「極力説明を排した映画なのかと思うと」ケイコ 目を澄ませて 北枕寝二さんの映画レビュー(感想・評価)
極力説明を排した映画なのかと思うと
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今年スクリーン2作目はいつもの映画館で
最終週にちょうどいい開始時間となり嬉しい
観たいと思っていたら
キネ旬で賞を獲った
期待がどんどん膨らんでいたのだが
鑑賞後感は大したことなかったな~
岸井ゆきのの主演女優賞は納得できるし
これをステップにさらに大女優へと昇っていくと思う
神は見返り…と別人な人格を見事に演じている
しかし如何せん強そうに見えない
コーチ相手のパンチなど確かに上手いが様式美というか段取りというか
百円の恋の安藤サクラと比べると…
助演賞の三浦友和には納得がいかない
台詞回しはさすがに上手い しかしつるつるし過ぎ
こちらは吉田監督のBLUEの会長と比べてしまう
なんか意味ありげな帽子が馴染んでいない 頭がデカい
先代会長の息子ということはボクシングは強くないのか
仙道敦子は嬉しかったが妻とは…娘かと思った
なんかエピソードが散漫で消化しかねた
・冒頭の書き物
・途中でジムを辞める若者
・新しいジムの女会長と断る理由
・弟のキャラクター
・弟の交際相手
・休みたいとの会長への手紙
・主人公のホテル仕事の信頼度
・主人公の友達
極力説明を排した映画なのかと思うと
三浦友和にペラペラしゃべらせたりもしていて何だか居心地が悪い
まぁそうはいっても退屈しなかったし
余白というか行間が感じられて味わい深かったような気もする
キネ旬1位だしなぁ
オラのレビューはとっとと終わらせて他の人のを読むのが楽しみなのだ
終了後は格安定食チェーンで一人呑み
瓶ビールとつまみ2品で890円ナリ
帰って風呂入ってまた飲んで締めた
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