「耳が聞こえないということ」ケイコ 目を澄ませて TAICHIさんの映画レビュー(感想・評価)
耳が聞こえないということ
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耳が聞こえない女性プロボクサーの話
ボクサーということをぬきにして
あらためて
耳が聞こえないということは
とても大変だということを
痛感させられます。
聴者に対して
ろう者の世界はこうなんだ
ということを
示してくれている感じがした。
生活音だけのエンドロールが
象徴的でした。
画面に映っているのはケイコだけで
周りでのやり取りの声が聞こえてくる。
ケイコは無反応。
見ている聴者はそのやり取りが気になる。
そんなシーンがいくつかあった。
聞こえないって怖いな
不安にならないんだろうか
と思って見ていた。
会長の奥さんが
会長の病状を話すシーン
パンフレットの説明には
「呆然とするケイコ」
みたいに書かれていたけど
手話なしで喋ってるだけだったので
伝わってなくてキョトンとしてるだけ
かと思ってしまった。
いろんな人に見てほしい作品です。
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