「文学小説と創り方が同じ」ケイコ 目を澄ませて Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
文学小説と創り方が同じ
主人公のケイコがほぼ話さないから、説明が少なくていいね。心情を推し量りつつ観るしかない。
ケイコは言いたいことはないのかというと、そんなことはなく、うちに秘めてるものが、飛び出してくる瞬間がある。そこで心を打たれるし、「弱い犬ほどよく吠える」って本当だなって思ったよ。ケイコは強い。
ラストは「ここで切ったら凄いな」って観てたら、切った。すごい。
説明の少なさも、余韻を残すラストも、文学小説みたいと思ったよ。
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