「彼女感」左様なら今晩は U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
彼女感
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キスする寸前の久保さんが可愛らしい。
そういう映画。
普段、画面越しにみる彼女はとても清楚な感じがして、性的な魅力はほぼ感じないのだけど、こおいう作品でみる彼女には、普段見れない表情とかがいっぱいあって、楽しい。
自分がそんな見方をするようになったのかという驚きもあるのだけれど、久保さん的には、役作りの賜物か、それとも自身の解放かみたいな感じだった。
恋愛というものに向き合う彼女は魅力的だった。
それでもどこか不可侵な部分もあって…俗世離れしてる"幽霊"って役所にもハマってたように思う。
衣装とかも技アリで、白いドレスに黒髪ロングな出立ちは、表情さえ映さなければ恐怖の対象にもなり得るようなテイストがあって、恋愛に終始する物語のスパイスとして役立ってた。
その辺りは監督の手腕なのか、原作者の作為なのか、いずれにせよ功を奏してたと思われる。
幽霊なんだけど、時折天使に見える久保史緒里って役者さんは、貴重な才能なのだと思う。
ただ、キスシーンが無くて良かったとホッとしてる自分に結構な驚きを感じつつ、キモい。
最初のとっかかりが疑問ではあって…人外の存在への恐怖とか畏怖はあってもいいのだと思うし、あのドレスを見て「ノーブラ」といい当てる同居人の眼力は相当逞しいと思われる。
突然ぶっこまれた予想外の台詞に???なのである。
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