼女はようやく寝ている彼に「さようなら」を告げる。
やっと思いを遂げたと同時にすべてに別れを告げなければならない。
「こんなにもいうのが難しいなんて…」という言葉に涙が出てくる。
このシーンは胸が詰まってしまった。
主人公は彼女の名字が「荒井」だと知り墓参りする。墓の裏に昭和52年と彫り込まれているので、彼女はその時代に亡くなったのだろう。
最大の難関は映画館だ。
彼女はそこによく通っていたことを思い出す。しかし休館日。主人公は彼女との約束を果たすために一人映画館に入る。
女子高生の呼ぶ声「愛~、こっちだよ」
彼と同じ列に入ってきた女子高生が彼と同じフレームにいて、やがて彼女の顔がアップされると、そこには幽霊と同じ顔がある。
その彼女は彼を見てほほ笑んだ。
このシーンは非常に多義的だ。彼女は生まれ変わったのだろうか?
完全なる私の妄想だが、
彼女はもうすでに生まれ変わっていて、現在は女子高生になっていた。当然生前の記憶などはない。
成仏せずに生まれ変わったのは特定の部分だけでも生まれ変わるということか、またはどんな場合でも連続して生まれ変わってしまうという輪廻転生のシステムがあるのかは、作家の自由な考えであり設定だ。
しかし、アイスケとしての幽霊はしばらくの間あそこに留まっていた。生まれ変わっているのでもう記憶はない。
しかし、愛が高校生の現在、アイスケは記憶を取り戻し、彼を愛したことで、一瞬にして愛にその記憶のような情報が送られたと推測した。
だから愛のあの顔は、この日に出かけた映画館で記憶の中にある主人公を見つけてしまうのだ。
まったくわからないのがタイトル「左様なら今晩は」の意味だ。
それは映画のタイトルであり、その内容はおそらくこの作品そのものだ。
もしかしたらこの映画館で上映された映画は、主人公らの記憶そのままが何故か映画館で上映され、それはまさに、二人だけが持つ記憶だった…ということになるのだろうか?
そして上映後、明るくなった館内で二人が顔を合わせたとき、本当の恋が始まるのかもしれない。
妄想力が爆発してしまった。
しかし面白かった。
考えさせるように作られている点がよかった。
【朗報】幽霊はノーブラ
透明感も包み込む様な表情も久保史緒里べくして
2022年劇場鑑賞90本目 良作 61点
久保史緒里を観る作品
当方3期生加入時から好きで、単純に見た目である顔やスタイル、表情や声がどタイプだし、才能に恵まれている所やプロ意識が高い所、すごくオタク気質でそのオタクの具合もMVの一瞬の表情が可愛いと探し探求する感性が当方のオタク気質と一致していたり、絶妙に絵に描いたような理想像な彼女を外仕事かつ演技で、それも幽霊役だなんて、久保の透明感だったり儚さ尊さを全面にスクリーンで感じるのが嬉しくて嬉しくて、初日舞台挨拶当選し楽しみにしていたのに、数日前にコロナになってしまい、泣く泣くリセールし完治後普通に鑑賞しました
もう贔屓目でしか観れないけど、白いワンピースに早口で喋るなんてもうファンからしたら視覚的にも聴覚的にも日常すぎてほっこりするし、演出もアイドルの域でこなしてくれたから監督にも感謝。制作やキャスティングの段階で事務省からのテコ入れや注意喚起があったであろうし、それを踏まえてちゃんと完成届けてくれたことに感謝です
配信されてまた鑑賞し、それからまた少し間が空いたのでまたみます
気軽に観れる
乃木坂ファンなので見ました。 とびきりおもろい訳ではないがゆったり...
設定以上は
若い頃、女の子らしき幽霊に抱きつかれた経験あり
幽霊と生活する系の作品は他にもあるが、リアリティ幽霊の日常系って珍しい気がする。日常系でギャグ幽霊が多いのは幽霊のリアリティを保ちつつ、長時間幽霊をメインで出し続ける難しさがあるのだと思うが、本作は愛助の幽霊感を最後まで維持出来ている。スタッフさんも役者さんも凄い。
主演の二人の演技はナチュラルでほのぼのしたやりとりをずっと見ていたくなるね。年を取ると、幽霊でいいからもう一度会いたいなと思う人が一人や二人居ると思うが、本作をみたら「こんな風に出てきてくれたら良いのに」と思うこと請け合いです。
ちょっとほんわかして、ちょっぴり切ない物語
乃木坂46の久保史緒里が映画初主演する作品。
意外に悪く無いです。漫画という原作があるからかもしれませんが、なかなか面白く見ることが出来ました。上映時間も98分と、最近の映画としては短め。そういうところも、ライトにみられて良かったと思います。
惜しい!と思ったのが、いずれにしても結ばれるはずのない二人の恋。もうちょっとせつなく描いても良かったんじゃないかなぁと思います。
ふわりとしたファンタジー
これは久保史緒里さんのPVかな?
幽霊はノーブラ
コミカルな幽霊ロマンスものといった内容ではあったけど、全然笑えないのが残念。そんな中でも不動産屋を演じていた宇野祥平のキャラは良かった。陽平に気づくまでいつも電話で顧客(?)と話していたが、その内容が笑えたので救われた感じ。
脚本(原作?)がどことなく役者に棒読みさせるような台詞のためか、学芸会レベルの序盤。事故物件であるはずなのに、恐怖すら感じさせない演技も原因か・・・中盤からは徐々に愛助の不遇な人生を想像させ、デートで映画館に行こうとする辺りで鑑賞に堪えられるようになった。何しろ尾道の映画館。幽霊もののロマンスという設定も相まって大林宣彦監督も偲ばれる。
人物設定が大人であるために、純情さと大人の恋愛とのバランスがちぐはぐなところも面白くない。「据え膳」がキスのみだったからなぁ・・・どうせなら、主人公が徐々にやつれて体力を奪われていくようなストーリーにしたほうが面白かったかな?(うーん、それだと牡丹灯籠か)
デート中、二人の姿が他の人から見えていたってこと?お好み焼き屋、自転車の二人乗りなど。
ちょっと出てきて欲しいかも。笑
何も回収しない脚本にやや疑問。
理想の幽霊
予告だけの知識で見るかどうか迷っていたけど、こりゃ見てよかった!シンプルながらに中々面白い作品。観客の心を優しく、暖かく包み込んでくれる、急激に肌寒くなった今日この頃にピッタリな映画でした。
この映画を鑑賞する人の半分近くの動機であろう、乃木坂46の久保史緒里。私はファンどころか、知りもしなかったのですが、もうめちゃくちゃ好きになりましたよ。私服の姿が想像できないくらい幽霊の格好が似合っていて、普通の人間であることに違和感を感じそうなくらい幽霊役がハマっていた。なにより、広島弁を喋る彼女が超可愛い。ああ、こんな幽霊が家に住んでいたらずっと居てください、って思っちゃう理想の幽霊(?)を見事に演じてました。めっちゃ可愛い!
音楽が終始安っぽくてちゃっちいのは頂けないんだけど、その代わり作風が綺麗ですごく居心地がいい。ストーリー展開も悪くなく、結構続きが気になっちゃう。幽霊に驚いたり、苛立ったり、変貌して守ろうとしたり、色んな感情が湧いてくる主人公にも思わず感情移入してしまうし、少ない制作費ながらに色んな工夫が施されているのは推せる。
まぁ、ただパンチは無いし、物足りなさも否めない。演出がわざとらしいかな。本作をめちゃくちゃ面白い映画に仕上げるのはなかなか難しいかもしれないけど、もうちょいしっかり描いて欲しくはある。人間と幽霊の壁みたいなのは上手く描けていたんだけど、その先があと一歩って感じ。でも、割と好きよ、この映画。
久保史緒里ファンなら見るべき良作!
ファンでない人も思わずファンになってしまう良作!というか、彼女が逸材!完全に久保史緒里が全てを持っていきましたが、そこそこよく出来ている作品です。ぜひ。
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